ティールーム(2000,2月-5月)


各部屋では 十分におはなしできなかった犬の
こと、植物や野鳥などの自然、その他のトピッ
クスのお部屋です。
また豊能町についてのご案内を通して、皆様に
「豊能町への小旅行」や「短期/長期滞在」の
気分を味わっていただけたらと思っています。
            


No.200(2000.05.22)「こどもの日」に柏餅、ちまきを食べるわけ、お飾りの意味は?
    
    
        (こどもの日は過ぎましたが、興味深いのでご紹介します。)
        (イラストとも「家の光」から引用。マナーデザイナーの
    岩下宣子さんによる記事です。)
   
    5月5日は端午の節句です。「端」は月の初めの意味、「午」
        は十二支のウマの日ということです。

    古来、中国では5月は初夏で湿気の多い悪い月とされていて、
        特に午の日は嫌われたそうです。そのため、香りの強くて
        虫や菌を寄せ付けない菖蒲(ショウブ)や蓬(ヨモギ)
    で人形を作って入り口にかけたり、邪気を払うために酒に
        浸して飲む行事が行われました。

    それが奈良時代に日本に伝わり、5月は田植え前の神聖な
        時期だったため、邪気払いの風習として根付き、鎌倉時代
        からは武家の行事として発展。そのため、室内飾りは具足
    飾りが一般的。鎧(よろい)かぶとを中央に、向かって
        右に太刀、左に弓、前中央には菖蒲酒、向かって右に
        ちまき、左に柏餅を供えます。
    現在の日本では、菖蒲酒が菖蒲湯の風習に代わっている
        ようです。

    柏の葉は大型の木の葉のため、めでたいとされ、古来から
        お餅などお供え物を盛るための食器として使われてきました。

        いつしかお餅を包む葉に変わり、江戸時代には、「柏の葉が新芽が出始めてから前の葉
    が落ちる」ことから、家系が絶えない縁起のよい葉として武家階級に珍重され、端午の
    節句に盛んに使われるようになったのです。

    ちまきの歴史は古く、楚の屈原(くつげん、BC343〜 277年ころ)の故事がルーツ。
    英知と武勇の人、屈原は王の側近でしたがねたまれて失脚、流罪となります。世をはか
    なんだ屈原が5月5日に入水(じゅすい)して死んでしまうと、それを哀れむ人々が供養
    のために毎年命日に竹筒にお米を入れて河に流すようになったのです。

    また、漢の光武帝の時、お告げがあり、蛟(みづち、想像上の悪い動物)が米を盗めな
    いように蛟が嫌うオウチ(栴檀/センダンの古名)の葉で包み、同じく嫌いな五色の糸で
    縛るべし、ということで、今日のような笹でつつんだちまきの原型になりました。

        日本でも屈原の武勇にあやかりたいと、端午の節句に食べられるようになったのです。


No.199(2000.04.29)効率よくダイエット
    
    
        No.197(2000.02.02)で、ご紹介したダイエットとお月様との関係について「本当かも
    しれませんね」との感想をいただきました。
    でも、ルナ・カレンダーをお持ちでない方も多いのではないかと考え、5月以降のお月
    様をここに記すことにしました。
    満月が終わってから朔までの期間です。"人体実験”にお役立てくださいね。

    5月:(18日が満月なので)19日〜6月2日(6月2日が朔)
    6月:(17日が満月なので)18日〜7月2日(7月2日が朔)
    7月:(16日が満月なので)17日〜7月31日(31日が朔)
    8月:(15日が満月なので)16日〜29日  (29日が朔)
    9月:(14日が満月なので)15日〜28日  (28日が朔)
    10月:(13日が満月なので)14日〜27日 (27日が朔)
    11月:(12日が満月なので)13日〜26日 (26日が朔)
    12月:(11日が満月なので)12日〜26日 (26日が朔)


No.198(2000.03.07)犬を飼う:ベーシックその3(遊びの終わり方)
    
    
    犬のしつけで、気をつけるべきことが遊びにもあります。
    ボールやおもちゃを使っての遊びや、布やロープを引っ張り合ったりする遊びなど
    さまざまな遊びの場面で、犬の相手をしますが、ポイントはその遊びを終わりにす
    る時、必ず人間が品物(ボール、おもちゃ、ロープ、フリスビーなど)を取り上げた
    形で終わりにするということです。

    言いかえれば、人間と犬とが獲物を争い、人間が獲物(ボール、おもちゃ、ロープ、
    フリスビーなど)を獲得して終わる、つまり、人間が勝利者で犬が敗北者という位置
    付けを確認させて終わるのです。
    そうすると、勝利者のいうことを敗北者が聞くことになり、リーダーは人間で犬は
    従者という関係が確立されます。リーダーの立場がしっかりしていないと、
    犬は命令(注意なども)を聞き入れてくれませんから。
    
    これは徹底しないと逆効果になります。「自分の方が獲物(=おもちゃ)を獲得した
    ぞ。だから自分の方が強いのだ。自分こそがこのファミリーの主人だ。」と思わせて
    しまい、わがまま一杯の独裁者(=気にいらない時には相手を噛む)を育ててしまう
    ことになるからです。。

    遊びをやめるタイミングも大事です。まだ遊びに飽きていない時点で、
    「オシマ〜イ!」の宣言を必ず人間がします。それを聞くと、ハイになっている犬は、
    「ええっ、もう?」ととても落胆した表情をしますが、リーダーと従者の関係確認の
    ためには、絶対に犬の方が飽きてやめてしまうまで付き合ってあげることはいけない
    のです。(犬がリーダーとなり、終わりを宣言したことになってしまいます。)
        遊びの量が足りないと思ったら、しばらくしてからまた相手をしてあげればいいので
    す。

    犬に対して人間はどんな場面でも上位に位置すること、主人、命令者、リーダーである
    ことに徹することです。


No.197(2000.02.02)ダイエットとお月様の深い関係
    
    
    今年、LUNA Calendar 2000 というのを購入しました。日ごとの月の満ち欠けがひ
    と月分ずつ表になっています。「豊能町の自然」の一部を成す月のことをよく知りた
    いと思ったのです。
    
    一番驚いたことは、月の出、月の入りの時刻から考えて、案外私たちは月を見ていな
    いのではないかということでした。
    元旦の月出1時39分、月入13時05分、1月10日の月出9時03分、月入19時56分、1月30日
    の月出1時23分、月入12時12分という具合で、あたりが暗い時に目に触れる時間が短
    かったり、昼間出ている場合はほとんど見えませんし、真夜中から朝まではは睡眠中
    です。
    ただ、1月21日の満月は月出17時04分、月入6時33分と夕刻から夜中にかけて見られ易
    いのことからも満月は印象が強いのだということが納得できました。

    カレンダーの隅には興味深い説明があり、1月のページはダイエットについてでした。
    ダイエットの実行日は満月が終わってから朔までの月が欠けていくときに効果があり、
    逆に月が満ちていくときには生命力がみなぎり、適さない期間と言われているそうで
    す。
    科学的証明はまだのようですが、海面の水位が月の満ち欠けで変わるのですから、体
    の70%が水分である人間も当然月の影響を受けるはず、というものです。
    どうぞ、おためしください。これに従ってうまく行ったらメールをくださいね。
    



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