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         被爆アオギリに再会


             台風18号(2004年9月)により、あの原爆に耐えた生き証人である
            被爆アオギリが倒れてしまったというニュースを見て大変ショックを
            受けた。
            すぐに埋め戻されたとも聞いたが、その後のアオギリがとても心配で
            「のぞみ」に乗って4時間強。アオギリと再会した。



         
          説明板と三本の被爆アオギリ(中央が台風で倒れたアオギリ)
                ボタンを押すと「アオギリの歌」が流れる。女の子の歌声に涙がこぼれた。






    
                 再会したアオギリの幹は、当時と同じようだった。






                  
                               新しい支柱が痛々しい。








                 
                  以前と違ったのは、葉がとても少なく、弱々しい感じがしたことだ。
                  友人からの情報によるとあえて葉や枝を落として木への負担を少なくしたらしい。









               
                   倒れたあとの手当は良かったのだと思うが、しっかり根付いてほしい。









                  
                         初対面の被爆アオギリ二世。幹は緑色だった。






                         《広島で出会った老人へ》  
         

               日本に戦いがあった 何一つ知らぬ私は荷を負い西へ

               めぐり来し終戦の日の広島の暑さは覚えず川はしらじら

               一瞬に人が消えゆく校門をくぐって今そこ歩いていたのに

               そのことを忘れはしない伝えたい見知らぬ老爺の熱波を感ず

               もし爺が死んでもこの木は生き続けあの日のことを語り継ぐのさ

               戦争を知らぬ若者教えられ幹にさわりて目を閉じている

               アオギリは生き証人と語りつつ葉をとりくれし彼はいずこに

               広島で出会いし人よ老人よ語り継ぐことやってみますね。






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