フェルプス・ツインズサイン会 2005年12月3日、我が魂の双子、双子大好き仲間HちゃんとPhelps twins に会ってまいりました! 細かい点が記憶違いだったり順番が違っていたりするかもしれませんがご容赦ください。 とにかく興奮と感激が伝わればと思います。 会場は世田谷区下馬のハリウッド・コレクターズ・ギャラリー。 私と娘は前日夜遅くに自宅を出発。お金の節約のため、当日朝新幹線という手は諦めて深夜に急行に乗りました。 早朝に東京に到着。 あちこちで時間つぶしをした後、9時半ごろ恵比寿駅前のバス停でHちゃんと待ち合わせ。無事落ち合います。 そこからバスに乗って下馬で下りるとすぐ店という案内のとおりでしたが、予想以上に小さいお店にびっくり。 私たちより早く来ていた数人の若い女の子たちもいました(実は20代半ばの主婦の方もいらしたことは後で知る)。 お店の人が出てきて、10時ごろから整理券を配ると説明してくれました。 お店はまだ清掃中。やることがないのでHちゃんの発案でお手伝いに舗道の落ち葉の清掃を半ば無理矢理始める(笑)。 一度離れて戻ってきた人や、他の人たちも来始め、列ができはじめました。 予想どおりといおうか、Hちゃんと私以外おばさんという年代の方は見当たらず。ってことはあたしが最年長か〜!?(まあ後に明らかに私より年上のおじさんなどもいらしたわけですが) 整理券が配られます。私たちの順番はわりとはじめのほう、とのみ申し上げておきます。 一番最初だと様子が分からないし、後より先のほうがいいし、ちょうどいい頃合いだったと言えましょう。 お店は角にありまして、とても小さく出入り口は二つ。裏口などというものは見当たりません。てことは、双子はここから入る? というわけで、私たちはサイン会以前に双子の到着を目の前で見られるという確信の下に、11時の開始をまちわびます。 そして、いよいよお店の方が出迎えに出られ、1台のワゴン車が店の前の舗道につけられました。中に双子が乗っているのがはっきり見え、歓声が上がります。 私ももうそれだけで心臓ばくばく、どうしていいか分からず(この時点で何もする必要ないんですが;笑)すでに頭は混乱ぎみ。 双子が降りてくると、また新たにより大きな黄色い歓声がわき起こります。 目の前なんです! そこに普通に双子がいるんです。 みんなにちょっと手を挙げて笑顔で「Hello」と言ってくれました。 実物を目の前にした第一印象は「綺麗!!」でした。 かっこいいとか可愛いとかよりも「綺麗」。 映画より今までたくさんネット上で見てきたどの写真より綺麗なんです。びっくりです。目が離せなくなってしまうぐらい綺麗です。 でもって細い(笑)。 ハリコレ日記さんで見たパパ・ママもご一緒です。 ほかにもあちら(英)とこちら(日)のスタッフさんたちがみえます。 一行はすぐ中に入っていき、店の方からもうすぐ始まりますからと説明がありました。 少しまだ待ち時間があったのですが、その間に双子に同行してきたスタッフの一人が、ご自分の携帯で撮った、パフェを食べる双子の写真を私たちに見せてくださいました。 まもなく整理券の順番に店に入っていき、詳しい説明があります。 店の中には段差があり、外に面したほうが低くてそこが順番待ちのスペース。段を上がった奥のほうにレジとカメラと机と双子。 グループで来ている人が多いので、グループごとにそちらに入り、チケットを買い、そこで証明書(ここでサインをもらったという小さい紙)をもらい、自分の名前を紙にローマ字で書いてもらいます。 写真を撮る人は撮り、一度そのスペースを離れ下に戻ります。写真がプリントできたらサインをもらいに行きます。サインだけの人はその間にもらったりします。 写真を撮るとき2人にどうしてほしいか注文つけていいそうですが、とてもそんなこと私からは言えませんでした……。 いよいよ私が写真を撮るというとき、それまででも十分どきどき緊張していたのに、いざ双子にはさまれたらもう本当に震えるばかり。 声をかけるどころじゃありません。 実は私が撮るとき、一つのラッキーとアンラッキーがありました。 というのは、なぜか私のときにライティングを変え始めたのです。それで普通は1回(だと思う)なのに私は3回も「はい、チーズ」したんです。 しかもその間にライトの向きを変えたりするもんですから、他の人の3倍は長く(それでも1分? 数十秒?)双子にはさまれておりました。 その間私はただどきどきするだけで話しかけることもできなかったのですが、右側のジェームズと左のオリヴァーをかわるがわる見上げたり、オリヴァーの首のほくろを確認したり(笑)しておりました。 そして3回目になって、オリヴァーが私の右肩に手を置いてくれたのです! きゃあ〜〜!! 私は思わず首をオリヴァー側に少しかしげ、きっと3枚中最高の笑顔、のはず! 後で思うと、このあからさまな態度が敗因だったのかも(笑)。 終わってからThank you と一言ようやく言ってその場を離れました。 3枚目をちょうだい! と言えばあのスタッフの皆さんなら応じてくれたのではないかと思うのですが、そのときはもちろんそんなこと思いつきもしなければそんな勇気もなく、どれをくれるのかとどきどきして待っていたのですが、はたして来たのは1枚目か2枚目のどちらか。 私の肩にあの優しいオリヴァーの手はありませんでした……。 娘もオリヴァーが肩に手を回してくれて、それがはっきり写ってます。 しかし私の写真は娘やHちゃんとは明らかに照明の違いが分かるんですね。それが、私が長く2人といたことの証拠といえば証拠です。私にしか分かりませんが(笑)。 写真ですが、何と言うサイズか私は知りませんが、予想以上に大きいんです。 自宅まで無事持って帰るため、百均でプラケースを買って持っていたんですが、入らないんです。これは嬉しい誤算でした。 いよいよサインの順番も回ってきました。 名前を書いた紙をポシェットに入れてしまい、それを出さなければという頭も働かず、スタッフに言われてあわてて引っ張り出す混乱ぶり。 先にジェームズ、そしてオリヴァーがサインしてくれました。 ネットの情報では、自分の写真にサインしてもらってるとこを1枚だけ自分のカメラで撮っていいということでしたが、確かに双子がサインしたという証明のようなものなので1枚でなくていいとスタッフさんが言ってくださいまして数枚パシャパシャやってきました。 目が本当に綺麗。睫毛長くて。髪は、ネットで見ていたよりも明るめの色に見えました。で、柔らかそうでした。 サインが終わってから勇気を出して震える声で、たくさんの人からいろいろ聞かれてお疲れでしょうけれど、二つ質問してもいいですか? と言うと通訳さんが入ってくれました。 一つは、どちらがフレッド、ジョージをやるかというのをだれがどういう理由で決めたのか。クリス・コロンバスから何か言われましたか? というもの。通訳さんが「ああ〜」と、なるほど、というように言ってくれたのが嬉しかった。 2人とも何か答えてくれましたが、どちらが何と言ったのかはもちろん英語が聞き取れず(笑)。 通訳さんがまとめてくださったことには、コロンバス監督からあなたはどちらと言い渡されただけで、理由は聞いていないということでした。う〜ん、コロンバス氏にインタビューしなきゃ駄目か(笑)。 もう一つは Accio の発音(笑)。 これはね、ちょっと奇をてらった質問もしてみたいって気持ちもあって考えてたんだ。最初私は呼び寄せ呪文のa・c・c・i・o の発音、というように聞いたと思います。 2人は分からなかったらしく、a・c・c・i・o、と何度か繰り返したので、私は再度通訳さんに呼び寄せ呪文、と言いました。 通訳さんは、ものを呼び寄せる、というように言ってなんとか通じたようです。 私は続けて、なぜこんなことを聞くかといういうと、日本語では「アクシオ」と訳されていますが、今回の映画でハリーは「アッキオ」と言っているように聞こえました。「アッシオ」だという人も「アッチョ」という人もいます。5作目ではお2人が「アクシオ・ブルームス」と言うシーンがあると思うので気になったのです、ということを言いました。 すると2人は、やはり「アッキオゥ」というような発音をしました。でもジェームズが、「どういう言い方になるかはまた次の映画を観てのお楽しみに」と言ってくれました。 それから本当は英語で練習してきたのですが、なんか通訳を介したほうが流れというか雰囲気いいような気がして日本語で、ジンジャーヘアの2人をまた見たいです、と言うと、2人とも嬉しそうに声をたてて笑ってくれました。 でも実はちょっと後悔。 これじゃまるで私がWeasley twins にしか興味ないみたいじゃないですかね。Phelps twins じゃなくて。失礼だったかな〜ってちょっと思いました。帰りの新幹線の中で(苦笑)。 彼らサッカーが好きだし、私も好きなのでプレミアリーグの話や(彼らがファンのチームは両方とも今期調子悪いの;笑)ドイツワールドカップや、ちょうどもうすぐリヴァプールも日本に来るし、そんな話題も考えてはいたんですね。 でも以前2人が雑誌のインタビューで、プレミアのようなイベントよりファンの人と話ができるほうがいい、みんな原作のファンだからいろいろ知っていて楽しいって言ってたんですね。 それでサッカーの話か原作の話か、はたまた彼らのプライベートに関する質問か悩んでこういう選択になったんですが……。 最後に「Thank you very much」と、私もこれぐらいは言えまして、先にオリヴァーと、それからジェームズと握手してもらって、2人もThank you と言ってくれまして、それで終了です。 二人の手は写真で見て分かるように、指が長くてほっそりして綺麗ですよね。でもゴルフが好きだし、握手したらきっと男の人の手という感じがするだろうと思っていたんですが、二人とも柔らかな手をしていてまたびっくり。ぎゅっと握ったらいけないような気になりました。 私はそのまま順番待ちのスペースに戻りかけ、次の番の娘にカメラを渡さねばと思い出してあわてて戻って渡しました。「ごめんごめん」という声もカメラを渡す手も震えていました。 渡した後、ほんとの話なんですが、足元がふらふらして転びそうになって壁につかまりました。 さて、娘は双子へのプレゼントに和紙や千代紙模様の折り紙で、双子にひっかけた二羽の連鶴や綺麗な花などを作って(私が作ったのも入っています)、小さな蓋付きの篭に入れて持っていき、その場で中身を見せました。 娘の声は聞こえませんでしたが、双子が歓声を上げ、Thank youとかアリガトウとか何度も言うのが聞こえました。 戻ってきた娘もへろへろで、聞きたかったことなどもあったようですが、「Present for you」と言って渡すのでいっぱいいっぱいだったとのこと。 でも日本語で「ドウモアリガトウ」と言ってくれたと喜んでました。 続いてHちゃんも戻ってきました。 奥のスペースにはグループごとに入るため、撮影やサインを待つ間、なんと英語の話せる彼女はフェルプス・パパに話しかけ、会話してたとのこと。 パパさんもとても気さくなお人柄のようです。 というと彼女、余裕のようですがとんでもない。戻ってきた彼女の手は私が見てもはっきり分かるぐらい震えていました(笑)。 それから店の外に出て、もちろんそのまま帰るわけはありません。 その後何かおいしいことが……という期待より何より、だって外からも覗き込めば撮影とサインを続ける双子の姿が見えるんですもの。 ハグしてもらった人も数人……。 でも見つめっぱなしというわけでもなく、ハリーとハーマイオニーのコスプレした2人組がいて、おしゃべりしたりしてました。写真も撮らせていただきましたが、娘が一緒だったためサイトアップ交渉ができず残念でした。 あのときのハリー様、ハーマイオニー様、万々が一ここをご覧になったりどこからか伝え聞かれるようなことがありましたらご連絡ください。 午前の部一番最後は小さな女の子とそのママ。 最後ということでかなり長く話していたようでうらやましい……。 さて、そのころにはスタッフの話を耳にはさんだHちゃん、お昼にはどこか近くのレストランに行くという情報をキャッチ。私たちはいわゆる「出待ち」をしておりました。 そして現れたときと同じく目の前を歩いて、笑顔で手を振ってくれて、そのまま御一行は歩いて昼食に向かわれました。 が、少し行ったところでなんとフェルプス・ママが通りかかった散歩中のワンちゃんに心惹かれ立ち止まってしまわれたようです。双子が小さいころから犬飼ってたのはママが犬好きだったのね。 そのとき、立ち止まってる姿を携帯に納めているお嬢さん発見。しかも同行するスタッフは分かっていながらとがめていない。 というわけで私も撮らせていただいたところ、双子が手を振ってくれたんです! パシャリ! きゃ〜! でも手を振る瞬間は写ってませんでした(涙)。 それでも十分です。まさかこんな写真撮れるとは思わなかったですから。 そして彼らは普通に歩いてお食事に向かわれたのでした。 今度来てくれるときはもっと大人になっていて、また印象が違っちゃうかな。でもきっとまた来てほしいし、次回も絶対会いに行こうと思います。 実は途中で私の記憶が途切れているため(笑)割愛したサイン中のエピソードがあります。ちょっと面白かったのでやっぱり追加しておきますね。 オリヴァーがサインしてくれるとき最初ペンのインクがうまく出なかったようで、オリヴァーは机の上のペン立てからよさそうなのを探してました。ジェームズが、これ使う? って感じで自分が使ったのを差し出すようにしたんですが、結局オリヴァーがそれを使ったのかペン立てから取って使ったのか記憶が・・・。 確かなのは次の娘の番のときのこと。オリヴァーはさっき書けなかったペンをまた使ってしまい、新しいのに替えたそうです。娘が心の中で「なぜ同じあやまちを・・・」と突っ込んでいたことは言うまでもありません。 |