年の瀬の挨拶に源十郎と一緒に出かけた菊太郎は、困った様子の銕蔵たちと出会います。五歳の幼女がかどわかされたのでした。
お信は、身投げ寸前の若い女と赤子を助け、長屋に連れ帰ります。
楼主の車屋文蔵と口論していた遊女のお時の客になる、と菊太郎は申し出ます。その時、お時をかばっていたお鈴も一緒に揚げさせます。車屋文蔵は、骨董好きでした。
菊太郎は、居酒屋で難癖つけられていた若者を助けます。後に、「鯉屋」に若者・弥市の祖母のお勢が挨拶に来ますが、お勢は揉め事を抱えているようでした。
大店の娘らしい少女が、「鯉屋」の様子を伺っています。その大文字屋の娘・お妙は、湯治に出かけたままの祖父の身を案じていたのでした。
「鯉屋」で働く喜六は、銕蔵と同心・曲垣染九郎が男を引き立ててくるのに出会います。喜六たちは鯉屋で雨宿りをします。その男、富吉は、ある男の目を潰した嫌疑が掛けられていますが、富吉は、自分ではないと主張します。
同心の福田林太郎は、昨夜は正体なく酔いつぶれたようです。その頃「重阿弥」では、燗番の光太夫が行方不明になってました。