ティールーム(97.9)
本日のお菓子は、 初嵐(和菓子) 本日のお茶は、 長生の昔(伊藤園) でございます 各部屋では 十分におはなしできなかった犬の こと、植物や野鳥などの自然、その他のトピッ クスのお部屋です。 また豊能町についてのご案内を通して、皆様に 「豊能町への小旅行」や「短期/長期滞在」の 気分を味わっていただけたらと思っています。
No.103(1997.9.25) シタール奏者、南沢靖浩さん もう2ヶ月余り前のことですが、インドを代表する楽器、シタールを聴く機会 が、ありました。 有名なシタール奏者、南沢靖浩さんという方が町内にあるMana(マナ)とい うベーカリー&喫茶のお店で演奏会をされたのです。 宮廷で13世紀から演奏されてきた楽器ですが、楽譜といったものはなく、す べて即興演奏となります。一曲は約30分というところ。 はじめはゆっくり静かな演奏、だんだんと音量も加わりメッセージも加わる。 そして、高まりの部分を経て結びの部分で終わるのです。 聴いている者も徐々に演奏にひき込まれ溶け込み、高まりの個所では自分の 気持ちの高揚、胸の動悸のはやまりを認識し、やがてそれがおさまっていく過 程も共有します・・・多くの人が目を閉じて聴いています。 楽器の本体はひょうたんの一種の内部を乾燥させてつくるのだそうです。弦は 計12本。幻想的な独特の音色、コブシをきかせた響き、余韻が特徴。 無我の境地になることができた貴重なひとときでした。
No.102(1997.9.19) 「仕事中」のレトリーバーくん 地下鉄御堂筋線、一歩足を踏みこんだら盲導犬がいた。混んではいなかったの で乗客はみんな犬の足をよける。犬は、シートの端に座った盲人の方の足元で 伏せの姿勢をとっていたので前足がドアからすぐのところにあったのだ。 声には出さないが、乗り込んだ人は皆、 「あっ、盲導犬だ。」 と、注意しつつ関心をよせているのがわかる。私もこんなに近くで仕事中の犬 を見るのは初めてである。電車の中ではかなり大きいスペースをとるので、盲 人の方の隣に座っている女子校生は、靴が犬に触れぬよう足を反対側によけて いる。 「お仕事中です。体に触れないでください。食物を与えないでください。」 と、書かれた札を背中につけている。 どの駅からの乗客も暖かく見守っているのは、うれしい。 しばらくすると、犬はごろんと横になった。これは睡眠をとるときのリラッ クスした姿勢である。 「そうなんだ。お仕事をしながらも休む時間もあるんだ。」 と、気が付いた私はなんだか自分の犬のことのように、安心。 高校生が降りたあとに座った(やはり足は犬から遠ざけて)。 「次は梅田駅ですか? 居眠りしたものですから・・・。」 そうですと答えると犬はうながされ立ちあがったが、私のスカートを軽くクン クンし、やさしく叱られた。 「うちにも犬がいるのでにおいがついているのでしょう。」 ちゃんと本能が働くところも見せてくれて私は嬉しく思ったのですが、怖がる 人もいるので躾を徹底するのでしょう。 それにしても、レトリーバーくんのなんとやさしく慈悲深い顔でしょう。 あんなにやさしい顔には出会ったことがありません。
No.101(1997.9.17) お詫び:ティー No.25-36 再アップしました 一昨日のティーを書く時に気づいたのですが、ティールームのNo.25-36が落丁 していました。まったくそそっかしい私です。失礼いたしました。 最初は一ヶ月を3ページにわけていたのですが、ページが多くなるにつれて不 都合を感じるようになり、途中から現代のように一ヶ月単位のページ構成に変 えたのでした。 幸いなことにディスク保存している中に見つかりましたので、再度アップする ことができました。 まだ読まれてない方は、ついでの折りにでもお立ち寄りください。 ティールーム 97-2 の後半です。
No.100(1997.9.15) うれしい便り すこし前になりますが、千葉のかたからメイルをいただきました。 うちのワンワン・ムーミンがアメリカ(U.S.A.)の Hobo's Page にリンクされ ているとのことでした。 問い合わせなどはなかったので全然知らなかったのですが、それでもうれしい ものですね。早速コンタクトし、私の英語版を急ぎ仕上げることとなってしま いました。 ビアディー(ビアディッド・コリー)のページで、たくさんの写真はもちろん のこと、Midiあり、Chatあり、アニメーションありで、たのしいサイ トです。リンクのところにはちゃんと Yoshimi's Home Page もありました。 ぜひ、一度お訪ねください。 なお、千葉のかたは最近 Daisy's Page をスタートされました。やはりビアデ ィーのページ。こちらもたいへん楽しいサイトです。ぜひ、どうぞ。
No.99(1997.9.1) ダイアナ元英皇太子妃とウィリアム・S ダイアナさんが亡くなられた。なんともいえないショックが全世界を襲った。 なんとか彼女なりのしあわせを見出してほしかったのに・・・。 ご冥福をお祈りいたします。 「雀一羽落ちるのも神の摂理。来るべきものはいま来ればあとには来ない、 あとで来ないならばいま来るだろう、いまでなくても必ず来るものは来るの だ。なによりも覚悟が肝心。」(小田島雄志 訳) と、印象づけるべく言い放ったのは劇団四季の山口祐一郎紛するハムレット でした。阪神淡路大震災の約2ヶ月前のこと、私はガーンと頭を打たれた気が したものです。大震災の報道を見ながら震え、シェイクスピアのこの言葉を 思い出さずにはいられませんでした。 「なによりも覚悟が肝心。」とは、レディネス(readiness, 準備ができている 状態)が重要という意味で、精神的なものに限らず、すべてを含みます。 年齢がいくつでも、健康であれ病気であれ、「今、来るべきものが来る」確立は 皆同じ、50%であるのに、ひとは若いほどまた健康であれば確立が低いとの 錯覚をしているのが現状ではないでしょうか。 カナダのDさんに聞くところによると、向こうでは26歳ぐらいになると、毎 年「遺書」を書き換えるそうです。なにも財産はなくとも「来るべきもの」 が次の一年にやってくる場合に備え、お礼などいろんなひとへのメッセージや 形見わけの希望などを書いておくのだそうです。 人生を真摯に生きることを意味する、このような「遺書」は日本でも広まって ほしいものです。 ダイアナさんにはレディネスがあったのでしょうか。 シェイクスピアのお国の生まれです・・・きっと"ready"だったことでしょう。