紅葉の大普賢岳
10月7日 和佐又口―和佐又ヒュッテ―和佐又山―無双洞途中―和佐又ヒュッテ(テント)
朝からはいいお天気だったのに、バスを下りヒュッテを目指したときから、雲が多くなりだした。
和佐又ヒュッテの前の広場はひろびろしていて気持ちのよいテント場です。
斜面は一面ススキで覆われています。はしの方に大きな栃の木が天に向かって伸びています。
和佐又山に軽く散歩に行きました。無双洞の方に行きかけると、ポツポツ降ってきました。
ブナが多い水平道の途中で引き返しました。
夕食は、頑張って持ち上げたキムチ鍋です。これからは鍋の季節です。
雨は夜中にはやんでいました。
8日 和佐又ヒュッテ―笙の屈―石の鼻―大普賢岳(ピストン)―和佐又口(5時間半)
雨は降ってないもののドン曇で山は霧の中です。
今日は大普賢岳ピストンにしました。
笙の屈までは、ブナやヒメシャラの多い樹林帯の気持ちのよい緑の中を歩いていきます。
ここからははしごが多く一気に登ります。紅葉がはじまっています。
滑落事故が多く、地元の人たちが整備してくれているそうですきれい!思わず声が出ます。ガスの中で、緑と赤、黄色、オレンジぼーっと浮かび上がります。
好きなんです。ガスの中歩くの夢があると思いませんか。
石の鼻でも頂上でも残念ながらなにも見えませんでした。下りは少し晴れて、紅葉がくっきり、美しくあらわれました。
ななかまどのみが真っ赤でした。 大普賢岳の下りで見た小普賢岳です。
大普賢岳の紅葉です。
今回は展望がなく秋の始まりの紅葉を楽しんできました。
石の鼻であった若者三人組は大普賢岳の頂上から七曜岳に縦走しようとして間違って、山上岳の方へいってしまい道に迷って大変だったとけろっと話してくれました。
彼が六花亭のイチゴチョコレートを持っていたので、思わずちょうだいと叫んで、おいしくいただきました。
天気が良かったら、七曜岳〜無双洞と一周する予定でした。
または、伯母谷の覗きをとおって柏木まで下りるのもいいかなあと思います。
頂上付近の紅葉です。