安田しん二のスポーツ観戦日記
2003年5月編

私、安田しん二が一スポーツ・ファンとして書く、独り言のコーナーです。
これは私の個人的な意見で、独断と偏見によるものであります。
そこのところをどうか御了承ください。

2003年5月1日木曜日
 昨日のジャイアンツは対阪神タイガース戦で2連敗を喫してしまいました。この時期、タイガースにスウィープを喰らってしまう年って、優勝出来ないんですよね………。いかんいかん、悲観的になっては…。

 NBAプレーオフ・ファースト・ラウンド、マーヴェリックスは王手を掛けたまま、トレイルブレイザースをダラスに迎えてのゲームでした。私は、てっきり今日で決めるかと思いましたが、ナント99−103、ホームでの逆転負けです。「今日はマイケル・フィンリー爆発かぁ!!」と思うほど序盤に飛ばしたマイケル・フィンリーでしたが、後半は息切れしたのか、結局15得点で終ってしまいました。スティーヴ・ナッシュも11アシストを決めたものの得点は7得点と、ちょっと物足りない内容でした。やはり、マイケル・フィンリーとスティーヴ・ナッシュが20得点近くポイントを挙げてくれないとマズイです。
 次戦は日本時間の5月3日、ポートランドで行われます。何しろ相手に勢い付かせてはいけません。頑張れマーヴェリックス!!

2003年5月2日金曜日
 ジャイアンツ……、なんと阪神タイガースに対して3連敗スウィープを喰らってしまいました。やばいなぁ……。打つ方よりも、ピッチャーが踏ん張れないってのはどうも頂けないです。やっぱり、『甲子園球場』のあの雰囲気に飲み込まれてしまってるのでしょうか?

 マーヴェリックス、どうやらスティーヴ・ナッシュは腰を痛めてる様です。思い切って、次の試合でスティーヴ・ナッシュを休ませて、スターターをニック・ヴァン・エクセルで行ってみるってのは、ダメなんでしょうか?今更ながらですが、ポイント・ガードのエイブリー・ジョンソンをロースターから外してしまったのが、ここに来て痛いです。

 ヤンキースとマリナーズ、イチローと松井秀喜、注目の日本人対決も3日目です。先ず、イチローと松井秀喜の第1打席目ですが、イチローは外角に入ってくる低めの変化球を見逃し三振。松井は、最初の2球のストライク、あれは打って欲しかったです。じっくり球を見ると言うよりは、迷ってるのでしょうか、積極性に欠けてる様です。結局セカンド・ゴロの併殺打でした。イチローも松井もかなりスランプ気味です。しかし、最終的にはイチローは2安打、松井も1安打打てましたので、なんだかホッとしております。
 ヤンキースを応援するのか、マリナーズを応援するのか、結局自分でも良く分からないまま3連戦が終り、私は自分の優柔不断さにあきれてしまってます。

2003年5月5日月曜日
 よかった、よかった、よかったよぉ〜〜〜ん!何がって?マーヴェリックスがですよぉ。
 NBAプレーオフ・ファースト・ラウンドですが、3連勝の後の3連敗でポートランド・トレイルブレイザースに逆王手を掛けられていたわけですが、前回の戦いで相手にコテンパにやられてしまってたので(ナント、一時は30点以上も点差を引き離されてしまっていて、ボロボロでした)、あのショックもあって、今日は勝てる気がしていなかったのでありました……。
 しかしマーヴェリックスのドン・ネルソン・ヘッド・コーチは、今日初めてスターターのメンバーをいじって来て、センターのショーン・ブラッドリーのところにレイフ・ラフレンツ、パワー・フォワードのレイフ・ラフレンツのところにエデュアルド・ナヘラを据えて来ました。
 結果、ビッグ・スリー(スティーヴ・ナッシュ、マイケル・フィンリー、ダーク・ノビツキー)とニック・ヴァン・エクセルが大爆発!107−95で見事勝利!プレーオフのファースト・ラウンドを征しました。
 次の相手は、昨年のプレーオフでやっつけられた天敵、サクラメント・キングスであります。このプレーオフ、私が思うところ、ここぞ鬼門であります。この戦いさえ征する事が出来ますとマーヴェリックスも勢いに乗れると思いますが……。

2003年5月6日火曜日
 ジャイアンツは、とうとう斉藤宜之までも左目結膜炎で欠場する事態に…。そんな昨日は、広島カープの高橋投手に物の見事に抑え込まれ、1−2で負けを喫してしまいました。今や主力は仁志、二岡、ペタジーニ、阿部くらいになってしまいました。
 その代わり、若手の堀田一郎にプロ入り初アーチが飛び出すなど、若手には活躍する場が与えられてます。ここで一人でもプレイクする選手が出てくれると“怪我の光明”、嬉しいんですけどぉ……。

2003年5月8日木曜日
 マーヴェリックスは昨日、ダラスの『アメリカン・エアライン・センター』で、サクラメント・キングスとNBAカンファレンス・セミ・ファイナルの第1戦を戦いました。しかし、見事に打ちのめされてしまいました………。もうショックです。……なになに、でもまだ第1戦目ではないかぁ、気落ちしてる場合じゃありません。

2003年5月10日土曜日
 ダラスの『アメリカン・エアライン・センター』で行われたNBAカンファレンス・セミ・ファイナルの第2戦、マーヴェリックスはサクラメント・キングスに先日の借りを返しました。なんと、得点をヒューストン・ロケッツが1995年に挙げて以来の130点越えで132点も挙げ、110得点のキングスに対し驚異的なオフェンス力を見せつけました。
 しかし、これで五分五分と言うわけではありません。やはり、ホームで1敗を喫してる借りは、適地で返さなくては意味がありません。NBAカンファレンス・セミ・ファイナルでのホーム・チームの勝率は1984年以降ですと68.6%だそうで、ホーム・ゲームを落とす事の深刻さがよく分かります。
 昨年のNBAカンファレンス・セミ・ファイナルでは同じキングスに対し、1勝4敗で完敗してるマーヴェリックスですので、今回の第1戦では雪辱に燃える気持ちが空回りした感じがしますが、ここで気持ちを落ち付かせ、自分たちの能力をフルに発揮する必要があります。幸いにも、マイケル・フィンリーの調子がここに来てやっと戻ってきた感じがありますので、元々リーグ・ナンバー1のオフェンス力を兼ね備えてるマーヴェリックスですので、キングスに負けるはずは無いのであります。評論家達の予想は圧倒的に「キングス有利」が多いですが、ここを何とか乗り切って欲しいです。気は早いですが、そうすればファイナル制覇も見えて来ますよぉ!

 昨日のジャイアンツはガッカリしました。河原純一、それにランデルと岡島も………、あ〜〜……。どうして5点差を8回9回の2イニングで簡単にひっくり返されるのかなぁ〜……。それまで、来日初登板のゲーリー・ラスが好投し、中日ドラゴンズの打線を0点に封じ込んでいただけに残念です。おまけにライバル阪神は、あの1985年の悪夢の“バース・掛布・岡田の3連発”の再現を横浜戦で“浜中・片岡・アリアス”がやってのけてます。あの時はあれで勢いが付いてしまったのであります。なんだか、いや〜な予感……。

2003年5月12日月曜日
 昨日は、NBAカンファレンス・セミ・ファイナルでマーベリックスが2回の延長戦を制して、サクラメント・キングスに2連勝しました。シビレましたぁ!
 キングスのリードで第4クォーターまで来ましたが、終盤になってやっと追いついて、残り3秒のところでニック・ヴァン・エクセルのシュートが決り113−113で延長戦に突入。1回目の延長の最後、土壇場でウォルト・ウィリアムスのダンク・シュートが決り、第2延長に突入。その後もウォルト・ウィリアムスの3点シュートなど16点を奪って、141−137で逃げ切り、対戦成績を2勝1敗としました。チームの3点シュート試投42本(57得点)はプレーオフ記録です。ニック・ヴァン・エクセルは40得点、このプレーオフ、苦しいところでのニック・ヴァン・エクセルの活躍が光ってます。
 なんと言っても、適地での勝利、そして延長戦を征したとはとても大きいです。キングスは主力のクリス・ウエバーを先日の戦いから負傷で欠き、かなり追い詰められた状況になってます。
 今日も試合はあります。連戦で、双方のチームには疲れも残ってるはずですが、このゲームはお互いにとても重要です。特にマーヴェリックスはこの試合を征すれば、次は王手を掛けたままホームに戻ります。私としても力が入ります。戦前の評論家達の「キングスが有利」と言うのも、クリス・ウエバーの怪我で、「キングス危うし」に変わりつつ有るようです。

2003年5月13日火曜日
 昨日のマーヴェリックスの戦いは情けなかったです。一昨日との連戦と言う事も有り、両チームともかなり疲れてたらしく、99−83と言う点取りチームらしくない低スコアなゲームとなってしまいました(サクラメント・キングスの勝利、マーヴェリックスの敗戦)。
 これで対戦成績が2勝2敗のタイ、次のゲームがダラスで、そして次がサクラメント、3勝3敗になった場合はダラスでゲームが行われるので、まだ若干マーヴェリックスが有利です。しかし、次のホームでは何が何でも勝たなくてはいけないプレッシャーを背負わなくてはなりません。
 昨日はダーク・ノビツキー、マイケル・フィンリー、スティーヴ・ナッシュ、ニック・ヴァン・エクセル共に低得点しか挙げられず、ちょっと機能してなかったので、次はヨロシクお願いしたいもんです。

 ジャイアンツでは、新外国人選手のクリス・レイサムが練習を開始し始めました。ロベルト・ペタジーニも左膝に違和感を訴え、緊急精密検査を受ける事となり、ジャイアンツは今ひん死の状態です(ピッチャーも、中継ぎ、抑えとかなり悲惨な状態)。レイサムが救世主となるか、期待したいです。それから、高橋由伸も一軍ベンチに入ると言う話です。
 私は小学生の頃からジャイアンツのファンですが、どの選手が特別好きだと言う事はあまり有りませんでした(江川卓は好きだった!)。しかし、外国人打者だけはいつも積極的に応援してましたね。ジャイアンツはなかなか外国人でアタリがない球団で、キャンプの時点で評論家達からその新外国人を「絶対打てない」とか、「通用しない」などと言われる事が多かったです。
 ジャイアンツの外国人で印象が良かったのが、やはりウォーレン・クロマティーでしょうね。往年のスター選手、ロイ・ホワイトやレジー・スミスはかなり峠を越してからの来日でしたし、メジャーでホームラン王も獲った事の有るジェシー・ウィンフィールドも、万全の状態での来日ではありませんでした(バーフィールドと言えば、デニス・バーフィールドと言う選手も1979年にいましたが、こちらの選手に関しては私の記憶には残ってません)。第1次長嶋ジャイアンツの時、一番最初に獲った外国人が後にメジャー・リーグの名監督として名を馳せたデイブ・ジョンソン内野手。ですが、彼もサードを守った一年目はボロボロで、守備がセカンドになった2年目は少しだけ働きました。ですが、強打の外国人のイメージは全然無いままでしたが…。大洋から移籍してきたジョン・シピンも最初の年は良かったですね。それから、地味〜なジャック・リンド、大型扇風機で“トマ損”ことゲーリー・トマソン、日ハムのトミー・クルーズの弟で名門野球一家の一員ヘクター・クルーズ、決して名字を逆から読まないで欲しいのジェフ・マント、年齢詐称疑惑もあった“台湾のイチロー”ことルイス・デ・サントス、陰気な印象のフィル・ブラッドリーに逆に印象が無いミッキー・ブラントリーとヘクター・デラクルーズ、ガルベスの審判ボール投げを止めきれなかったマリアノ・ダンカン、乱闘で手を骨折してしまったダン・グラッデンもイマイチ(彼とは地下鉄で乗り会った)、ヒゲと眼鏡が好印象だけどいやっぱりイマイチのマイク・ブラウン、打つことには始めから期待されてなく何しに来たのかちょっとわからないペドロ・カスティヤーノ、元ヤクルトの主砲ジャック・ハウエルもジャイアンツに来た途端にダメでした、去年いた人(名前が思い出せないぞぉ………、そ・そうだ、フェリペ・クレスポだぁ!)、ン〜、どれも“ダメ外人”のレッテルをぬぐう事は出来ませんでしたね。私にとって多少印象が良いのが、スキン・ヘッドがカッコ良かったヘンリー・コトーですね。打率は低かったですが勝負強く、彼を解雇したのは納得できませんでした。それからシェーン・マック。彼へは大砲としての期待が大きすぎましたが、それでもまあ○かなぁ。あとはロイド・モスビーの来日した年の印象は良かったです。守備だって良かったし、なんと言っても、ハエの様に手をコチョコチョやるのが楽しかったですね。呂明賜は最初の印象が良かったけど、その後伸びなかったのが残念。やはり顔がちょっと桑田に似てると言われる様になってからベクトルがズレタのかなぁ?ハト胸な印象のデニー・ゴンザレスはもうちょっと観てみたかった。もしかしたら化けたかも。あとは、マルちゃんことドミンゴ・マルチネスは良かった。でもたいていの外国人は、打つ方が良いと守備がダメだったりして……。
 さて、クリス・レイサム選手はどうでしょうか?ホームラン・バッターでは無いものの、けっこうパワーもあるって聞きました。なにしろ、足が速いのが良いです。楽しみにしてましょう。

2003年5月15日木曜日
 昨日のマーヴェリックスは112-93で対キングス戦のホーム・ゲームを征しました。これで対戦成績を3勝2敗とし、王手を掛けた事になります。逆に負けてたらやばかったですが…。
 昨日はホーム・ゲームと言う事で何が何でも勝たないといけないわけですが、実は前半では一時15点も差を付けられ、そこから大逆転したわけで、ちょっと冷や冷やしました。ただ、昨日はメンバー6人(スティーヴ・ナッシュ、ダーク・ノビツキー、マイケル・フィンリー、レイフ・ラフレンツ、ラジャ・ベル、ニック・ヴァン・エクセル、エデュアルド・ナヘラも8得点)が二桁得点するなど、ビッグ・スリーだけの得点に頼らないオフェンスが冴えてました。特にここのところ、ラジャ・ベルは頑張ってますね。ダーク・ノビツキーは得点こそ彼にしては低い15点でしたが、15リバウンド、それに9アシストでもうちょっとでトリプル・ダブルと言う活躍でした。マイケル・フィンリーも16得点でしたが、ディフェンス面でもそうとう活躍してくれました。
 NBA西カンファレンス・セミ・ファイナルのもう一方の試合、『スパーズvsレイカース』もシビレル試合をしています(こちらは只今スパーズの3勝2敗)。私としてはまだあと1勝しなくてはいけないのに、次の対戦相手の事を心配してる場合ではないのですが、どうも気になってしまいます。
 さて次のマーヴェリックスは、サクラメントでのアウェー戦です。ここで勝てばNBAカンファレンス・ファイナルへ進出決定、しかし負ければダラスでの最終戦へ、それでもまだマーヴェリックスの方が若干有利とされてますが、油断大敵です。なにしろここまでのスケジュールが過密で、選手達の疲労もそろそろピークになってくると思います(ファースト・ラウンドのブレイザースと7戦も戦って、とっくに疲れてるとは思いますが…)。特にスターター達の疲労はそうとうなもんだと思います。ここは、これまであまり働いていない(ゴメン)ショーン・ブラッドリー辺りに是非頑張って貰いたいです。

 ジャイアンツはやっぱりリリーフ陣がボロボロであります。昨日のペドラザの投げる球もほとんど真ん中へ甘く入ってた感じに見えました。球威もダイエー時代とは比べ物にならない程落ちてるらしいです。このままではヤバイぞジャイアンツ。今季ここまで逆転負けは11回もあるらしいじゃないですかぁ!ジャイアンツのオーナー、ナベツネさんの「うちのスカウトはペケばかりつかんでくる」と…、怒りたくもなりますよね、これじゃ。
 打つ方では高橋由伸が帰ってきましたが、まだ本調子ではありません。ここはひとつ、ピッチャー(リリーフ陣)で踏ん張っていかないといけないところです。ピッチャーがもたもたしてますと、阪神にドンドン先へ行かれてしまいますよぉ。頑張れ、ジャイアンツのリリーフ陣達!

2003年5月18日日曜日
 ダラスの『アメリカン・エアライン・センター』で行われたNBAカンファレンス・セミ・ファイナルの最終戦、天敵の強豪サクラメント・キングスを相手に3勝3敗とお互いに王手を掛けた戦いですが、………やっりまっしたぁ〜!(^^)/(^^)/(^^)/(^^)/(^^)/。なんとお見事、112−99でキングスを破り、昨年の借りを返しました!!
 キングスはエースのクリス・ウエバーを故障で欠いてしまったのが痛かったでしょうが、戦前の大方の予想を覆し、マーヴェリックスが“オフェンス合戦”を征したと言うのは、次の戦いに対しても自信になりますね。次はリーグ屈指のディフェンス・チーム、サンアントニオ・スパーズです。
 今シーズンの対戦成績は2勝2敗のイーブン、私の個人的見解では、スパーズはマーヴェリックスにとってキングスよりは苦手意識が無いと思うのですが…。ティム・ダンカンと言う超スーパースターと、御大デヴィッド・ロビンソンと言うツイン・タワーはマーヴェリックスにとっても厄介な存在になると思いますが、キングスの様にマーヴェリックスの弱点とも言われてるディフェンスを脅かす印象が少ないので、勝つ可能性は充分にあるはずです。但し、ホームでのゲームを落とさないと言うのが必須条件です。今回はファースト・ラウンドやカンファレンス・セミ・ファイナルと違って、マーヴェリックスのホーム・ゲームは3試合だけです(7戦目まで行った場合は、1、2、5、7戦目がアウエー、ホームは3、4、6戦目)。1戦目のアウエーのゲームはマーヴェリックスの疲れもあるし、星を獲るのは難しいですから、勝負どころは2戦目のアウエーでの試合です。ここで勝利出来れば、勢いに乗れると思ってるのですが……、むしが良すぎますかね?

2003年5月20日火曜日
 サンアントニオ・スパーズの本拠地、『ザ・SBCセンター』でのNBAカンファレンス・ファイナルの初戦、マーヴェリックスは110−113でなんとスパーズに逆転勝利してしまいました!!!昨日はアメリカ人の友人から「シンジ、マーヴェリックスNBAカンファレンス・セミ・ファイナルノ勝利、オメデトウ」とメールを貰ったばかりですが、その友人もまさかスパーズとの初戦、それもアウエーでのゲームを勝利するとは思ってなかったのではないでしょうか?
 私は、マーヴェリックスは初戦は疲れもあるだろうし、「負けてもしかたない」と思ってましたが、今日の勝利の意義は果てしなく大きいです。それも、一時は18点もの点差を付けられ、おまけに第1クォーターの前半に2点リードしたきり、ずうっとリードされてたゲームです。相撲で言えば土俵際でうっちゃった感じですね。スパーズのファンは悪夢を見てしまったのではないでしょうか?それとこのゲームは、プレーオフに来て初めてビッグ・スリーが揃って調子を発揮したゲームだと思います。ダーク・ノビツキー、マイケル・フィンリー、スティーヴ・ナッシュ、それとニック・ヴァン・エクセル、この4人の得点力は、ディフェンス大得意の流石のスパーズも止められなかったのでした。それとチーム・リバウンドもスパーズの37に対し、46も獲ったのは凄いです。
 さぁ、明後日の第2戦も目が離せません。Go! Go!マーヴェリックス!!

2003年5月21日水曜日
 マーヴェリックス、昨日の勝利から一夜明けて、昨日は心晴れやか良い一日でした。今日の新聞を見ますと、昨日のマーヴェリックスのフリースロー50本中49本を決めると言う驚異的な数字を残したのに対し、スパーズは48本中31本しか決められず、明暗を分けた結果になってます。マーヴェリックスのヘッド・コーチ、ドン・ネルソンは「我々は勝つ方法を見つけた」と言ってます。スパーズの弱点、ここに見たり!……って感じですかね。

 ジャイアンツはとうとう5位に転落してしまいました。せっかく清水隆行も復帰しましたが、ヒットこそ打ったものの、まだ体調は万全ではありません。ジャイアンツはこのままどうなってしまうのでしょうか?新外国人のクリス・レイサムも今のところ、マントの再来って感じですし……。今は焦らず見守るしか無い様です。

2003年5月28日水曜日
 まさかの3連敗を喫し、スパーズに王手を掛けられたマーヴェリックスは、崖っぷちの今日の試合、序盤にスパーズに点数を離されもはやこれまでと思いましたが、第4クオーターに根性と奇跡の大逆転!!なんと91−103で勝利しました。ダーク・ノビツキーとショーン・ブラッドリー、イヴァン・エシュマイヤーを怪我で欠いてしまってる手負いのマーヴェリックスでしたが、マイケル・フィンリーとニック・ヴァン・エクセルの頑張りで、これでとりあえず対戦成績を2勝3敗としました。何しろマーヴェリックスはホームでの2試合を落とし、今日はアウエーでの勝利。こうなりゃもうホームもアウエーも関係ないです。ここで負けたら今シーズンのマーヴェリックスは終ってしまうだけに、何が何でもあと2つ獲って頑張ってもらいたいです。あ〜、それにしてもノビツキーの穴は大きい………、次のゲームには回復してると良いのですが……。そうすれば勢いに乗るはずです。
 頑張れ!マーヴェリックス!!

2003年5月29日木曜日
 昨夜NHK−BS1で放映された、『NBAプレイオフ・カンファレンス・ファイナル第5戦サンアントニオ・スパーズvsダラス・マーヴェリックス』をビデオで観ました。一応夜中に、観ようと一度は起きたのですが、やはりそのまま寝てしまいました。念の為ビデオを留守録にしておいて大正解でした。
 一時はスパーズに19点もの差をつけられ、最終の第4クォーターで奇跡の大逆転を演じましたが、やはりその原動力はマイケル・フィンリー、ニック・ヴァン・エクセル、スティーヴ・ナッシュの3人でした。特に昨日のマーヴェリックスはダーク・ノビツキーを足の怪我で欠いてしまってたので、第3クオーターのマイケル・フィンリーの活躍、そして第4クオーターのニック・ヴァン・エクセル&スティーヴ・ナッシュのガード・コンビのスピーディーな活躍は素晴らしかったです。エデュアルド・ナヘラも地味ながら随所でナイスな働きをし、マーヴェリックスの爆発力を実感しました。
 それからドン・ネルソンの多彩な作戦も目を見張るべき物がありました。流石NBA歴25年の巨匠です。

2003年5月31日土曜日
 涙、涙、涙……。マーヴェリックスは本拠地でのゲームを逆転負けで落としてしまい、今シーズンを終えました……。スパーズのスティーヴ・カーの連続3ポイント・シュート……、あ〜、あれが無ければ……。この後、スパーズとネッツが戦うのですが、私にはもうファイナルを観る気力は無くなってしまいました………でも負けてはしまったけど、今まで11年間マーヴェリックスを応援した中で、私を一番楽しませてくれた良いシーズンでした。ありがとうマーヴェリックス!!!これからも応援するからね!


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