3月10日
某時刻 和歌彦宅
七瀬「はふぅ。4月まで暇だな〜…」
和歌彦「確かに、受験ってなぁ終わっちまうと一気に緊張が取れちまうからな…」
昭哉「おれもそうだったッス」
七瀬「緊張か〜。確かに試験直前までは、ボクもピリピリしてたかも」
和歌彦「だろ?まぁ、無理もない話だけどな」
七瀬「そういうことで、手裏剣をちょっち多めに用意してくれないかな?」
和歌彦「な…!何をするつもりだ?」
七瀬「もちろん、手裏剣術の練習のためだよ〜。他にやる事も無いし」
昭哉「七瀬。本当にやること無いのか…?」
七瀬「うん。でもどしたの?お兄ちゃん」
昭哉「いや、たまにはおれの仕事も手伝ってくれないかな〜って思ってな」
和歌彦「何だ?昭哉にしては珍しいじゃねぇか」
昭哉「情報屋の仕事も、楽じゃないッスからね。それに…」
和歌彦「それに?」
昭哉「おれや和歌さんでは仕入れられない情報もあるッスからね」
和歌彦「ふむ、そういうことか…」
七瀬「あー!二人とも、何か変なこと考えてない?」
和歌彦「いや、俺たちだけでは男子禁制の場所には入れんってだけだ」
七瀬「ん〜。キミは確かにそうだろうけど、でも…」
和歌彦「でも、何だ?」
七瀬「お兄ちゃんなら、女装してでも入りこみそうだからね〜」
昭哉「おいおい、七瀬。おれはそういう趣味は無いぞ?」
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