宮之浦岳
屋久島の中央には九州最高峰
宮之浦岳(1935m)がある
永田岳、栗生岳、翁岳、安房岳、
投石岳、黒味岳などが連なる
宮之浦岳をはじめとする中央部の高峰は
海岸線から見ることはできないので「奥岳」
それを囲む山々を「前岳」と区別している
晴れていればすばらしい景色が
待っている
360度のパノラマで
山と海しか見えない
海上アルプスを実感できる 
いつか縦走をしてみたい!!
花之江河


屋久島は、海岸線から宮之浦岳
山頂まで気温差は12度
ちょうど日本列島を縦断する差
になるため、亜熱帯から冷温帯
までの気候を合わせもち、
植物の垂直分布をみることが
できる
屋久島の森林帯は、
標高100mまでが亜熱帯
   800mまでが照葉樹林帯
  1200mまでが照葉樹林・
         屋久杉林移行帯
  1600mまでが屋久杉林帯
  1600m以上が風衛低木林帯
  と分かれている

日本ではもっとも南にある泥炭
湿原といわれている
泥炭とは、ミズゴケやスゲ類の
遺体が完全に分解することなく
堆積した黒色の泥土のことで、
乾燥すると燃えるという
花之江河は高層湿原で
木道があり保護されている