掲載・更新日 2022/09/02

眼内レンズについて

 選定療養と自由診療
眼内レンズは濁ってしまった水晶体の代わりをする人工のレンズです。メガネやコンタクトのように度数が入れられるので、近視・遠視・乱視をある程度矯正することができます。
眼内レンズは大きく分けて単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの2種類があります。
 単焦点眼内レンズ
一般的に白内障手術で使用される眼内レンズです。名前の通り1ヶ所に焦点が合います。それ以外の場所を見るにはメガネを使用して見ます。例えば遠くを見やすくした場合は、新聞など近くを見ようとする時にはメガネが必要になります。逆に近くを見やすくした場合は車の運転など遠くを見ようとした時にメガネが必要になります。
遠く・近くどちらに焦点を合わせるかはある程度ご希望に沿うようにしますが、一般的に今までの生活のスタイルを変えない方の焦点を選択します。例えば今までメガネ無しで遠くが見えていた方は遠くに焦点が合うようにします。
詳しくはご相談ください。
近くに焦点を合わせたイメージ
遠くに焦点を合わせたイメージ
上記画像はあくまでもイメージです
 多焦点眼内レンズ
単焦点レンズとは違い数か所に焦点が合いやすいレンズです。このため手術後に遠くも近くもある程度メガネなしで生活できるようになります。ただ近くが見にくい場合にはメガネを使用する必要があります。また個人差はありますが、術後特に夜間の街灯や車のヘッドライトが手術前より眩しく感じられる傾向があります。
一口に多焦点眼内レンズといっても様々なタイプがあり、当院では国内承認を受けているレンズから最新の輸入レンズ(国内未承認)まで様々なレンズを準備しています。選択の基準は白内障手術後にどの程度メガネを使用してもいいか、趣味・仕事など生活のスタイルによって選択していく必要があります。またレンズの種類によって使用できる制度、費用が異なりますので詳しくはご相談ください。 
多焦点レンズを挿入した場合のイメージ
夜間の見え方のイメージ
上記画像はあくまでもイメージです
 選定療養とは
保険適応外の治療を保険適用の治療と併用して受けることができる制度です。眼科では2020年4月より多焦点眼内レンズを使用した白内障手術でこの制度が使用できるようになりました。(当院では2020年7月より開始)
これにより従来全額自己負担であった多焦点眼内レンズの費用の負担を軽減したかたちで受けられるようになりました。(使用レンズは国内承認レンズに限る)
 自由診療とは
フェムトセカンドレーザーを用いた白内障手術や輸入レンズを使用した手術がこれに該当します。フェムトセカンドレーザーを使用した安全かつ正確な手術が受けられたり、最新の眼内レンズが使用できますが、健康保険が適用されないため、手術にかかわる費用は全額自己負担となります。また健康保険適用の診療と併せて自由診療の治療を受けた場合、本来健康保険適応となる治療も含めて全額自己負担となります。
 
補足資料
  多焦点レンズの費用について
  (国内承認)眼内レンズ比較表
  輸入(国内未承認)眼内レンズ比較表
  輸入レンズ(国内未承認レンズ)を希望される患者様へのへの注意点


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