国指定重要無形民族文化財[雨宮の御神事] (2)
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武者を先頭に「ユウトユウト」の掛け声で繰り出す神輿
■国指定重要無形民族文化財

[雨宮の御神事踊り]
御神事前触れを知らせる御太鼓(おんだいこ)による太鼓踊り
おいらん歩きで御行事(おんぎょうじ)のの練り込み  大きな団扇は裏返しにしたりして祭りの進行を指示する                 御鍬(おんくわ)による五穀豊穣を願って鍬踊り
昔は、近隣11ヶ町村の大祭でしたが、今では、雨宮地区の男性のみ200人余でとりおこなわれます。
村の中、7箇所で村の安全と豊作を願い御神事踊りを舞います。
太鼓にあわせ、打ち鳴らしては踊り、踊りては打つ、風情のある舞で、ある時はゆっくりしたテンポである時は激しいテンポで踊ります。

■「陽獅子」 

獅子などの祭具は、御神事の年の4月に区民総出で各組の公会堂で製作します。
獅子は紙製で 「陽獅子」と 「陰獅子」があり御神事踊りの主役で祭りの最後クライマックスの「橋懸かり」で獅子頭の髪が落ちて流れていく数が多いと豊作になるとか?


■「陰獅子」と「宝珠獅子」

村の中を巡行する前のお宮の境内で陰陽4頭、獅子頭の踊りで重さは20キロの獅子頭を高く差し上げているが大変な労力で、一斉に揃ったと時は何年に1度ぐらいとか? 獅子役は陽獅子2人、陰獅子1人、宝珠獅子1人の4人が担当する。

「陽」は日の神、「陰」は闇を意味し「宝珠」は宝を意味しています。
頭に冠をつけた幼児達は「児踊り」(こおどり)と言い祭りの添え役で、中でも小学生の頭にお宮を頂いた「中踊り」(なかおどり)と言い本日の主役、神様に次ぐ重要な役目をしています。

この祭りはお宮で朝踊り(あさおどり)をした後松代城で御神事踊りを行った時代もありました。

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