海を守る人たち


ライフセーバーってご存知ですか?

海での事故を未然に防いだり、溺れている人を助けたり
監視員をしたり、浜辺をパトロールしたり、そんな任務についている
頼もしい人たちです。

今回遊んだ 熱川の海岸でも数人のライフセーバーを見かけました。
女性も男性も、目立つように派手な帽子をかぶっています。
海岸に数人、沖に二人、防波堤に本部、
という具合に四方から見守ってくれています。



このライフセーバーさんは
海水浴をしている人たちが沖まで行かないように、
海の中に入ってみんなの行動を見守っているところです。
沖の方から海岸を監視しているわけですね。

浮き輪やボートに乗っていると、
知らないうちに沖の方に来てしまっているということがあります。
潮の流れってありますからね。
浮き輪に乗ったカップルが結構沖の方まで行ってたんです。
そしたらライフセーバーさんが
「流されてますよー。そろそろ戻りましょうか」
などと声をかけていました。
事故になる前に未然に防ぐ、ということでしょう。
実際、潮の流れが強くて、このカップルは戻るのに苦労していましたから
あのまま流されたら大変なことでした。

浜辺でウニのカラを拾っているライフセーバーも見かけました。
とがったカラを踏んだらケガしますからね。
 ← ウニ
楽しく遊べる環境を整える、という意味で、そういうことも大切なのでしょう。

1日に何度か、ライフセイビング協会からの放送が入ります。

「こちらは 日本ライフセイビング協会です。
 ただいまの時刻は午後0時・・・」


と続き、その日の満潮、干潮の時刻や立ち入ってはいけない場所などを
教えてくれます。

その中で大変にためになったのが
「助けてサイン」

片手を大きく左右に振ればOKという簡単なものです。
困った時や溺れた人を見かけたときにこのサインを送ると
ライフセーバーがかけつけてくれるそうです。

みんな、自分は事故や事件とは関係ないって思いがちだけど
いつ起こるかわからないのが事故ですからね。
覚えておいて損はありません。

この『助けてサイン』には実演がありました。
あちこちにいるライフセーバーさんたちが
実際にどんなものか見せてくれます。


放送 「これから、ライフセーバーが
『助けてサイン』を実演します。
皆さま、それを参考に、溺れた時や、溺れている人を見かけた時には
『助けてサイン』でライフセーバーに知らせてください。

それでは、ライフセーバーの皆さん、『助けてサイン』をお願いします。
海水浴をお楽しみの皆さま、お近くのライフセーバーにご注目ください」


『助けてサイン』を送るライフセーバー


なるほど。
これが『助けてサイン』。
実際に見せてもらえるとわかりやすいよね。



しかし・・・






見ていない・・・

だめじゃん、おねぇさんたち。








とか言ってる場合ではないよ。










だれも見ていない・・・









実演してる人の立場も考えようよみんなー






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