硬式テニスの秘密 本文へジャンプ
ストリングメーカーの紹介


性能は比較的シンプルで、ストリングの特徴がつかみやすい気がします。ストリングには基本的な性能を求めて、あとは自分の技術レベルでテニスのプレイスタイルを作っていく人向きな気がします。
悪く言うと、何かが足らない気がするストリングが、多い気がします。良く言うと、凝った作りの他社ストリングを使った後にゴーセンのストリングに戻すと「やっぱり使い易いな〜」と感じ易いストリングが多いと思います。
シンプルなので価格が比較的安いのがうれしいです。
価格が比較的安いから学生やストリングの消費量が多いヘビーユーザー向きな気がします。
全部で46品番程あるストリングのうち、21品番を使ってみました。個人的に好きなのは「POLYBREAK 18」「AK POWER16」「MICROSUPER16L」「AK PRO16」「WINTEX700」です。
現状ポリの中では「POLYBREAK」が一番好きなのですが、18ゲージが廃盤になって困ってます。確かに縦糸に使用すると角切れが発生しやすい気はしますが、横糸に使用した場合には全く問題なく使えて大変使いやすいです。横糸用のハーフストリングでも良いので復活して欲しいですね。

価格は高めですが打球感が良く、性能的にもバランスが良いと感じるストリングが多いように感じます。
ナチュラルストリングのメーカーがナチュラルストリングを目指して作っているナイロンストリングと言うのが伝わってくる気がします。
ポリストリングは性能はそこそこで普通な感じがします。

メイドインジャパンのこだわりが詰まった様な、凝った作りのストリングが多いと思います。
価格は高いのですが、ハマると抜け出しにくい使い易さがあります。ある意味、痒い所に手が届くストリングが多いです。
現状、ゲージの違いも数えて全部で34品番ある硬式ストリングのうち、18品番を使ってみましたがそれぞれの品番に対象となる(相性の良い)消費者やラケットが明確にあることが伝わってきます。
価格が高いので、販売店があまり仕入れないから張る機会が少なく、せっかくの凝った作りのストリングが広まらずに残念なメーカーです。
個人的に嫌いな品番のストリングが無いメーカーです。(自分には合わないと感じるストリングはありますが。)

ポリブラズマで有名になったメーカーです。ポリにしては反発があり、テンション維持力があるので短期間で有名になりました。しかし、ポリストリングは各メーカーが新製品を次々と新発売している開発途上の分野なので、最近は他社の新製品に押されて存在感が無くなってきています。
個人的には「Poly Plasma 118」「Plasma pure 118」「Hyperion 118」「Tornado 117」は好きでよく使っていましたが、「GOSEN POLYBREAK 18」が発売されてからはあまり使っていません。

ポリストリングで有名なメーカーです。アルパワーで有名になりました。当時のポリの中では打球感の硬さが抑えてあり、一瞬ホールドしたあと玉が飛び出していく感覚が絶妙でブロや学生の使用率が高かったです。
しかし、テンション維持力があまりにも悪く、1試合で何本もラケットを変えるブロなら良いのですが、一般社会人や学生には使いにくく、他社の新製品でテンション維持力が高い物に移行して行きました。
価格が比較的高い物が多いです。今となっては打球感が重い物が多いので短期間で張り変えるハードヒッター向きブランドのような気がします。
私にはハードスペックなストリングが多く性能を使いきれないので使用していません。

個人的に感じるのが、使用者の立場で企画開発されているストリングが多い気がします。
使用者にフィットして使いやすく感じるストリングがありますが、もともとストリングメーカーではないので、個人的に使ってみて逆に自分には合わないと感じるストリングもあります。
個人的には「REACTION」と「NXT」は大好きです。

・ポリ素材の複合コポリマーの採用やポリエチレンをベースとしたテニスストリングを開発しました。打球感が柔らかいわりに反発も過去のポリよりは感じるため、ソフトポリでは頭一つ出ている感じがします。他社製品で打球感が柔らかいポリの代表は「POLY STARのENERGY 125」が有名ですが反発はありませんでした。