This is not a surprising story, as laboratory breeding frequently accelerates growth and sexual maturity of salamanders. In H. nebulosus, age at first reproduction is estimated to be 2.8-2.9 years for males and 3.8-3.9 years in females in a Kyoto population (Ento and Matsui, 2002). I guess your individuals were derived from a southern population, in which animals may be more responsive than those in a northern population to ambient temperatures that stimulate sexual maturity.
・Ento, K., and M. Matsui. 2002. Estimation of age structure by skeletochronology of a population of Hynobius nebulosus in a breeding season (Amphibia, Urodela). Zoological Science 19: 241-247.
餌不足も何も、今の時期(12月中旬)であれば、カスミサンショウウオの個体は冬眠の真っ最中で、普通は餌を採りません。たぶん飼育時の室温が高いから、個体が冬眠状態に入れないのでしょうが、外気温が4℃以下になるように調節すれば、ほとんどの個体は冬眠します。このまま室温で餌を与え続けて飼育するか、低温状態にして春先まで餌を与えないで飼育するかは、自分で決めて下さい。
I would like to send this message and your name and email address to the Mailing List of "Kaeru-Tantei-Dan" (called "frogs"), a group for the conservation of amphibians in Japan. Please let me know both whether my proposal is warranted and whether an email written in Japanese is displayed in your PC. The latter information may be a requirement for many members of this group.
Is this a reminder for rejection? I feel your writing is obscure and is like that of a Japanese. The Kaeru-Tantei-Dan currently includes about 200 members from Okinawa to Hokkaido. Most of them (more than 90%) are amateur enthusiasts. I believe, if your past or new message regarding Iberian ribbed newts (Pleurodeles waltl) is sent to the Mailing List of this group, then you may be able to get a chance to trade your breeding-species for other species. Please mention your will clearly.
Okinawan ibo-imori? This species is a natural monument protected by Okinawa Prefecture. Perhaps those individuals were derived from Amami-ohshima or Tokunoshima, Kagoshima Prefecture.
(追記): これは、2002年3月4日付の回答である。その後、イボイモリは、2003年4月22日付で鹿児島県の天然記念物に指定され、許可なく捕獲できなくなった。
「どうしたら?」って、早急に、冷蔵庫から外に出すことですね。彼らが餌を食べないのは、冷蔵庫の低温で代謝が低下し、冬眠状態になっているからです。だいたいサンショウウオは、気温が25℃を超えない設定さえすれば、夏場でも大丈夫です。私が、クロサンショウウオの成体を雌雄合わせて200匹ばかり野外飼育していたときは、テラリウムの夏場の温度を、外気温より10℃くらい低くなるように設定していました。外気温が34℃のときで、約24℃です。これは、彼らの生息地である林床部の温度変化を事前に調べ上げ、その変化に合わせて設定したものです(私の論文には、この手のノウハウは記述してありません)。この設定で、サンショウウオは、夏場にも面白いように餌を採ってくれます。
飼育状況が把握できていないのですが、1993年産というのは「この年に産出された卵嚢から孵った個体」ということですか? それと、まだ一度も産卵したことがないのに、なぜメスだと言い切れるのですか? メスの特徴が出ているということですか? それとも、メスの成体を採集してきて、それをペットとして飼育しているということですか? また、水深が通年で3cmということは、成体(?)を水の中で飼育しているということですか? もしそうでしたら、本来いるべきでない水という環境のせいで、ホルモンバランスが崩れていることが考えられます。すぐに水から上げて、枯れ葉とミズゴケの混じった土に木の皮を被せ、全体を湿らせた容器に移し換えて下さい。それから毎日、霧吹きをして、乾燥しないように注意しながら、飼育してみて下さい。
「繁殖期に総排出口周辺部の膨らみが見られない個体=メス」ではありません。総排出口周辺部の膨らみは、総排出腔腺の発達を反映したものです。総排出腔腺は、雌雄それぞれの性ホルモンに依存して発達します。このため雌雄どちらにも、程度の差こそあれ、総排出口周辺部の膨らみは見られます。これに対し、性的に未熟な個体は、雌雄にかかわらず総排出口周辺部が膨らむことはありません。
繁殖期に喉元が白くなるのは、確かにオスの特徴です。が、これは雄性ホルモンに依存したものですから、性的に未熟なオスの喉元も、白くなることはありません。つまり、飼育個体は「メスかもしれないし、性的に未熟なオスかもしれない」ということです。
そうは言ってません。繁殖期や冬眠前の晩秋の頃に、腹側の皮膚を透してベージュ色をした輸卵管が認められれば、どの種類でも、はっきりとメスだと断言することができます。またカスミサンショウウオでも、繁殖期には、オスの総排出口前端に「生殖結節」と呼ばれる小突起が発達するはずです。ですから、この生殖結節が認められれば、はっきりとオスだと断言することができます。オスの喉元が、繁殖期に白くなるという特徴もありますし......。
「飼育環境が半水半陸である」ということは理解しました。サンショウウオの飼い方の本では、水場を設けている図が記されていることが多いですが、これは誤りです。なぜなら彼らは、早春の繁殖期以外は、水に入ることがないからです。箱に砂利や水を入れて飼育するのは「サンショウウオをペットとして飼うには、そのほうが飼育しやすいから」という、人間の勝手な都合に過ぎません(「マニアは繁殖させることまでは考えていない」ということです)。何を隠そう、私も中学生のときは、このような間違った飼育の仕方をしておりました。
どうみても太り過ぎですね。この約68mmというのは、全長に間違いありませんよね? そうでしたら体重は、この半分くらいが理想的です。約5.4gという体重ですと、体長(頭胴長: 吻端から総排出口後端までの距離)が60mmくらいなければいけません。
できればサンショウウオの主食は、生き餌が良いでしょう。庭の石の下、濡れた「わら」や「ござ」の下のような暗くて湿ったところには、ワラジムシやダンゴムシ、トビムシ、それからミミズといった、サンショウウオが好んで食べる餌がたくさんいます。これらを採集して、先に述べたようなサンショウウオの飼育容器に入れておけば、彼らは喜んで勝手に食べてくれます。この方法ですと、給餌の手間要らずです。
自然給餌ですから、餌の分量を気にする必要はありません。たくさん餌を供給しておけば、勝手に「適量を」食べてくれます。
私のテラリウムでは、掃除(糞の始末)をする必要はありません。自然分解されます(コロンブスの卵みたいなものです)。
サンショウウオが、餌となる小動物を追いかけて食べようとするとき、間違って他の個体の尾や肢にかみつくことがあります。これはサンショウウオが、自分の口より小さい動くものを、餌として認識するからです。共食いをしているわけではありません。私の場合、かみつかれた個体は身体をよじって逃れ、結果的に喰いちぎられるところまでいった例はありません。どのくらい餌を供給しているのか、文面からは分かりませんが、これは餌不足というより、サンショウウオ本来の「自分で餌を採る」という野生の本能が、飼育していた個体に戻ってきたものと思われますので、むしろ歓迎すべき事態ではないでしょうか? また、生きた餌を供給し続ければ、そのうちピンセットには反応しなくなるでしょう。
その必要は全くありません。たぶんライオンなどの肉食獣にみられる、オスがメスの捕った獲物を横取りするような行動を心配しているのだと思います(違ったら、ごめんなさい)。でも、このようなことはサンショウウオではありませんから、雌雄いっしょに飼育しても大丈夫です。