オーストラリアに行った事がある人以外にはわかりにくいだろうが、一応私のとったコースを列挙しておく。 オーストラリアへは日本の10月、向こうでは春から夏を迎える頃に到着した。 当時はまだ「大自然」とか「ジャングルと野生動物」とかそんなのに憧れていたから、一番行きたかったのが「ダーウィンのカカドウ国立公園」。ここは10月中からは雨季が始まるというので、真っ先に行こうと、到着地をダーウインに決めた。 |
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まず関空からマレーシア航空でダーウインに着く。ダーウインからカカドウキャンプツアーに参加して、その後グレハンのバスで、蛍とコウモリの飛び交うジャングル温泉マタランカに行き、その後またバスで「悪魔のおはじき」とよばれる奇岩群デビルス・マープルで大人気「ギャリーのツアー」のアクロバットを楽しみ、またまたバスでアリススプリングに到着。目玉のエアーズロックと風の谷、キングスキャニオンのキャンプツアーに参加。 |
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次はオーストラリアの誇る長距離列車、ザ・ガン号でアデレートまで走る。アデレートから、カンガルー島のキャンプツアーに参加。戻ったら、今度はバスでパースへ向かう。マンジェラで野生のイルカと一緒に泳いで、ロットネス島でホエール(鯨)ウオッチングや島内サイクリングとダイビングをして、その後最大の苦労と最高の体験となった西オーストラリアキャンプツアーに参加した。 |
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このツアーで黄砂の中に化石が林立するピナクルスやカルバリー国立公園、モンキーマイア、シェルビーチ、ハメリン・プール、ニンガルリーフ、カリジニ国立公園などを廻った。なかでも圧巻はカリジニ国立公園。これはぜひおすすめする。 |
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ツアーは月の階段で有名なブルームまでで、そこからまたお馴染みのグレハンバスでキャサリンへ行く。ここで初めて西側路線のバスに乗ったが、4〜50人は乗れる長距離バスにたった8人しか乗ってない。やはりつぶれるという噂はあり得るかもしれない。キャサリン渓谷では一人乗りカヌーツアーに挑戦。カヌーはほぼ初体験だったが約一日かけて渓谷をカヌーで縦断する。体力は必要だが、見渡す限りの大自然の中にぽっかりと浮いてみるのも、なかなかいい。最後にダーウインに戻って、やむなく飛行機でシドニーへ飛び、そこからニュージーランドへ移動した。シドニーに着くと、やっとわかりやすい英語を喋る親切な人々がいたのでホッとした。それにしてもシドニーは中国人の多い町だった。 |