3月6日
和歌彦「ふぅ。ホント入り組んでるねぇ」
昭哉「まぁ、忍びの拠点なんてこんなもんッスよ」
ナージャ「でも、和歌彦一人だったらまずかったねぇ。方向音痴だから」
七瀬「バカ彦の方向音痴と来たら、近場でも道に迷うくらいだもんね〜」
ごつん…
和歌彦「うるせぇ、余計なお世話だ!」
七瀬「こんなとこでゲンコツ撃たなくてもいいじゃないか〜」
昴「二人とも落ち着いて。また扉ですよ」
昭哉「ホント、合鍵奪っといてよかったッス」
和歌彦「こんな扉、俺にかかれば紙切れも同然だけどな」
昴「そんな、壊しちゃダメですよ〜」
ガチャ!
和歌彦「む…!何だ?今、クラっと来たような…」
……
和歌彦「姉上!七瀬!昭哉!昴!…どこ行ったンだよ?」
同時刻 ナージャは…
ナージャ「一瞬頭痛が来たと思ったら、誰もいなくなってる…」
ナージャ「幻術か、転送の罠か…。どちらにしても他のみんなが気がかりだねぇ…」
同時刻 昭哉たちは…
七瀬「あれ?バカ彦〜、どこ行ったの?」
昴「七瀬、ナージャさんもいなくなってるよ?」
昭哉「逃げたってわけじゃないと思うッスけど…」
七瀬「でも、ボクたち3人だけになってるってのはおかしいよ〜」
昭哉「携帯が圏外じゃ、連絡も取れない…か」
???「それなら、和歌さんたち捜すの手伝ってあげよっか?」
七瀬「あれ?エッカ。キミが何でここにいるの?」
エッカ「何だっていいじゃない。ともかく、行こう行こう!」
ヴィッケ「その通りですわ。ここでじっとしてても見つかりませんわ」
七瀬「それもそうだね〜。じゃぁ、行こっか」
昴「そうだね。賛成〜」
昭哉「どっちみち、進むしかないッスね」
数分後…
下忍「覚悟しろ、沢渡!」
七瀬「またなの〜?いい加減人数だけ集めるの、やめなよ〜」
昴「そろそろ、私も少しは慣れてき…うわぁっ!?」
シュッ!
ヴィッケ「敵は前だけにいるとは限りませんわ…」
七瀬「な…!何するのさヴィッケ?危ないじゃないか〜」
エッカ「イーグル!」
昭哉「おっと!いきなりどうしたッス?」
ヴィッケ「悪いけど、沢渡の血はここで根絶やしにさせてもらいますわ…」
昴「な…なな…」
エッカ「くらえっ!」
ガッ!
七瀬「うわっと!危ないな〜」
昴「いい加減、悪い冗談はやめなよ〜。こんな事態に」
昭哉「……(あれ?さっきこの辺に刺さったはずの矢が、無い…?)」
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