国 見 岳 か ら 御 在 所 岳
3月9日 大阪―湯の山温泉―日向小屋
10日 日向小屋―藤内小屋―天狗の庭―水場―国見尾根分岐―ゆるぎ岩―国見岳―国見峠―御在所岳
国見峠―裏道―日向小屋―湯の山温泉―大阪
天気予報では土日は春らしいお天気になる予想です。
鈴鹿の御在所に行くことにしました。御在所へくるときはいつも日向小屋でお世話になります。家庭的でいつも温かく迎えていただきます。食事はいつも旬のものがでます。
夕食のメニューは、山菜(ふきのとう、三つ葉、むかご)のてんぷら、こなごとにらの掻き揚げ、ほうれん草のおひたし、ブロッコリーと豚肉のしょうが焼き、あげ豆腐、お客さんの差し入れの冷奴、うなぎとマグロののったバラ寿司です。たくあんのお漬物、わさびの煮びたし、すごいでしょう。
いつも晴子さんの手料理が楽しみです。ふきのとうはご主人が仕事の合間に採って来てくれた物です。
泊まる人は岩登りの人がほとんどです。ルンルンハイキングの人は少ないです。
土曜日、湯の山温泉に着くとお知らせが貼ってあって、蒼滝の上の橋のつけかえで通行止めになっていました。
大きく遠回りして日向小屋まで行きました。途中でうぐいすの初音を聞くことが出来ました。
日曜日、朝からいいお天気です。藤内小屋まで歩き、裏道を水場のあるところからすぐの分岐を国見尾根の方へ入りました。急な道で木をつかみながらよじ登りました。その途中から見た藤内壁です。
避難小屋の仲間が登った所です。どう考えてもこわくてそんな無茶のことと思う壁です。
すごいです。あの壁上るんですから、感心しながら休憩して眺めました。
国見尾根に取り付いたら雪がところどころでてきて、滑りそうで緊張しました。途中のゆるぎ岩と国見岳の頂上から見た国見尾根です。奇妙な形をした岩がのこっています。何かの拍子に落ちたら困るなあと思います。全体が岩山です
国見尾根から見た雨乞岳です。まだ雪が相当残っています。右は残雪もうすぐ溶けてなくなりそうです。
今は雪もなく、花には少し早い時期なのか登山者は少なく静かな山行きでした。
しょうじょうばかまは花芽をつけて今にも咲き出しそうです。あわてもながいないかと目を皿のようにして探しましたが咲いたは見ること出来ませんでした。いわうちわ、いわかがみのはがびっしりでていました。
咲くのはもう少し時間がかかりそうです。咲いたら素敵でしょう。
国見岳から国見峠まで下って御在所岳までは登り返します。頂上付近はスキー場で観光地そのものです。
アスファルトの道を頂上まで行きます。御在所岳からはきれいな形の鎌ヶ岳が大きく見えています。
途中の樹木はアカヤシオ、三つ葉つつじ、シロヤシオが多くこれも咲く頃に見たいものです。
ひなたの枯れ草の中にかわいい春リンドウを見つけました。
中道を降りる予定だったけど、登ってきた人の話でやめて、安全な裏道を降りて日向小屋のおじさんたちに挨拶して帰ることにしました。楽しい1日でした。
春リンドウとマンサクです。