ティールーム(99.04)


                                              本日のお菓子は、 花だより
                                               本日のお茶は、  和の昔(お詰めは一保堂)
                                   でございます。

各部屋では 十分におはなしできなかった犬の
こと、植物や野鳥などの自然、その他のトピッ
クスのお部屋です。
また豊能町についてのご案内を通して、皆様に
「豊能町への小旅行」や「短期/長期滞在」の
気分を味わっていただけたらと思っています。
            
No.193(1999.4.29)噛みつく犬にしたのは誰? そして処分したのは?               知らない人(女)に「私は犬が好きで・・・」と話しかけられ、ワンワン・ムーミン     のことをあれこれ尋ねられた。     その人は自分の犬について、     「今飼っているのは2匹めでしつけはうまく行っています。でも、最初のは噛みつく     犬だったのです。それで処分したのです。」     と、あっさり言ってのけました。     「えっ! まさか?」 人間のなんと傲慢なこと!     可哀相な犬たち!・・・噛みつくのは生まれつきではないのに、”噛む犬”のレッ     テルを貼られてしまうのですから。     飼い主が「犬は本能的に家族と自分をひとつの群れと考えること。チャンスがあれば     群れのボスになろうとしている。」という事を踏まえないで、甘やかし可愛がってし     まうと失敗し、”噛む犬”が出来上がってしまう。犬は自分がボスだと思ってしまう     のです。          ティールームの98年5月、7、8月を参考にして、”噛む犬”という冤罪をなくし     ていきましょう。
No.192(1999.4.19)コンポーズ(コンポジション)の不思議               No.190 でお話したアン・モロウ・リンドバーグの書いた「海からの贈り物」という     本は、女性がその人生や現実について考察している本です。しっかりと現状分析が     されていながら、女性の共感を呼び、女性の心が癒される感じを強く受けます。          そのわけは、ひとつには文体です。最初の一行めから読者を包み込むような優しいタッ     チなのです。用いられている用語によって、また用いられ方によってこんなにも雰囲     気が異なってくるのです。著者の「スタイル」がおのずとできているのですね。     作文や作詩のことをコンポジションと言い、作曲のことをその動詞のコンポーズと言     いますが両者に共通しているのは、既に存在している言葉を組み合わせたり、既にあ     る(または休符)を組み合わせることで作品ができていることです。          どう組み合わせるかで新しい作品が創作、作曲される不思議さ!
No.191(1999.4.01)詩人:まど・みちおさん 詩人のまど・みちおさんをご存知でしょうか?     一昨日の朝日新聞朝刊に「こんなに たしかに」という詩が紹介されているのに     気付かれた方も多いことでしょう。特に最近注目を浴びておられる89歳の方。     「ぞうさん、ぞうさん、お鼻が長いのね、そうよ、かあさんも長いのよ」の詩は、     誰でもご存知。あたりまえのことをいっていると読者に錯覚させるほど易しい表現     でもって存在の根源に迫り、存在を肯定しています。     ユーモアもあり、タマネギを壷ととらえてみたりする独特の視点、リンゴひとつの     存在にも賛歌を贈る・・・どの詩も今までにない感動を与えられ、すぐに虜になっ     てしまいます。     朝刊に掲載の詩の下にある、まどさん自身のコメントによれば、     宇宙のすべてがまどさんの本であると思っておられるそうで、まどさんの詩は、そ     の本を読んだ読後感みたいなものだそうです。     このコメントがもう”詩”なんですよね。

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