ティールーム(98.05)
本日のお菓子は、 れんげ 本日のお茶は、 長生の昔(お詰めは伊藤園) でございます。
各部屋では 十分におはなしできなかった犬の こと、植物や野鳥などの自然、その他のトピッ クスのお部屋です。 また豊能町についてのご案内を通して、皆様に 「豊能町への小旅行」や「短期/長期滞在」の 気分を味わっていただけたらと思っています。
No.146(1998.05.17) その真相は?:鶏の骨をたべたら 3月のティールームのNo.141(1998.03.15)で鶏の骨が犬には適しない食物であるとさ れていることを取り上げ、真相はよくわからないと書きましたら、それについての メイルをいただきました。 何年も鶏の骨を食べさせていて何事もなかったのに、ある日血を吐き、2日間苦しん で息を引き取ったドーベルマンの例です。 大好物でいつもはガリガリバリバリとよく食べていたらしいのですが、獣医さんによ ると、やはり鶏の骨は縦に裂けて胃に穴をあけたのだそうです。 事が起きるまでは、たまたまラッキーだったということですね。 このワンチャンに骨を与えた者の後悔、最後を見届けたご家族のショックはそれはも うたいへんなもの、想像を絶するものでした。20年後でもその様子が忘れられない そうです。 実際の報告は説得力がありますね。何も知らずに与えられたものを食べてしまう犬た ち、やはり飼い主は、石橋をたたいて渡らなくてはいけませんね。
No.145(1998.05.16) 犬を飼う:犬のベーシック、その1 犬を初めて飼う時に、知っておくのが望ましい事は 「犬の祖先はオオカミだと言われているが、かれらは群れをなして生活をしていて、 その群れのなかでは、リーダー(トップ)、2番目、3番目・・・というように順位 が決まっている。そして、常にだれもが少しでも上位になろうとチャンスを伺い、ス キあらばチャレンジして、上位を勝ち得て相手を下位に蹴落すものである。」 と、いうことです。 犬は、飼われている家の家族に自分を含めてひとつの群れだと考え、誰がリーダー、 (家父長)なのか、2番目、3番目は誰か、自分はどこに位置し、上位に向かってチ ャレンジするチャンスはあるのかどうか・・・と考え(本能ですが)ます。 オオカミなどの「群れ」のリーダーは、威厳を示すためでしょうか、下の者から常に 距離をおき、触れたりなどはさせないものだそうです。 犬が家族のなかでリーダーになってしまうとどうなるか? ソファなどの一番居心地のいいところを占領し、他の家族を近づけなくなります。 誰かがソファの端に腰掛けようとすると眉間シワをよせて歯をむきだしにし、激しく 吠えたてます。もし、腰をかけようものなら噛み付かれるかも知れません。 食事の時も、お座り、お手やおあずけなどは全く受け付けませんし、お散歩では、自 分の行きたい方向へ、どんどん引っ張ってしまいます。 犬への接し方、躾の仕方によっては、犬をリーダーにしてしまう場合があります。ど うも初めて犬を飼った場合に、犬のペースに押された結果、そうなるようです。 あくまでも、「人間がトップ、人間がリーダー、何事も人間が優先である」というこ とを徹底してゆくのが躾のコツです。 具体的な方法はそのうちに。