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雨の荒島岳登山 


三連休後半の二日を利用して福井県の荒島岳の登ることにしました。
荒島岳は今回で三回目になります。
大阪から各駅停車乗り継いで越美北線の勝原まで行きます。
電車が少ないので思うように行きません。特に越美北線の越前大野から先は1日に4本しかありません。
長浜で同じように登山口でテントはって荒島に登られる方と一緒になりました。
10月1日から電車改正で長浜出発が変わっていましたが、敦賀での待ち時間が少なくなっていて間に合いました。
ついた日はいいお天気でお月さんもお星さんも見てたのですが、かんじんの登る日は雨時々曇りでした。

1日目 大阪―米原―長浜―福井−勝原ースキー場荒島登山口(テント泊)
2日目 登山口出発(7時)―スキーリフト終点−シャクナゲ平ー頂上ーピストン登山口(1時半)     


勝原の駅です。
サルビアなどの花が植えられたかわいい駅です。
福井から九頭竜駅まで走っている越美北線です。
越前大野から先は1日に4本しかありません。
時刻表改定の度に本数が減っていきます。
車窓からの景色はとてもいいです。
駅から見る山の紅葉は今真っ盛りでした。
20分ほど歩くと今日のテント場銀嶺荘につきます。
銀嶺荘は改装しているような閉めているような
無人でした。
草は刈ってくれていました。
早く着いたのでゆっくり紅葉をながめました。
今日の夕食は炊き込みご飯とおでんです。
半月のお月さんが輝き星もそれなりに出ていましたが、
裏切られました。
夜中の二時からザンザン雨が降りました。
天気予報では晴れのち曇りだったんですが、
言っても仕方ないのでやむこと念じて
雨具つけて登りだしました。
久しぶりに雨具をつけた山登りになりました。
リフトの終点でやっと雨がやんでくれました。
以前に登った時はここまでテント上げました。
元気よかったです。
スキー場ののぼりはきつい。
リフト前からは急とだけれども
気持ちのいい登山道になります。
低木の紅葉がきれいです。
大きな木は葉が落ちてしまっていました。
急登を勢いよく登ると少し平らになるという
登山道です。
ただ階段状の所がちょっと足より高いのがしんどいです。
ところどころ真っ赤やオレンジが目を楽しませてくれます。
振り返ると大きなブナの木の間から
盆地が見えます。
雨がやんで少しは歩きやすくなりました。
黄色も透きとおってきれいです。
休憩をするけれども
濡れているのと雲が覆っているので
何となくあわただしく、落ち着きません。
幻想的な感じの登山道です。
最後の急なのぼりでシャクナゲ平に出ます。
ここまで二時間半かかりました。
シャクナゲ平から右に行くと
小荒島岳を経由して下唯野に下ります。
左に少し下って荒島岳の頂上を目指します。
のぼりの途中で振り返ると
雲海と遠くまで山の重なりが見えます。
急な足のとどかない登りをエイや!と
かけ声賭けながら上っていきます。
荒島岳頂上の祠です。
残念ながら、白いガスがかかっていて
何も見えませんでした。
登山の無事をお祈りしました。
以前にあった壊れかけた建物と反射板がなくなって
すっきりした頂上になっていました。
雨がポツポツきたので急いでおりました。
今回は休憩のたびにパンなどを食べる
行動食にしました。
のぼりには見えなかったんですが。
赤い実がたくさんなっていました。
赤い実の向うは大野盆地です。
雨がやんで赤い実の向うに小荒島岳が見えます。
その向うは大野盆地です。
登った時以上に降りる時に高さを感じます。
こんな階段や石の急坂が続いていました。
こけるといやなので、
慎重のおります。
したからどんどん登ってきます。
雨でも登る日とは結構います。
やはり百名山に入ると人は多くなるようです。
シャクナゲ平について見上げると
荒島岳はガスの中でした。
左が中荒島岳で頂上は完全にガスの中です。
急坂のブナ林です。
ガスの中の景色も幻想的で案外好きなんです。
下りにはよくこんなにがんばって
登ったなあと感心しました。
雨も降ってきてひたすらもくもくと下りました。
最後のスキー場の下りはホントしんどかったです。
テント場に帰って荷物かたずけて
勝原の駅に行きました。
勝原からは終点九頭竜駅までふたつで折り返すので
終点まで行きました。車窓からの紅葉は最高でした。
ただトンネルが多いのにはまいりました。
九頭竜駅の紅葉です。
後は福井まで出て帰りは特急奮発して帰りました。
雨だったけどそれなりに紅葉を楽しみ
達成感のあった山往きでした。



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