■2002年7月号

今月の潮流
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今月のできごと


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バイオジャーナル

できごと (5月11日〜6月10日)報道媒体発表時


 

5月11日 ・全農、92年から中国産アサリを国産と表示していたと発表。
13日 ・岡崎基礎生物学研究所のグループ、メダカ「性決定遺伝子」発見。
14日 ・国内4頭目のBSE牛、発生。
15日 ・米テキサス大グループ、遺伝子操作ウイルスで微細な半導体結晶を集積する技術を開発とサイエンス誌に発表。
16日 ・英ロンドン大グループ、タンパク質の異常蓄積を防ぐ物質開発。
17日 ・農水省、国内BSE発生の集中する96年3、4月生まれの牛を優先的に検査する方針を決定。
20日 ・東大、カエルの受精卵の一部から目をつくり、オタマジャクシに移植し、光に反応と発表。
・埼玉大グループら、脊椎動物の節をつくる遺伝子をゼブラフィッシュで解明。
21日 ・ダスキン、ミスタードーナツの肉まんに日本で使用禁止の酸化防止剤(t-ブチルハイドロキノン)を使用。
22日 ・政府与党、食肉処理前に死亡した牛についても2003年4月からBSEの全頭検査をする方針を決定。
・厚労省、中国産冷凍ホウレンソウから禁止農薬検出。
・厚労省、コメに含まれるカドミウム安全基準強化へ。
23日 ・東京都、中国産冷凍ホウレンソウから基準値を超える農薬検出。
25日 ・米ウィスコンシン州政府、シカにBSEと似た病気の発生を理由にシカ約5000頭の根絶を計画。
・順天堂大ら日米チーム、毒性の強いMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の遺伝子を解読。
・伊セベリノ・アンティノリ医師、今年12月か来年1月にクローン人間誕生とルモンド紙に語る。
・厚労省調査、3、4月の立入検査で食品表示違反4330件。
27日 ・日米グループ、クローン動物の流産・死産や短命の主因について遺伝子の機能異常を指摘。
28日 ・ドイツ、飼料用の有機小麦に発がん性物質混入、自主回収。
29日 ・韓国での5月4日の口蹄疫発生を受け、W杯を前に警戒強化。
31日 ・東京都、台湾製冷凍あんまんから日本で使用禁止の酸化防止剤(t-ブチルハイドロキノン)を検出、回収を指示。
・BSE対策で除去・焼却を指導している羊・ヤギの危険部位の一部が食用に出回っていることが判明。
・EUが京都議定書批准、年内発効。
6月1日 ・外務省、天然痘ワクチンの国内製造中止により、備蓄作業できず。
・厚労省、人工授精、体外受精、保険適用の方針。
3日 ・米アドバンスト・セル・テクノロジー社ら、クローン技術でつくった細胞を体細胞提供牛に移植、拒絶反応起きず。
4日 ・協和香料化学、無許可物質を香料に使用していたことが判明、広範囲の回収開始。448品目、45都道府県約600社に及ぶ。
5日 ・イスラエルで初のBSEを確認。
7日 ・BSE措置法成立。
・千葉県、味の素が輸入した中国産ホウレンソウから基準を超す農薬検出。回収へ。