2月22日

和歌彦「しかし何だな。人の気配ってものを感じねぇ」
七瀬「ひょっとして、今日ボクたちがここに来ること知ってたりして…」
昭哉「でも、おれ連絡なんてしてないぞ?」
和歌彦「まさか、バスの運ちゃんがスパイだった、とかか?」
七瀬「い、いくらなんでもそれはないでしょ〜」
和歌彦「それもそうだな。しかし、そろそろ薄暗いから…あれ?昭哉は?」
七瀬「あれ〜?さっきまで後ろにいたよね?」
和歌彦「まさか…嫌な予感がするぜ」
ヒュッ!
和歌彦「うわっと!」
七瀬「また、矢の仕掛け?叩き落せばよかったのに」
和歌彦「馬鹿野郎。こんなとこで野太刀ブン回したら、壁に引っかかるぜ」
七瀬「…で、お兄ちゃんどこいっちゃったのかな?」
和歌彦「ひょっとして、爺さん今この建物ン中にいるってことか?」
七瀬「ん〜、でも気配感じないよね〜」
和歌彦「気配を殺してるってことだろ。こっちも慎重に…」
ガタッ!
和歌彦「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
七瀬「ひょっとして、落とし穴?言ったそばから引っかかっちゃって〜!」
……
七瀬「…って、ひょっとしてボクひとりになっちゃったってこと?ヤバイかも…」

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