おうち日記 (8/31〜9/7)




コンテスト (9/7)

ご存知の方もおられるでしょうが、私は2003〜2004年にかけて風景写真誌のコンテストに応募してきました。このHPをご覧頂いてる方の中には、そちらからのリンクで訪問いただいてる方もおられると思います。
知人達には一年程前から宣言してたことですが、来年度からはしばらくコンテストから遠ざかろうと思ってます。気が向いたら2004WORKでコメントするつもりですが、そういうわけなので、コンテスト関係の方で、もし当HPにたまにでも遊びに来てみよう・・・と嬉しい事を思ってくださる方は、「地球のうえ」のアドレス http://www5d.biglobe.ne.jp/~yuka0225/ を「お気に入り」に追加しておいて下さいね。よろしくお願いしま〜す。


アーモンドチョコ (9/6)

少し前になるが、何の前触れもなく、以前つきあっていた人の夢を見た。
久しぶりに思い出して、起きてから少しの間、ボーっとしてしまった。
そういうことってないですか?
夢の中身は覚えてないけど、楽しい夢だったような気がする。
断言できるが、まだ好きだとか、また会いたいとか、そういうのじゃない。むしろ再会するのは怖いような気さえする。

私はチョコレートはそれほど食べないが、アーモンドチョコは大好きだ。
あれ、箱の中でコロコロ転がるから、「まだ一個ある」と思って、箱をゆすってみて、もう残ってなかった時って、すごく悲しい。チョコは一個でうんざりなのに、なぜかアーモンドチョコはあっというまに一箱あけてしまえる。

ある時、私が写真を撮ろうと外に出てる間、その人が車で待っていたことがある。道端に停めたので、振り返ると、運転席からこっちを見てるのが見えた。結局思ったようには撮れなくて、あきらめて車に戻った私の目に飛び込んできたのは、開けたばかりのアーモンドチョコの箱が、ほぼ空っぽになりつつある映像だった。
そういえばこっち見てたとき、口動いてた。アーモンドチョコ、ずっと食べてたんだ・・・

私が、そんな小さなことは気にしなかったか、嫌味の一つ位は言ったか、けんかになったかは忘れたが、隙間だらけのチョコの箱と、「いや、悪いかなーとは思ったんやけど・・・」という珍しく弱気な彼の言葉だけは、はっきりと覚えている。
なんかまたアーモンドチョコ、食べたくなっちゃったなー


爛漫 (9/2)

最初に要点を述べておくと、今日は秋田県湯沢の名酒「爛漫」の話である。

どうも私は活字中毒の周期に入ったらしく、ここ数日、時間があればお気軽推理小説を読み耽ってる。昨日は小野不由美氏の黒シの島、今日は内田康夫氏の本因坊殺人事件。昨日は半身浴というのを試してみようと、うっかりお風呂で読み始めて、ついに数時間、湯船を出たり入ったりの長湯をしたせいか、入浴後しばらくしてから珍しく「蕁麻疹」が出てしまった。
蕁麻疹は沖縄で興味半分に珍味イラブーと山羊汁を食べて以来。どっちが合わなかったのかわからないが、それが記憶にある蕁麻疹の初体験だった。その時も今回も足だけにでるので助かってる。これ、顔にでたら、かなりショック・・・

半身浴というのは腰までお湯に浸かって30分程すると、上半身から汗がどっと出て、いいらしい。私は「のぼせ症」なので出来るかなと思ったが、いいあんばいで汗がでて、なるほど良さそうな感じだった。とはいえ退屈なんで本を持ち込んだら、これが傑作で、止められなくなってしまった。ちょっと気味悪い系だからあえてお勧めはしないけど。

今日の「本因坊〜」はそうでもなかったが、舞台が秋田横手〜鳴子の仙秋ライン付近、私にとってはかなりお馴染みの地域だったので、ちょっと嬉しかった。こういう時、知らなければ読み飛ばすような所も、大発見気分で味わえるから楽しい。鳴子温泉にも入ったことがあるし、ちょっとマイナーな川渡温泉にも苦労?して入ったことがある。鬼首温泉郷の名物露天風呂吹上温泉も入ったし、極めつけは片山地獄にも辿り着けた。秋の宮温泉も入った。しかもこの辺は「温泉修行」に書こうと、結構うろつき回ったのだ。

話がどんどんそれたが、文中で刑事と記者の会話で、「湯沢はたしか酒の爛漫の産地でしょう」・・・というのがある。唐突に酒名が出てきただけなんで、大抵の人は読み流すのだろうが、なんとタイミングのいいことで、私は今年の冬、横手のかまくら祭りに行った時、まさに湯沢で「爛漫小町」というのを買ってて、しかも数日前から冷蔵庫で冷やしていたのだ!

私は一時期 「各地で安い地酒を買う」のに はまってて、「高価な銘酒は全国で買えるけど、安いお酒は地元で人気でも、なかなか遠隔地にまでは出回らないだろう」と推理して、旅先のあちこちで道の駅や蔵元へ行っては、日本酒のことに詳しくもないのにお店の人に「聞きまくって」(絡むともいう)「安くて、美味しくて、地元っぽい」お酒を買うことにかなりの労力を費やしていた。残念ながら「買う」ことで満足してしまい、大抵は人にあげるとか、放置されることが多い。時には料理酒に変身するので甲斐がないというものだ。

爛漫小町は容器に惹かれて買ってしまった。300mlの小振りのビンに同じ色のガラスのお猪口が付いている。ピンクとブルーの二種類あり、湯沢の犬っこ祭りの会場で、「今だけの記念のです」と蔵元から出張してきてる人に言われ、両方とも買ってしまった。「お財布にお金が入ってなかったらあきらめよう」と覗いたお財布に、きっかり二本分のお金が入っていたせいもある。
というわけで、早速ちびちびやっている。
そもそもどんなのが辛口でどんなのが甘口かとか日本酒の味というのはよくわからないのだが、ものすごく飲みやすい。それ以上にオレンジがかった薄いピンク色のガラスのビンを見てると幸せな気分になってくる。 (酔ってるのか?)

無意味なコレクションですが・・・見せたくてしゃーない


六番目の小夜子 (8/31)

図書館で借りてきた推理小説「六番目の小夜子」
推理小説っていっても、ちょっと怪談っぽい要素もある学園モノで、おもしろかった。私は根気がないので、普通の本はなかなか完読できないのだが、推理小説だけはなんとかがんばれるから、たまに読む。
ところが・・・である。読んだ後、ひょんなことから、昔のマンガを読んでみたら、主人公とその親友達の設定がそっくりなのだ。マンガの名前は吉田秋生作「吉祥天女」 
これだけ設定が似てると「ええんかな〜」って・・・ 公認のパクリなんか、マンガの作者は知らんままなんか・・・ でも真似してそうな推理小説のほうが面白いから、まあええか。ちょっと最後の謎解きが無理矢理っぽかったけどな。 「ええっ これで謎解き終わりですか〜? 私、まだわからんこと一杯残ってるんやけど〜」 って悲鳴は、大好きな内田康夫氏の推理小説で毎回味わってますから・・・ 「六番目の小夜子」 なかなか楽しめますよ。

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