【API Function】

カーソル位置を取得・設定
　カーソル位置を取得・設定には、GetCursorPos,SetCursorPos関数を使用します。
この関数から取得、関数に設定する値は、常にピクセル単位です。

（GetCursorPos,SetCursorPos　関数の使用方法）

フォームのGeneralセクションに次の宣言コードを追加して下さい。
ここで、GetCursorPosとSetCursorPos関数の引数が違うことに注意して下さい。 GetCursorPosでは、構造体を使っているのに対し、SetCursorPosでは、x,y座標 を単独で指定します。 

'構造体の定義
Private Type POINT
    x As Long　'x座標格納
    y As Long　'y座標格納
End Type

'APIの宣言
'マウスカーソルの現在の位置を､スクリーン座標で取得
Private Declare Function GetCursorPos Lib "user32" _
        (lpPoint As POINT) As Long

'マウスカーソルの位置を指定されたスクリーン座標に移動
'ただし、ClipCursor 関数によって設定された長方形よりも
'外側に出すことはできない
Private Declare Function SetCursorPos Lib "user32" _
        (ByVal x As Long, ByVal y As Long) As Long

フォームにLabelを1つ配置して、Form_MouseMoveプロシージャに次のコード を追加して下さい。

Private Sub Form_MouseMove(Button As Integer, Shift As _
        Integer, x As Single, y As Single)
    Dim p As POINT
    Dim msg As String
    ret = GetCursorPos(p)
    msg = "スクリーン座標　" & "(" & p.x & "," & p.y & ")"
    Label1.Caption = msg
End Sub

ここでは、SetCursorPos関数については、ふれていませんが、単にカーソルの 新しい位置を引数に指定するだけなので、簡単に使用できると思います。

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