園田光慶
(ありかわ・栄一改め)
|
【ちょっと一言】園田光慶といえば「アイアンマッスル」となる。 絵の巧さは言うまでもなく、スピーディーでダイナミックなその絵柄は、貸本漫画系の(特に若手の)劇画家たちがこぞって取り入れることとなった。読者である僕も、それまでは永島慎二のファンであったので『刑事』(東京トップ社)などでありかわ・栄一には親しんでいたのだが、一発で取り憑かれた。貸本屋のおばちゃんに無理を言って「アイアンマッスル」を分けてもらったり、園田の引く曲線は曲線定規によるものだと知って、文房具屋を回って曲線定規を買い求めたりもした。そして、数多くの著作を集めだした。ちなみに、デビュー作である「5分前の死」も、コピーではあるが入手している。 |
園田光慶=ありかわ・栄一著作リスト
※リストの一部は「懐かしの漫劇倶楽部・高橋考三郎氏」に協力していただきました。
※初期の貸本単行本については林亨氏に資料提供していただきました。
※なつ漫太郎氏にも資料提供していただきました。
※想田四氏にも資料提供していただきました。
1940 12月7日大阪市旭町に生まれる ※4人兄弟の末っ子 |