カーソルを表示・非表示には、ShowCursor関数を使用します。
カーソルを非表示にする機会は、あまりないと思いますが、スクリーンセーバー 等、カーソルがユーザーから見て邪魔になる場合にカーソルを非表示にします。
(ShowCursor 関数の使用方法)
宣言コード
次のように引数にFalseを指定するとカーソルを非表示にし、 Trueを指定するとカーソルを表示します。
'APIの宣言 Public Declare Function ShowCursor Lib "user32" _ (ByVal bShow As Long) As Long
(戻り値について)
Dim ret As Long 'カーソルを非表示にする ret = ShowCursor(False) 'カーソルを表示する ret = ShowCursor(True)
マウスカーソルは内部的な表示カウントを持っています。通常、起動時は この値が0です。0以上の場合、カーソルは表示され、0未満になると非表示に なります。ShowCursor関数を、引数にFalseを指定して呼び出すとこのカウントが 1つ減り、Trueを指定して呼び出すとこのカウントが1つ増えるために、カーソルが 表示されたり非表示になったりします。戻り値は、この新しい表示カウントです。