「一文字屋和助」と「かざりや」の2軒が仲良く(?)向かい合わせで営業していま
す。
2軒ともあぶり餅(15本500円)が有名なお店です。
京都市北区に今宮神社があり、その東側から、神社に入る参道にあります。
神社に向かって、右側が「一文字屋」さん 左側が「かざりや」さんです。
駐車場はそれぞれ数台ずつ同じ場所にお持ちですが、「かざりや」、「一文字屋」
と明記されていますので間違わないようにしましょう。
徒歩でおこしの人を見つけると、壮絶な客引きバトルが始まります。
お店のおばちゃんと目が合ったら、あきらめて、そのお店に入りましょうね。
お餅の食感と、白味噌の甘く上品なタレが味の秘密。
よく見ると、きな粉を付けて焼いてある。
少し焦げが付いていて香ばしさと甘さとが絶妙。
親指大に無造作にちぎられたお餅を、先端だけ数センチ割かれた竹串に落
ちないように手早く刺し、炭火であぶるのです。
いくらお店が混んでいても決してガスなどは使いません。
真冬でも真夏でも扇風機で扇ぎながら香ばしい白い煙を参道いっぱいに舞い
上がらせています。
「かざりや」さんは「一文字屋」さんと比べ味はほとんど、お同じでしたが、焦げ目
があまりないので、若干まろやかかな?甘さは、ちょっぴり控えめのような気もし
ます。でも基本的に「一文字屋」さんと変わりません。
2件とも時代劇に出てくるような街道沿いの茶店の雰囲気です。
もともとが、そうだったので当たり前ですね。
座敷(無料)があり、坪庭を見ながら落ち着いて頂けます。この座敷を使うときは
はっきりと関西弁で「奥、いかしてや」と言うだけです。
ています。
なり、再度願い事を込めて、3度手の平で撫でて、又持ち上げる。
この時、軽くなれば願い事が叶うという。
なにげなく歩いていると通り過ぎてしまうような小さなお店です。
今出川沿い、バス停・北野天満宮の横にある”おもひで焼き”のお店。
”おもひで焼き”とはなんぞや?
簡単に言えばお好み焼きのようなものです。
ただ、お好み焼きほど厚ぼったくはありません。
おやつ感覚で食べられる、気取ったところが無い、どこか懐かしいお好み焼きです。
値段は小で100円!(消費税不要) 卵や、肉は入ってないですがおいしいです。
きっと出汁がいいのでしょうね。しっとり焼けた生地はまるでオムレツのよう。
100円だからとバカにしたもんじゃありませんよ。
これまた激安!!
行列で並んでいることもしばしばあります。
400年ほど昔、京都・北野天満宮の縁日になると決まって現れる一人の老人がいた。
境内の出店の者に小さな餅を売るとどこかへ去って行く。
この餅は、薄い餅皮にあんを包んだ上品な餅で、次第に評判になった。
ある時、一人が老人に尋ねると「河内屋長五郎」と名乗ったそうな。
天正15(1587)年10月、九州平定を終えた豊臣秀吉は北野天満宮の松原で
大茶会を催すことになり、市中に高札を掲げて上下の別なく参加を呼びかけた。北野の松原
には1500〜600の茶屋が並んだ。
拝殿内には秀吉が収集した名物茶道具がすらりと披露され中央には秀吉自慢の黄金作りの
茶室が飾られた。秀吉と千利休、津田宗及、今井宗休の4人も参会者に茶をたてた。
長五郎も出店仲間に言われて茶屋を出し、秀吉に餅を献上したところ大層気に入られ
「以後『長五郎餅』と名乗るべし」と命名されたという。
北野下の森に店を構える「長五郎餅本舗」の由来話である。
特設お茶席を設け、販売をしています。
市内デパートでも購入可能です。
宇治ミルク金時 冷やしあめ わらび餅
800円 抹茶シロップがつきます 100円 400円
冷暖房の良く効いた座敷。80人ほどが入れます。 座敷から見える坪庭
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