アキュラシー(正確さ)種目
ファーストキャッチ種目
MTA(滞空時間)種目
オージーラウンド種目
トリックキャッチ/ダブリング種目
エンデュランス種目
半径2m円内からブーメランを投げて、いかに投げた地点の近くに戻ってきたかを競う種目です。唯一、キャッチを要求されない種目で、投げたブーメランを身体に触れることなく地面に着地させ、その位置により決められた得点が与えられます。 1人5回投げてその合計得点で順位を決めます。単純に見えますが、使用するブーメランの特性を熟知し、風の読み、投げるときの集中力といった体力よりも精神力が要求される種目です。
決められた半径2m円内から投げ、最初に投げた瞬間から5回キャッチして2m円内に体の一部が入った瞬間までの時間を競います。 できるだけ投げた地点から動かないでキャッチすることがポイントです。速い人では、ブーメランの飛行距離一周約70mを2.5秒くらいで投げてキャッチします。これは自足100kmの速さに相当します。1人2度のチャンスが与えられ、短いほうの時間を記録とし、時間の短さで順位を決めます。
半径50m円内を競技区域として、投げてからキャッチするまでの滞空時間を競う種目です。競技区域内であればどこから投げても、どこでキャッチしてもかまいません。この種目は、すべてがキャッチにかかっています。たとえば、30秒滞空していても、キャッチができなければ、記録はゼロになってしまいます。1人3回投げて最も滞空時間の長かった時間を記録とします。
ブーメランの3要素である「正確さ」、「飛距離」、「キャッチング」の総合力で競う、これぞブーメランという種目です。半径2m円内から投げて、できるだけ遠くに投げて、できるだけ投げた地点の近くに戻し、そして戻ってきたブーメランが地面に落ちる前に体の一部でキャッチすることを競います。1人5回投げて、これらをすべて加算した合計得点を計算し得点の多さで順位を決めます
ブーメランを両手でキャッチするのではなく、指定されたトリッキーなキャッチを順番に行い、キャッチの難易度に応じて得点が与えられるもので、高度な技術が要求されます。トリックキャッチは1本のブーメランを用いて行うもので、キャッチの種類として、左手クリーンキャッチ・右手クリーンキャッチ・背中キャッチ・股下キャッチ・イーグル(鷲づかみ)キャッチ・ハッキー(蹴り上げ)キャッチ・両足着地股下キャッチ・片手背中キャッチ・片手股下キャッチ・足キャッチがあり、キャッチの方法が高度になるほど得点が高くなります。ダブリングは、ブーメランを2本使用し同時に2本投げて指定されたキャッチの方法でキャッチします。たとえば1本を右手クリーンキャッチもう1本をハッキーキャッチというふうに別々のスタイルでブーメランをキャッチします。トリックキャッチは10回、ダブリングは5回全部で15回投げ、合計点の高さで順位を決めます。
ファーストキャッチ種目の変形で、5分間で何回キャッチができるかを競う種目です。ハードな種目で、体力と忍耐力が試される競技です。世界レベルでは60〜70回にもなる。
競技種目
(individual)
(team)
チームスーパーキャッチ種目
ファーストキャッチ種目とMTA(滞空時間)種目を組み合わせたもので、団体(チーム)戦特有の種目。4人1組のチームで、一人がMTAブーメランを投げている間に残りの人がファーストキャッチを行い、チーム全員のキャッチの回数を競う。競技時間がMTAの滞空時間であること、MTAの競技範囲が半径50m円外でもよいことが特徴。
チームリレー種目
運動会最後の花形種目であるリレーと同じで、最も盛り上がる種目。半径30m円の風下側ラインをスタート地点として、2チームづつ競う。スタートの合図とともに第1走者が半径4m円内まで走り、ブーメランを投げてキャッチし、半径4m円内に戻ってからスタート地点まで戻り次の走者にタッチする。この種目は、飛距離が30m必要で、飛距離不足の場合は何回でも投げなければならない。ただし、キャッチについては、キャッチできない場合でも2回までで次の走者にタッチできる。第1走者スタート後2順して最終走者がゴールするまでの時間で評価し、最終的に各チームのタイムで順位をきめる。
ジャグリング種目
時間やエリア(広さ)の制限はなく、ジャグラーのごとく2本のブーメランを交互に投げ、何回連続してブーメランをキャッチできたかを競います。
チームアキュラシー種目
半径2m円内から2名(1組)が同時に投げます。各チームからは2組出て、合計4名の総合得点で競います。アキュラシー種目の団体版です。