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真昼の醍醐桜には観光客があつまる。人は多くてもしれているのだが、車が大渋滞して動かなくなる。桜も、ただ見るのなら問題ないが撮影するのは大変。それは他のカメラマンも同様で、桜の美しさとは反対にギスギスな空気が漂う。こういう場所は撮るだけ撮ったら、とっとと退散するのが賢明である。退散というより徹夜でフラフラの私はもう京都に帰りたかった。醍醐桜は西の桜めぐりの締め括りにふさわしい、素晴らしい桜だった。有名な桜なので一目見ておこうと思う反面、あまり興味もなかったのだが、実際真近でみると感動する。神木のような威厳があった。 岡山では通りすがりの道でも、ちょこちょこ撮影できた。このちょこちょこ撮影が中国地方では意外と出来なくて、もともと桜の周りには人が集まるように出来ているから、「あっ きれい」と思っても、いざ撮るとなると、宴会道具や電線や車や色んなものが邪魔になって、なかなか撮れない。日本人って本当に桜が好きなんだなあ |