1.何が違う?
 決定的な相違は手数料である。金なら、価格帯にも依るが、往復で10,400円。これが正規の手数料なので現在は電話注文を選ぶと、必ずこれだけ取られる。証拠金が60,000円だから注文した瞬間に16%以上の財産が消失するわけである。確かに、これは高い。
 一方、ネット注文をするといくらになるか? これは取引員にもよるが、大体1,000円位というのが相場であろう。そうすると、正規の手数料の93%のディスカウントである。

2.情報量は?
 手数料が違う分だけ、面倒見も違ってくる。もちろん取引員によっては全く変わらない場合もある。むしろネットの方が定型的な情報ではあるが、きちんとしたものを提供してくれる分、価値が高い場合もある。だが、通常は電話注文の方が、価値ある情報を提供してくれる。いわゆる「ここだけの話」という奴である。
 自分の資金で相場を張ることを手張り、と言うが、手張りをやっている営業マンは本当に人脈が広い。その分色々な情報が入ってくる。その情報をもとに相場を張るのだから、とても参考になる。

3.結論
 経験の浅い間は電話注文を選ぶべし。営業マンのケアに対して不満を抱いたら迷わず、会社を変えるべし。営業マンの接客スタイルは個人の資質の部分もあるが、大抵は会社の体質を表しているから。どんどん会社を変えているうちに、いい会社・悪い会社が見えてくる。
 一通り、相場というものが理解できたらネット注文に移行すべし。でも最低限チャートが読めるようになってからにした方がいい。でないとチャートは与えてもらってもチャートの読み方までは教えてくれないのがネットだから。
 基本的には前ページの3社でいいと思います。

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