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まゆが出来はじめた!中にいる芋虫がまだ透けて見える!

クロガネモチの葉っぱは食べ尽くされましたが、近視らしいいもむしは枝をせっせと這い回り、枝の端まで行っては下半身の足でしっかりと木にしがみつき、上半身はめいっぱい伸ばして枝からのけぞり、半円形を描くように各方向に葉が一枚もないことをやっと確認しては、また枝を引き返し幹にもどります。そしてまた次の枝も同様にチェック。

もっと食料を必要とするいもむしはどうするのでしょう?観察をつづけました。
なんと隣接のキンモクセイの木に空中アクロバット移動。地上1m50cmくらいのクロガネモチの枝からのけぞりサーチで届いたキンモクセイの枝に這い移ります。豊富な葉で食料不足を補いました。満腹になると動作を一時静止、それからまゆ作りです。もう目立たないところにまゆはいくつも仕上がっていました。

かいこのまゆとは違って、なんとキンモクセイの葉を、体を巻き込むようにして巧く利用します。





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お便りはこちらへ k-yoshimi@msi.biglobe.ne.jp (小林 佳美)

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