衝撃の細い道

細い道を自転車で走っていました。
細い道だってのにトラックが止まってる。
前を品の良さそうなおじいさんが歩いていました。

ぬかしたかったんだけど、道が細いし、左は塀だし、右はトラックだし。
ダメだ。
トラックのところを過ぎるまでは抜かせないのでゆっくり走っていました。

 

自転車に乗るたた美。なわとびしているわけではない。

 


「おじいさんがトラックを通り過ぎたら抜かそっ」

そう思っておじいさんの後ろをゆっくりついていきました。

次の瞬間



ブブ〜〜っ☆ 
(おじいさん思いっきり
おなら)
しかもすっごいデカい音



うげ〜〜っ!


逃げようがないっ!

やめてくれー。

しかし、おじいさん、身じろぎもしないっ。

全く
何事もなかったかのよう
普通に歩いている。


なんで?

これは彼にとっては日常なんだろうか

空気吸って はくようなもんなのか?(笑)


でも

でも たた美違うっ


笑いたいっ

大笑いしたいっ



でもできない〜〜〜
ぎゃははははは☆




どうしよう、においまで強烈だったら


たた美、ここで息を止めて我慢(笑)

なんとかトラックを通り過ぎ、おじいさんを追い越す。

やっと息を吸う。

よかった。くさくない(安堵)





でもね 

嫌だった。

  

 

向こうから歩いてきた知らないおばさんに

たた美の仕業だ

って勘違いされなかったかな、って思ってさ。