ぬかるみ2



さて今回はぬかるみ1の続きです


時間は夜中に近かったけど、この緊急事態
時間なんて気にしちゃいられません!!


俺はその家まで走って行き一呼吸してチャイムを鳴らしました
ピンポーン・・・ピンポーン・・・
はい???とインターホン越しの声に助けを求めます


「夜分遅くすいません、そこの泥に車がはまっちゃったんですよ・・・」と俺


すると・・・
「あらまぁ、ちょっと待ってね」と優しい声


しばらく待っていると、長靴を用意した旦那さん登場!!
「今うちの車で引っ張ってあげるから、ちょっと待ってね」
と、夜中なのに頼もしくエンジンをかけに行く旦那さん
「ありがとうございます、お願いします」と、頭を下げる俺と彼女・・・
よかった・・・助かったぁ〜〜・・・と落ち着きを取戻しつつ車を見つめます


徐々に俺の車にワゴンが近づき、互いにフックを引っ掛けます
「じゃあ引っ張るから、合わせてアクセル踏んでね〜」
「はい、お願いします!」
「せ〜〜の!!」


キュルルルルルルルルル

ギュルルルルルルルルルルル



少しづつ動きだし、アスファルトに近づく俺の車
さすが4駆の力はすげぇ〜、もう少しだ!と希望に燃える俺!!


その時です・・・


キュルルルルルルルルルルルルルルル


あれっ???
ギュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル





















ワゴンもはまっちゃった・・・


マジかよ・・・再びどん底に落ちる俺と彼女・・・
時間はすでに12時半をまわっています・・・


しかし旦那さん、めげません!
一度家のほうに戻ると、木の板を持って登場!!
なんとかワゴンのタイヤを板にのせようとがんばります


でもね、ムリにアクセル踏んでたから
すでにタイヤの半分ぐらいまで泥に埋まって空回りしてるんだよ・・・




















のるわけありません・・・


板押しこんだ時点ですでにななめ状態だって・・・
もちろん泥にまみれて俺も手伝いましたよ
でも・・・動かない・・・


もうダメだぁ〜〜〜〜!!!


                 この話しはまだ続きます、引っ張りすぎ??


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