2008年6月12日、一ノ関に行きました。 短時間の観光ですが、中尊寺と厳美渓に行きました。
中尊寺でタクシーを降りると、目の前に中尊寺ハスの池がありました。
昭和25年の調査で発見された八百年前のハスの種を平成10年に開花させたものだそうです。
植物の種は長生きですね。
中尊寺は金色堂で有名です。
金色堂には極楽浄土を現世に現しているそうで、藤原四代の遺体が納められています。
当初は屋外に建っていたそうですが、風雪を避けるために鎌倉時代に全体を覆う建物を建てました。
昭和38年に新しい覆堂を建てています。
そのため外からは金色堂は見えません。
覆堂の中に入ると、ガラスの向こうに金色堂が見れました。
中尊寺は、松尾芭蕉の歩いた北限だそうで、芭蕉の碑や像が建っていました。 「五月雨の降残してや光堂」
少し移動したところに、厳美渓がありました。 岩石を流れが削った、岩が美しい渓谷です。
もしかしたら、渓谷より有名なのが、空飛ぶだんごです。 団子は餡と醤油と胡麻のセットで400円です。 対岸の店に向けてロープが張ってあり、 カゴにお金を入れて木板をたたいて合図すると、 かごが引き上げられ、カゴに団子が入って飛んできます。 平日なのにひっきりなしに売れていました。
翌々日ニュースを見たら、一ノ関で岩手・宮城内陸地震がおきていてびっくりしました。
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