体調不良


あれは2001年4月上旬の頃でした・・・


3月の終わり頃から喉の調子が悪くなり、ちょっと風邪とは違うような
咳が出てきて、夜も寝るのがつらいぐらいにひどくなりました


もともと病院が嫌いなので、あまり病院に行こうとは思ってなかったんですが
月末にはレコーディングが迫っていたし、母親から
「あんた、その咳やばい
よ!それ風邪じゃないでしょ・・・」
などという優しいお言葉もかけていただいたので、病院に行く事にしました
母親の言葉にビビッたわけじゃない・・・少しだけぜんぜん・・・(涙)


病院に行ってなくても、コルゲンやアネトン、蜂蜜大根などいろいろな方法で
治そうとはしてました、レコーディングまでにちゃんと治したかったし



さて病院当日、家の窓から見えるぐらいのところに病院があるので歩いて行きました
受付をすませてから、自分の診察の順番がくるまで待つことになります


午前中に行ったというのに「なんじゃこりゃ」ってな具合に混んでます
10分、20分、30分たっても名前が呼ばれません・・・
「俺のこと忘れてるんじゃね〜の?」といい加減思い始めた1時間以上の
待ち時間のあとに、やっと俺の名前が呼ばれました


やっとかよ、と思いながら先生に症状を説明します
一通りの基本診察を済ませたあと、先生はあっさりこう言いました


「これから血液検査とレントゲン撮影をしますね、今日結果すぐに出しますから
            結果出るまで1時間ちょっと待ってください・・・






「えいや・・・はい
「おれさっき1時間以上待ったよ」
「ねぇおれさっき1時間以上待ったよ」
「おれさっき1時間以上待ったんだって!!」

って心の中で叫びながら待ちましたよ、もう1時間・・・







そしてやっと、再び俺の名前が呼ばれました
部屋に入ると先生はホワイトボードにさっき撮った俺のレントゲンを貼りつけこう言いました



「ここに影みたいなのがあるでしょう?これ肺炎になりかけてますね




「え


先生いわく、「風邪からこじれたらしい」けど、俺月末にレコーディングです

 俺  「俺音楽やってて、今月の終わりにレコーディングがあるんですけど?」
 
先生  「抗生剤出しますから、ちゃんと飲んで家で安静にしてれば
      月末までにはよくなると思いますよ」

 俺  「仕事は休んだほうがいいんですか?」

先生 「できれば家で安静にしてたほうがいいですねぇ」

 俺  「わかりました、あっでもレコーディングまで追いこみのスタジオ練習があるんですけど?」


先生の顔がピクッっと動いたあと









先生 だから安静にしてればよくなると思いますよ」        

 俺  「はい・・・」


その後俺は4月いっぱい、ほとんど家の中だけですごしました、治すために・・・
だって肺炎になりかけてるとは思わなかったからね、薬もちゃんと飲み、普段はマスクを
かけて仕事も1週間休んで安静にしてました、ストレスたまりましたけどね、すっごく・・・


1週間後また病院に行き、同じ薬をもらってまた飲み続けました
2週間過ぎた頃にはかなりよくなっており、レコーディングも無事に終了しました


でもなりかけとはいえ、肺炎って結構簡単になってしまうものなんですね
なりかけだから入院じゃないけど、ほっといて肺炎になったら入院になりますよって言われたし・・・


みなさんも「この咳普通の風邪の咳じゃない」と思ったらすぐに病院に行くようにしましょう


                      もう肺炎はこりごり!



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