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フィンガリング 2013/2/23

フィンガリングとは左手の指使いの事をさします。左利きの人は右手になります。
レッスンでは1-2-3フレットと順に押さえる時は人差し指→中指→小指、
と押さえるフォームを徹底していることがあります。
これはもともとウッドベースの基本フォームでそれをエレキベースにも取り入れているわけです。
一見薬指があまってしまう気もしますが実はこの3本の指で大抵のフレーズが弾けてしまうのです。
小指の代わりに薬指でもかまわないのですが、エレキベースの指板の大きさを考えると、
小指なら意識して指を開く必要もなくなりきちんとフレットの際を押さえられるのです。
慣れてしまえば小指を使うほうが楽ですし。

日頃『綺麗なフォームで押さえられたほうが良い』といっているわけですが、
そもそもベースはフレットとフレットの間が広いし弦も太いので効率の良い押さえ方をしないと
まともに音が鳴らなかったり最悪手を傷める危険もあります。
例えば中指で弦を押さえるとき、

良い押さえ方
yubi1.jpg


悪い押さえ方
yubi2.jpg


右の写真のように関節が曲がってしまうと
yubi3.JPG
矢印の方向に力が逃げてしまい良い押さえ方にくらべ余計な力がかかってしまいます。
よく指を立てて押さえるのが基本といいますがそれは
力が効率よく押弦に注げられるからということです。
このことを忠実に守り練習を重ねれば手の小さな女性でもなんなく
ベースの弦を押さえることができるのです。

私の考えですが普段はどんなフォームで弾いてもかまわないと思いますが、
綺麗なフォームで弾かないとスムーズに弾けないようなフレーズとかが出てきた時に、
スッと綺麗なフォームになることが出来ることが理想です。
綺麗なフォームで弾けること""出来るってのが重要なのです。
いつもお上品なフォームではロックじゃないですしね。(笑)

ベースという楽器に慣れてくると気付きますがこの指を立てるという作業は、
人差し指では例外なこともあります。

レッスンではその辺の合理的な指の使い方もマスターします。

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