〜 順不同 九州ゆるり旅ベストエックス vol.2 〜

 


*高千穂の夜神楽の参加法

夜神楽は氏神様を神楽宿(今では公民館が使われる)にお招きして、舞を奉納する神事です。
11月から2月にかけて各地区で行われ、午後2時頃から宮神楽、御神幸、舞入れ、御神屋始めと始まり、午後6時頃より神楽33番を夜通し踊り続けます。地区により舞順や時間は多少違いますが、朝8時頃に終了します。
途中何度か休憩があり、「ふるまい」として 竹筒のお酒の「カッポ酒」やおむすび、煮物料理等がふるまわれます。
一般の観光客も、その時間その場所に行きさえすれば自由に神楽を見学できます。
ただ神様へのお気持ちとして、近くの酒屋さんでお酒を買って持っていったり、初穂料として2千円程は包んでいく方がいいと思います。
車は近くに路駐するしかないことがありますが、ご近所の方に一言声をかけておけば(たぶん)大丈夫でしょう。(たぶん)
神楽宿(公民館)では真ん中に舞台が設けられ、その周りを囲むように自由に座ります。舞台のまん前に行きたい方は早く行かないと無理ですが、後ろや横なら途中から入っても充分見れるはずです。
10時頃までは結構混みあいますが、真夜中になる頃には少し減り、その場で横になる人もちらほら。朝までに たぶん一度は睡魔に襲われると思いますので、毛布やアルミマット等を持っていくと便利でしょう。
何度か「ふるまい」があるので、空腹で困ることはないと思いますが、お茶などの飲み物は持参したほうがいいでしょう。信じられない事ですが自分達の目の前におかれた「ふるまい」を独占した挙句、タッパ(ふるまいがあるのを知らず家からお弁当を持ってきたらしい)に残りを詰めている観光客のおばさん連中がいましたが、そんなみっともないことをする前に、遠慮深くて手が出せない(私のような)人がいないか、気を配りましょう。

夜神楽の日程は毎年変わります。詳しくは高千穂町観光協会(0982-73-1213)や町役場(0982-73-1212)にお問い合わせください。

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