安田しん二のスポーツ観戦日記
2004年7月編

私、安田しん二が一スポーツ・ファンとして書く、独り言のコーナーです。
これは私の個人的な意見で、独断と偏見によるものであります。
そこのところをどうか御了承ください。

2004年7月3日土曜日
 なななんと!スティーヴ・ナッシュがフェニックス・サンズとサインしそうです!フリー・エージェントのサインは7月14日以降になりますが、すでにフェニックス・サンズとは同意してしまった様です。このままで行きますと、マーヴェリックスはスティーヴ・ナッシュをみすみすフェニックス・サンズに獲られてしまうのであります。スティーヴ・ナッシュ自身がマーヴェリックスを去るのは非常に残念ですが、それも私としてはある程度は覚悟はしてたつもりでした。しかし、私はマーヴェリックスがひょっとしてシャキール・オニールを獲る為にスティーヴ・ナッシュを「サイン&トレード」で使うのかとも思ってましたので、このままではもくろみも外れ「ヤバイぞぉ!」と動揺しております。
 マーキス・ダニエルスに関してはどうやら6年契約でマーヴェリックスに残る事になりそうです。スティーヴ・ナッシュが去りますと、マーキス・ダニエルスと新人のデヴィン・ハリスのガード・コンビにはますます期待が掛かります。マーキス・ダニエルスは昨シーズン終盤とプレーオフでは素晴らしい活躍で、その得点力を見せてくれました。ですが、所詮まだ2年目ですし、本来はシューティング・ガードですので、彼の成長だけではスティーヴ・ナッシュの穴は埋められないのです。肝心なのは新人のデヴィン・ハリス。彼がスティーヴ・ナッシュほどではなくとも、そこそこ活躍してくれないと……。やはり、現時点では一昨年前のスティーヴ・ナッシュ&ニック・ヴァン・エクセルのコンビには及ばないのでしょう。が、将来的にはそれを越えてくれると信じておりますが……。
 このままですと来季のスターターは、
 ポイント・ガード    :デヴィン・ハリス
 シューティング・ガード :マーキス・ダニエルス
 スモール・フォワード  :マイケル・フィンリー
 パワー・フォワード   :ダーク・ノビツキー
 センター        :クリスチャン・レイトナー
または、昨年からの戦力だけでですと、
 ポイント・ガード    :マーキス・ダニエルス
 シューティング・ガード :マイケル・フィンリー
 スモール・フォワード  :ダーク・ノビツキー
 パワー・フォワード   :アントワン・ウォーカー
 センター        :ショーン・ブラッドリー
更に、
 ポイント・ガード    :マーキス・ダニエルス
 シューティング・ガード :マイケル・フィンリー
 スモール・フォワード  :ジョシュ・ハワード
 パワー・フォワード   :ダーク・ノビツキー
 センター        :アントワン・ウォーカー
いっそ若さ優先でこんなのも、
 ポイント・ガード    :デヴィン・ハリス
 シューティング・ガード :マーキス・ダニエルス
 スモール・フォワード  :ジョシュ・ハワード
 パワー・フォワード   :ダーク・ノビツキー
 センター        :パベル・ポドコロジン
です。まだまだ、考えられますが、流石に若返りはしてるものの、スティーヴ・ナッシュの名前が無いと頼りなく感じているのは私だけではないと思います。因に、ロサンゼルス・レイカースが要求するダーク・ノビツキーとアントワン・ウォーカーまたはマイケル・フィンリーを見返りにシャキール・オニールを獲ったなら、
 ポイント・ガード    :デヴィン・ハリス
 シューティング・ガード :マーキス・ダニエルス
 スモール・フォワード  :ジェリー・スタックハウス
 パワー・フォワード   :クリスチャン・レイトナー
 センター        :シャキール・オニール
……、こうなるともはやマーヴェリックスではないです……。

2004年7月16日木曜日
 やはりシャキール・オニールはマーヴェリックスには来ませんでした。気になるその移籍先はマイアミ・ヒートでした……。ま、最近は「シャキール・オニール、マーヴェリックス入り!」の噂は段々としぼんで来てましたので、私の感想は「ああ、やっぱりな…」と言う感じでしょうか?それよりか、ダーク・ノビツキーをシャキール・オニールとの交換要員として出さなかったマーヴェリックスは賢明だったと思います(エライ!)。
 先日、フリー・エージェントのサイン解禁になりましたが、スティーヴ・ナッシュはやはりフェニックス・サンズに行ってしまいましたね。哀しいですが、実は私は既に立ち直っております。
 マーキス・ダニエルスとの再契約の方は無事成功しまして、そちらの方は「やれやれ」であります。やはり、マーヴェリックスはポイント・ガードを新人のデヴィン・ハリスかマーキス・ダニエルスに任すのでしょうか?マーキス・ダニエルスは昨シーズン、シューティング・ガードとしての出場が多かったのですが、ポイント・ガードもこなせます。そうなるとポイント・ガードとしては、スティーヴ・ナッシュ以上の得点能力が期待出来そうです。ただ、アシストはどうでしょうか?案外マーキス・ダニエルスはパスを出すよりは自分で切り込んで行ってシュートを打つタイプなんではないでしょうか?ま、でもポイント・ガードでスターターと言う事になれば、マーキス・ダニエルスもそれなりにポイント・ガードらしくなるかもしれませんね。アウト・サイドからのシュートとスピードはまだまだスティーヴ・ナッシュに軍配が上がりそうですが…。
 新人のデヴィン・ハリスは、今行われてるサマー・リーグでジョシュ・ハワードと共に大活躍してます。彼もポイント・ガードとシューティング・ガードの両方が出来る選手ですが、多分マーヴェリックスでは主にポイント・ガードとして期待されてるのだと思います。今の状況から言うと、ポイント・ガードとしてでしたらスターターも充分有り得ます。将来的にはデヴィン・ハリスとマーキス・ダニエルスでガードのスターターと言う事になるでしょう。
 ワシントン・ウイザースから獲ったスイングマン(シューティング・ガード兼スモール・フォワード)のジェリー・スタックハウスは、やはりベンチからのスタートと言う事になりそうです。ドン・ネルソンは、得点力の有るスター級の選手をベンチからスタートさせるのが好きです。ニック・ヴァン・エクセル然り、アントワン・ジェイミソン然りです。ジェリー・スタックハウスは、ここのところ怪我で調子がイマイチでしたが、本来は筋金入りのオール・スター級の選手です。マーヴェリックスでは比較的短い出場時間になるとは思いますが、かえってそれが幸いして本来の実力を発揮してくれると思います。
 シューティング・ガードに関しては、マーキス・ダニエルス、ジェリー・スタックハウス、ジョン・ステファンソン、トニー・デルク、タリーク・アブドル・ワハド、それにレギュラー格のマイケル・フィンリーがいますが、ここのところ、トロント・ラプターズからヴィンス・カーター(シューティング・ガード、スモール・フォワード)をトレードすると言う噂話しが出て来ました。気になるトレード要因はアントワン・ウォーカー…、ま、そこは良いとして、もしもヴィンス・カーターがマーヴェリックスに来たらそれはそれで凄い事ですが、同じポジションばかりが増えてしまいます。そうなると、例えばスティーヴ・ナッシュの後釜をマーキス・ダニエルスとデヴィン・ハリスに競わせ、シューティング・ガードとスモール・フォワードがヴィンス・カーターとマイケル・フィンリーと言う事になるのでしょうか。ただ、2年目のジョシュ・ハワードだって、今年のサマー・リーグの活躍からすると、充分スターター候補です。ジョシュ・ハワードに関しては、今年はマーキス・ダニエルスと共に更にブレイクしてくれると思ってます。昨シーズンは新人のセカンド・チームでしたが、今年は2人揃って、2年目選手のファースト・チーム(オール・スター・ウイーク・エンドでルーキー・チームと2年目の選手のチームでゲームが行われます。そのスターター)も夢ではないです。
 もしも、アントワン・ウォーカーが出て行ってヴィンス・カーターが入ってくれば(トレードはニューヨーク・ニックスも交えた三角トレードだと噂されてます)、1番から3番までのポジションは充実しますが(誰かしらトレードの餌になってしまうのでは?)、それに比べるとやっぱりイン・サイドが手薄かもしれません。シャキール・オニールを逃したのは大きいですが、今年はドラフトでパベル・ポドコロジンと言う身長2m20cmを越えるロシア人センターを獲得しました。それからなんと、サマー・リーグで活躍中のコンゴ人センター、ディージェイ・イルンガ・ベンガ(発音はこうかな?)と言う選手とも契約した様です。彼は2m13cmと言うサイズのあるセンターですが、その身体のでかさに似合わず、身体能力はかなり優れたものがあると言われてます。昨年はこのサマー・リーグで、マーキス・ダニエルスと言う超掘り出し物を見つけたので、このディージェイ・イルンガ・ベンガもそうだと良いです(柳の下の2匹目のドジョウです)。今年のセンターはワシントン・ウイザースから獲ったクリスチャン・レイトナーとこの2人の新人に注目しちゃいますよ。特にこの新人達が良ければ、クリスチャン・レイトナーはダーク・ノビツキーの控えでパワー・フォワード、センターはディージェイ・イルンガ・ベンガ、パベル・ポドコロジン、それにショーン・ブラッドリーの3人と言う事になります(超ビッグ・サイズ!!)。ただ、ユタ・ジャズからグレッグ・オスタータッグを獲得すると言う話しもありますし、マーヴェリックスのフロント・ラインの補強はまだ続きそうです。

2004年7月27日火曜日
 昨日は仕事が早く終わり、タッキーから「しんちゃん、この後予定有る?」と聞かれたので、「な〜んにも無いよぉ」と答えると、「実はモルツ球団の試合のチケット有るんだけど行かない?」と誘われ、私はもう当然二つ返事で行く事にしたのです。
 場所は『東京ドーム』、対戦相手はワールド・パワーズIIIと言い、ウォーレン・クロマティー、ラルフ・ブライアント、ブーマー・ウェルズ、オレステス・デストラーデ、ジョン・シピン、アニマル・レスリーなどなど、助っ人外国人中心のチームです。
 試合の方は和気あいあいと行われ、私達を含め、ほぼ満員に入ったお客さんのほとんどは、「勝ち負けよりも、それぞれの選手のプレイを懐かしく観戦する」って感じで観ていた様でした。
 流石に皆さん走るのは大変そうでしたが、元ロッテ・オリオンズの村田兆治投手や元ジャイアンツの宮本和知投手は130km後半の球速で私達の度肝を抜きました。
 モルツ球団の守備練習では、元西武ライオンズの石毛宏典選手の送球が早く感じられました……、しかし彼もやっぱり走るのは大変そうでした。
 やはり一番人気は我らが若大将、原辰徳選手でした。拍手や歓声は断トツに多かったです。
 試合はモルツ球団の圧勝でしたが、試合展開もスピーディーで、アッと言う間にゲーム・セットって感じでした。来年も機会が有ったらまた観に行きたいですね。タッキー、チケットありがとう!

 マーヴェリックスはシアトル・スーパーソニックスのセンター、カルビン・ブースとマーヴェリックスのパワー・フォワード、ダニー・フォートソンとのトレードを発表しました。カルビン・ブースはマーヴェリックスで以前少しだけプレイしてた事がある選手ですが、ブロック・ショットの上手い選手です。サラリーはカルビン・ブースの方が若干高い様ですが、マーヴェリックスにとっては悪いトレードではないと、私はそう思います。しかし、「カルビン・ブースがスターターのセンター」って言う事になりますとちょっと…で、マーヴェリックスがホントに欲しいのは、エリック・ダンピアーかジドルナス・イルガウスカス辺りのスター級だと思います(マーク・キューバン・オーナーはそうだと思う)。エリック・ダンピアーはフリー・エージェントですが、今季高額契約が予想されるだけに、サラリー・キャップの空きが無いマーヴェリックスが獲るとしたら、サイン&トレードを使うしかありません。ジドルナス・イルガウスカスの方はトレードでと言う事になりますが、アントワン・ウォーカーとでしたらサラリー・キャップはぴったりです。しかし、その噂はまるで聞きませんし、アントワン・ウォーカーはニューヨーク・ニックスに行くと言う噂があります。となると、狙うはカート・トーマス辺りでしょうか?サラリーは釣り合いが取れないので、もしもそうなると複数トレードや3角トレードなどになるのでしょうかね?
 ビッグ・スリーが崩壊した今、マーヴェリックスはニュー・ビッグ・スリーを形成したいはずです。が、その前に、デヴィン・ハリス、ジョシュ・ハワード、マーキス・ダニエルスの若手3人でリトル・スリーですって……。ですが、これは意外と笑ってはいけない気がするんです、私。3人ともサマー・リーグでは大活躍し、デヴィン・ハリスに関しては、案外スティーヴ・ナッシュよりも良いスタッツを残すかもしれませんよ。ジョシュ・ハワードも安定感が有った様でしたし…。
 それからサマー・リーグではディージェイ・イルンガ・ベンガがブロック・ショットを結構挙げてた様で、期待度がアップしております。パベル・ポドコロジンの方は、まだでしょうかね?いずれにせよカルビン・ブースの加入でマーヴェリックスのセンターは4人になりましたが、スターターは誰でしょうか?ショーン・ブラッドリー辺りはトレードに出されちゃったりして……、な〜んて思うのですが…(彼は一応エクスパンション・ドラフトの時にプロテクトされてたと聞きます。因に、プロテクトされなかったのが、アントワン・ウォーカー、ダニー・フォートソン、トニー・デルク、タリーク・アブドル・ワハドだとか…)。いずれにせよ、マーヴェリックスの選手補強はまだまだ続きそうです。


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