コラム

Columu

1 楽器選び

楽器選び 2013/2/22

コラム第一弾として肝心な楽器(ベース)選びにふれたいと思います。
実際レッスンの問い合わせにも
『ベースをこれから買うんですけど何がいいのかわかりません。』
ってなこともしばしば。まして初めてのベースならチンプンカンプンなのは当たり前です。
これが正解ってわけでも無いですが、
私の思うベース購入論を段階を経てつらつら書こうと思います。
参考程度に読んでもらえれば。。。

初めてのベース選び
初めてのベースとは謎に包まれすぎてて楽器屋、
特に大手楽器屋では種類がありすぎて嫌悪感まで持ちます。(嘘)
実際弾いてみてって言うけどこれからはじめるのだから
善し悪しなんてわかるはずもありません。
それで基準になるのが値段でしょうね。ざっくり言うと5万~10万円くらいでしょうか。
はじめの1本としては5万円が普通、10万円近い楽器は少しリッチです。
ちなみにベースのグレードは5万~10万円、10万~20万円、
20万~30万円の区切りで大体上がります。
2、3万円のベースもありますがもし後々バンド組んでライブしたいと考えていたらお勧めしません。
「値段だけかい!」って話ですがここはざくっと言うと、
あとは色と形でかっこいいと思うもので選べば良いと思います。

実際何十年もベースを弾いているプロだって、見た目とか色で選ぶ事もあるんですもの!

それとこれくらいの値段では楽器の個体差もそれほどありませんし、
見た目が気に入ってるかどうかも楽器愛にかかわりますから。(笑)
まあしいて例を挙げればFender(フェンダー)と言うメーカーの
JazzBass(ジャズベース)という形が定番です。
ジャズベースと言っても音楽のジャズとは関係なく楽器の形を意味します。
ちなみにこれです↓↓↓。

jazzbassfed.jpg


値段もピンキリですが日本製なら5~10万円くらいで死ぬほどあります。
その分色とかも選び放題です。ちなみに最もスタンダードなベースの音がして、
将来的にやりたい音楽ジャンル が変動しても柔軟に対応する器用なやつです。
そー言う意味でも最初の一本にはお勧め。
プロと呼ばれる人の95%は所有しているほど信頼もあります。
ちなみに95%って言うのは私の偏見です。(実際それくらいだと思いますが。)
形の特徴としては

jazzbassfed22.jpg

上の画像で記してあるPick Up(ピックアップ)とよばれる弦の振動を拾うマイクが
2個並んでいる事です。
このPick Upは数や形でベースの型番の種類が分けられるほど重要なポイントです。
Fenderというメーカーはベースを生んだメ-カーで、
今や色んなメーカーからベースが出ていますが現在でも一番人気のメーカーです。
車で言ったらTOYOTA、 ペヤングで言ったらソース焼きそば、
それくらいのシュアです。等レッスンでも特に良くわからないって方にはこれをお勧めしています。

余談としてJazzBassの次によくあるベースの形は
PrecisionBass(プレシジョンベース)と言う物です。
先ほど説明したPick Upが真ん中に1個というのが特徴です。
↓↓↓

pbasss.jpg

ジャズベースのような多彩な音は出ませんが、
音が太くてパンチがあり世にエレクトリックベースが生まれた最初の形です。
ジャズベースを強くお勧めする私のメインベースもこれです。(笑)

上記の2タイプのベースはド定番なのでよくわからなければ
このどちらかで間違いないでしょう。



2 フィンガリング

フィンガリング 2013/2/23

フィンガリングとは左手の指使いの事をさします。左利きの人は右手になります。
レッスンでは1-2-3フレットと順に押さえる時は人差し指→中指→小指、
と押さえるフォームを徹底していることがあります。
これはもともとウッドベースの基本フォームでそれをエレキベースにも取り入れているわけです。
一見薬指があまってしまう気もしますが実はこの3本の指で大抵のフレーズが弾けてしまうのです。
小指の代わりに薬指でもかまわないのですが、エレキベースの指板の大きさを考えると、
小指なら意識して指を開く必要もなくなりきちんとフレットの際を押さえられるのです。
慣れてしまえば小指を使うほうが楽ですし。

日頃『綺麗なフォームで押さえられたほうが良い』といっているわけですが、
そもそもベースはフレットとフレットの間が広いし弦も太いので効率の良い押さえ方をしないと
まともに音が鳴らなかったり最悪手を傷める危険もあります。
例えば中指で弦を押さえるとき、

良い押さえ方
yubi1.jpg


悪い押さえ方
yubi2.jpg


右の写真のように関節が曲がってしまうと
yubi3.JPG
矢印の方向に力が逃げてしまい良い押さえ方にくらべ余計な力がかかってしまいます。
よく指を立てて押さえるのが基本といいますがそれは
力が効率よく押弦に注げられるからということです。
このことを忠実に守り練習を重ねれば手の小さな女性でもなんなく
ベースの弦を押さえることができるのです。

私の考えですが普段はどんなフォームで弾いてもかまわないと思いますが、
綺麗なフォームで弾かないとスムーズに弾けないようなフレーズとかが出てきた時に、
スッと綺麗なフォームになることが出来ることが理想です。
綺麗なフォームで弾けること""出来るってのが重要なのです。
いつもお上品なフォームではロックじゃないですしね。(笑)

ベースという楽器に慣れてくると気付きますがこの指を立てるという作業は、
人差し指では例外なこともあります。

レッスンではその辺の合理的な指の使い方もマスターします。

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