ええ、私、おのぼりさんです。胸張って言えます。それがなにか?(笑) 今回、東京に行ったついでに、浅草と東京ディズニーシーに行ってきた。ベタだけど、おのぼりさんとしては、どっちも外せないもんね。 ディズニーシーって初めて行ったんだけど、アトラクションだけでなく、建物がすごく素敵で、特にモスクのあるアラビアンコーストとヴェネチア風ゴンドラのある南欧の港町エリアは、涎が出そうなほど魅力的だった。 そう、両方とも、私がかつてバックパッカーで旅して魅せられた地域なんですよね。 |
ヴェニス風ゴンドラ乗り場の景観は、ヴェニスというより南イタリアのアトランティーニを思い出す。アマルフィー海岸沿いの港町で、レモンリキュールが名産の小さな町。建物と建物が迷路のように階段で繋がっていて、旅した町の中でもかなりのお気に入りの場所だった。 アラビアンエリアは、モロッコやトルコが懐かしい。独特の光と影の演出、楕円形のエッジ、砂色と青色の絶妙なバランス。 |
お昼は、アラビアンエリアのカレー専門店で食事。 私、インドには行ったことないけど、たしかモロッコやトルコにはカレーってなかったような・・・?まあ、いいや。せっかくなので、ビュッフェコースを選んだ。7種類のカレーとライスやナン、シシケバブやタードリーチキン、サラダ、デザート、ドリンクがついて2300円。 |
そしてなんといっても感動したのは、アラビアンエリアのメリーゴーランド。 キャラバンカルーセルなんて、難しい名前つけてるから、何かと思ったら、メリーゴーランドのこと。メリーゴーランドなんて、何十年ぶりかもしれない。夜のメリーゴーランドなんて始めてかもしれない。レイブラッドベリって作家の夜の遊園地(サーカス?)の小説をずっと昔読んだことがあって、内容は覚えてないけど、ちょっと怖いような、不思議なようなイメージが残ってて、それが今、目の前にある感じ。メリーゴーランドに乗ると、周りを流れる景色は案外普通なんだけど、後ろを走る他の馬を見てると、軽い目眩に誘われて違う世界に行ってしまいそう。まさに夢とおとぎの世界でした。 (2010.1.23) |