パトスの方々

ここではカードヘルプで出てくる、カードの説明を載せていく。
グレードはカードのレアリティを示し、?のものは宝箱からは入手出来ない。

ラハブ(グレード3)
「海」自身を表現する、巨大な海龍。その身体は全てが水で出来ている。
天使だったラハブは、神との戦いで地に落ちた後引き裂かれ、上半身は雲や雨に、下半身は川や湖になったとされている。

リヴィアタン(グレード10)
ベヒモスと共に神に創り出された海の魔獣。
その姿は蛇に似ているとも、ワニに似ているとも、魚に似ているともされている。
全ての姿に共通しているのは、隙間なく埋められた強固な鱗と、何者をも砕く歯と、その巨大さである。

ダゴン(グレード6)
上半身が魚、下半身が人の脚、を持つ海神。
トリトンとは違い、海で起こる災いは、すべてこのダゴンが起こしているといわれる。
そのため、漁師たちに恐れ敬われるが、一部ではひそかに信仰している所もある。

ヒドラ(グレード10)
複数の首を持つ、巨大な水蛇。その頭は五本とも七本とも九本ともいわれ、身体は非常に強力な再生能力を持つ。
霧の深い湿地帯を好み、迷い込んだ旅人を喰らう。
炎を吐く亜種も発見されている。

ハーピー(グレード2)
オジロワシの肉体に、美しい女性の顔を持つ。
その歌声で聞くものを魅了し、その隙に翼で天空より飛来し、哀れな犠牲者の肉を喰らう。
飛ぶ速度はそれほど速くなく、実際には鉤爪とその歌声の方が危険とされている。

ワイバーン(グレード8)
巨大な翼と二本の足を持つドラゴンの一種。
飛竜の二つ名で呼ばれ、飛行速度はドラゴンを凌駕する。
尾に猛毒を持つものや、人間に使役されるものもいる。

ニーズホック(グレード?)
巨大な姿で魔界の底に眠る黒き飛竜。最も深い硫黄の泉で、無数の蛇と共に棲んでいる。
約束の日には数え切れない死者を背に乗せ、この世界を飛び回るとされている。

ヴァンパイア(グレード15)
青白い顔をし人の血を吸って生きる闇の者。飛行、変身、催眠、魅了、怪力といった数々の能力を持つ。
日光に弱い、十字架に弱い、銀製品に弱い、流れ水に弱い、白木(トネリコ)の杭に弱い、獣に吠えられる、鏡に映らないなどの、
利点を補って余りある弱点を持つ。

ヴァンパイアロード(グレード?)
ヴァンパイアの頂点に立つもの。「始祖」とも呼ばれ、ヴァンパイアたちはどこにいようとも必ず彼の命令に従う。
弱点のいくつかは克服しており、更に不死性が高まっている。

バール(グレード7)
「雨」と「豊穣」を司る魔神のひとり。
冬の間だけ魔界に帰るため、そのあいだ地上の作物は枯れ果てるといわれている。
その身体を自由に変える事ができ、大気に乗って空を飛ぶことも可能だという。

バジリスク(グレード4)
大トカゲ。彼の視線は見るものを石と化し、彼の足からにじみ出る猛毒は大地を伝わり、すべてのものを腐らせるといわれる。
砂漠を好むといわれるが、どちらにせよバジリスクの住むところは、やがて砂漠と化してしまう。

マステマ(グレード10)
ケルビムとして地上の監視役に就いていたが、巨人達が横行する原因を創ったとして、地に落とされた四枚羽根の堕天使。
全ての堕天使と巨人たちを監視する。

キングゥ(グレード?)
ティアマットの息子にして第二の夫。
ティアマットから天界の石版を渡され、神々に戦争を挑む。その石版は後にモーゼの手に渡り、モーゼの石版となる。

ティアマット(グレード?)
すべての魔獣を生み出した、魔獣の母。
普段は絶世の美女の姿をしているが、ひとたび戦いとなると、本来の巨大な龍の姿をとる。
全ての子らを率いて、神々に叛旗を翻す。

ミノタウロス(グレード7)
牛の頭を持つ、人型の闘士。
名前は「ミノスの牛」という意味。
神々の陰謀により産み落とされたミノタウロスは、人間を食うという悪い癖があったため、迷宮に落とされる。

ゴリアテ(グレード9)
生命をもった巨大な岩石。
人の形をなしているが、ひとたび眠りにつくとただの岩山にしか見えないと言われる。
知能はなく、ただ本能のみで動いているため、彼の移動した後には、意味もなく破壊された街の残骸がよく見つかるという。

ベヒモス(グレード?)
リヴィアタンと共に、神によって生み出された陸の魔獣。
骨は青銅、脚は鉄の棒、その姿はカバのようでもあり、似ても似つかない獣の姿をしているともいわれている。
「巨大なるもの」の二つ名のとおり、山ほどもあるその身体で、全てのものを喰らいつくそうとしている。

サッキュバス(グレード8)
見るものが一番美しいと思う女性の姿をした、悪魔・夢魔の一種。
夢の中で敬虔な男性を誘惑し、徐々に堕落させていく。
すべてを吸い尽くした後には、その堕ちた魂を魔界へと持ち去ってしまう。

スフィンクス(グレード10)
獅子の身体に人の顔を持つ魔獣。堕落した人々を罰するために遣わされた。
通りがかる旅人に謎かけをし、答えられない者を喰らう。

ベリアル(グレード9)
炎の車に乗った、美しい姿をしている堕天使。
人を陥れるのが好みで、狡猾で話術の天才だとされる。
人の心に憑依し、神の嫌う全ての悪行を行わせようとする。

マンモン(グレード11)
カラスの頭と蛇のしっぽを持つ堕天使。
人間の金銭欲をかき立て、そこに諍いを起こさせる。
マンモン本人も、貴金属やお金に異常な執着心を持つ。

デゥポン(グレード?)
山ほどもある身体に髭をたくわえた巨人。
体中に蛇の頭が百個ついている。
疫病をもたらす炎を吐く事も出来る。神をも追い詰める実力を持ち、一時期は神を封じることにさえ成功した。

ヘルハウンド(グレード6)
魔界に棲む漆黒の番犬。
その身体は燃え盛る魔界のマグマから作られているため、口から火を吐くことが出来る。
獰猛な性格で、動くものすべてに襲い掛かろうとする。

ゴルゴン(グレード10)
頭髪の代わりに、無数の蛇を生やした、堕ちた女神達の総称。
視線には魔力があり、見るものを石にする。
不死の力を持つものや、空を飛ぶものも存在する。

ウィルオーウィスプ(グレード3)
青白く燃える火の玉。旅の途中で命を落とした旅人たちのさまよえる魂といわれている。
それ自体にはほとんど危険はないが、その光に誘われると、危険な地域に足を踏み入れてしまう。

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