千曲市博物館めぐり 「国重要文化財・水上布奈山神社」 (3)
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■ 諏訪大社の末宮として建立

布奈山神社は慶長8年(1603年)に北国街道下戸倉宿が設置されたとき鎮守として諏訪大社の末宮として建立、現存の社殿は1789年に「大隈流芝宮長左ェ門矩重」により建替えられ社名も「水上不奈山神社」に改められたと言う
間口10尺の一間社流造りの小さなお宮ですが四方八方の柱、欄間に施された芸術彫刻は目を見張るものばかり、上り竜下り竜、蘇鉄に兎、七賢者、唐獅子、鳳凰などが有名、国指定の重要文化財に指定されている

 
 上り竜下り竜、蘇鉄に兎、七賢者、唐獅子、鳳凰などが有名、国指定の重要文化財に指定されている     

築220年現存の調和の取れた彫刻に感動


■飯盛女の献燈篭

献燈篭の背後に建つ稲荷神社
拝殿、大きな覆屋を正面にして右側には「飯盛女の献燈篭」といわれる石の燈篭が建っている。

千曲市の有形指定文化財にも指定されているこの燈篭は、天宝10年(1837年)に戸倉宿に働く飯盛女の52名が旅籠屋主人らとともに稲荷神社前に献じたものであると言われている。  写真右下

境内隅の稲荷神社 下戸倉宿の旅籠主が寄進の灯篭と言われている。写真左下




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