平成20年6月21日(土)、インプレスホールディングスの株主総会に行きました。 インプレスは土曜日開催なので、行きやすいです。 会場入口はインプレスのいくつかの会社が商品を展示していました。 多くは本です。 携帯で見るマンガ(マンガカプセル)もありました。 値段はまだリアルの本より高いそうです。 早く安くなるといいですね。
会場は撮影禁止ですが、そのわりに後ろにでっかいテレビカメラを並べていました。 不公平感を覚えます。 株主総会が始まりました。 社長が変っています。 塚本前社長は、昨年病気で倒れて療養中で、今回取締役も退任だそうです。 インプレスの先行きが心配です。
株主は14849名、株数373715個。 そのうち議決権を有する株主は12768名、議決権362466個。 出席株主は2776名、議決権270282個で、総会成立です。 出版業界は本の売上げは下がり、出版点数は増加傾向だそうです。 つまり、苦し紛れにいっぱい本を出すけど売れていない、という悪い状態です。 本の返品率は30〜40%ぐらいあるとか。 広告市場は、テレビ2兆円、新聞1兆円、インターネット4000億円ぐらい、 雑誌は徐々に下がりインターネットは上昇中です。 インターネットは2004年にラジオを抜き、2007年か2008年に雑誌を抜きそうです。
山と渓谷社は売り上げが大幅に増えて黒字化していました。 今期のインプレスは営業利益が減り、特別損失(減損会計)のため赤字でした。 残念ながら、赤字のため配当なしです。 株主総会の質疑応答はこちらをごらんください。 お土産に本をどっさりもらいました。
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