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宮島ではちょうど雛めぐりをやっていた。これは民家(もちろん名門なんだろう)が代々ご自慢の雛人形セットを一般公開するもので、観光客はその期間はおうちに入らせてもらい、雛人形を見る事ができる。知らない人でも家に入れるのもびっくりだが、その巨大豪華な雛人形セットにもビックリした。部屋が埋まるくらいの何段もの雛壇に、「わらわは帝じゃ」と誇示するかのような、ものすごい贅沢な小物類。そんなものすごい雛人形セットをもってる家が何件もあるのだ。りっぱな雛人形と一緒に、孫や子供が遊んだであろうお人形(これもそれなりに年季の入ったもの)を飾っているおうちもあったけど、いじられすぎて髪の形が変りつつある古いお人形は、他人の私にはちょっと、怖かった。 この期間は島内のあちこちのホテル、商店でも、雛人形を飾っていて、見せてくれる。それぞれ由緒やこだわりがあるらしい。自分のうちの雛人形を見てもらうのが誇りになる。今時、どの家もそれなりの雛人形を持ってるなんて、贅沢な島だなあ。 厳島神社は残念ながら引き潮の時に参拝した。引き潮の時は潮干狩りが出来るらしく、神聖な?大鳥居から神社までの砂浜には、ビニールやバケツを持った人が大勢いて、うじゃうじゃ蠢いていた。次は絶対満ち潮の時に来るぞ! *宮島雛めぐり : H14は3/23〜4/3 問い合わせは実行委員会0829-44-2828 (右2つの写真はネガプリントをスキャンしたものです) |