真鯛の中間育成
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祝島漁協では漁業資源を維持するために真鯛の稚魚の中間育成と放流をしてきましたが、
合併してからもやるべきことは変わりません
この日、島に運んで来たのは5万匹の真鯛の稚魚です
大きさは4〜4.5cmで、中間育成する間、一日で1mm大きくなるそうです
この後も、あと2万匹ほどの稚魚が来る予定です
参考:鯛の中間育成
(撮影 6/30) |
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イカ巣籠漁、終了
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山ではびわの収穫が終わりましたが、
海では甲イカを獲るイカ巣籠漁が終わりました
イカ巣籠をしていた漁師は梅雨の間の貴重な晴れ間に海岸で籠を干しています
イカ巣籠の後はタコツボ漁が始まりますが、
近くの平郡島では今年はタコがあまり揚がらないそうで、
祝島も漁場はあまり変わらないので今年の夏の水揚げが心配です
(撮影 6/29) |
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びわの出荷、最盛期
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今年のびわの出荷がそろそろ最盛期を迎え、
びわ農家ではどの家も連日、収穫に選果、箱詰めに大忙しです
定期船の「いわい」も、昼便は後部にびわの箱を山のように積んでいます
祝島市場でも祝島びわの発送を始めています
現在、基本的には贈答用は5月上旬、
それ以外は5月中旬までにいただいたご予約を中心に発送を終えております
(撮影 6/16) |
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びわの出荷
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祝島のびわも、例年よりかなり遅れていますがようやく色づいてきました
6月も半ばになろうかという今の時期でもまだ実が青い畑もあるそうですが、
多くのびわ農家ではようやく出荷のピークが近づいてきたようです
今年は熟すのは遅いものの玉太りはそう悪くは無く、
ここ最近、高温と照り込みが続いたので甘みはなかなかいいようです
「祝島市場」でもそろそろご予約いただいているびわの出荷を始めますが、
まだしばらくはM〜Lサイズの出荷が中心で、
L〜2Lの贈答用の発送はもう少し後になりそうです
ただ、今週後半から天候が思わしくないので、それによっては出荷が遅れるかもしれません
参考:上関町の天気
(撮影 6/11) |
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スナメリウォッチング&びわ狩りツアー
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この日は長島の自然を守る会が主催したスナメリウォッチングとびわ狩りツアーが、
柳井や周南や岩国などから30名近くが参加して行われました
祝島ではびわ狩りを、また今回も船からスナメリを見ることが出来たようで、
多くの参加者に長島〜祝島の自然を楽しんでいただけたようです
(撮影 6/11) |
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びわ狩り
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今年は例年に無くびわが熟すのが遅いのですが、
ここ数日、好天と高めの気温に恵まれ、びわがそろそろ熟し始めてきました
この週末には、長年、祝島島民とともに上関原発計画への反対運動を続けている、
山口県の原水禁が祝島でのびわ狩りツアーを企画し、
100人近くの家族連れが祝島を訪れました
びわの木にはまだ熟しきっていない実も多かったのですが、
畑で食べるびわの味は格別で、どんどんもいでは、びわを頬張っていました
特にびわを木からもいで直接食べるのは初めての子供たちは、やや興奮気味
木の一番上、高いところにあるよく熟した美味しそうな実を指差しては、
お父さんやお母さんに取ってもらっていました
(撮影 6/4) |
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甲イカとアジの一夜干し
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甲イカ漁の時期のため、漁協婦人部は甲イカの加工品をいろいろと作っています
この日はしばらく天気がよさそうだったので、甲イカの一夜干しを作りました
昨年は一夜干しのセットの販売量が多かったため、
甲イカの一夜干しはしばらく売り切れとなっていましたが、ようやく入荷できそうです
波止においた網の上に、漁協婦人部の女性たちが手作業で丁寧にイカを干していきます
またこの日は品薄になっていたアジの一夜干しも作りました
型の小さな新鮮な真アジをこれも手作業で天日干しにしていきます
新鮮な魚は眼を見れば分かります
濁りの無い透明な眼をしているのが新鮮な証です
(撮影 5/30) |
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椿祭り陶器市
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今年も光市の伊保木で椿祭り陶器市があり、
祝島からは漁協婦人部が甲イカの刺身などを出店しました
毎年これを楽しみに来られるお客さんも多く、甲イカの刺身は完売しましたが、
今年はびわが熟すのが遅いためびわが出せず、残念がる人も多かったです
(撮影 5/27) |
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コッコーワイン、解禁式
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祝島に自生する野生の果実「コッコー(こっこう)」は、
秦の始皇帝が徐福に命じて探させた不老長寿の果実であるという伝説が祝島にはあり、
「一粒食べれば千年生きる」と言って島珍重しています
そのコッコーを原材料としたワイン「皇寿 千歳」の解禁式が、
周南市の中国料理「敦煌」徳山店でありました
コッコーワインの生産は昨年に続いて今年で2度目となります
味はさわやかな酸味と郷愁を感じる風味が特徴で、昨年以上のいい出来となりました
醸造元の山口ワイナリーによると、コッコーは野生の植物の中では比較的醸造しやすく、
ワインにした場合、すぐに飲むよりも1年以上寝かせたほうがより美味しくなるだろうとのことです
またこの日は山口県農業試験場によるコッコーの成分分析の結果も発表され、
コッコーは近似種のキウイに比べ、ショ糖がかなり多く含まれるために甘味に優れ、
さらに総ポリフェノール、βカロテンが多いために抗酸化性が高いということが分かりました
生産量は昨年の4倍、180ml瓶で280本となりましたが、
それでもまだまだ少ないため、当面は「敦煌」各店での地産地消料理コースの食前酒として提供されます
コッコーのワインを飲みたい方は、詳しくは下記リンク先の潟pオのニュースリリースをご覧ください
(注:コッコーワインを飲むためには予約が必要です)
参考:コッコーの部屋
山口県伝統果樹 こっこうワイン 皇寿 千歳 解禁式:潟pオ ニュースリリース
始皇帝が探し求めた「百薬の長」 山口・上関:朝日
今年も仕込んだ、コッコーワイン:祝島の日々2006 1〜3月
(撮影 5/25) |
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今年のびわ
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びわの収穫の時期が近づいてきてほとんどのびわの木には袋がかけられ、
山は遠くから見ると黄色い花がたくさん咲いているようにも見えます
今年のびわは不作だった昨年、一昨年よりも収穫量は多くなりそうですが、
昨年暮れから春まで長引いた寒さや、ここ最近は気温があまり上がらないこともあって、
収穫時期は例年に比べて5日から10日ほど遅れそうで、
最盛期は6月上旬後半から中旬頃になりそうです
参考:「祝島のびわは世界一!」
(撮影 5/15、20) |
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甲イカの発送
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毎年5月は甲イカ漁の最盛期です
GW明けから1週間は田ノ浦での泊り込みなどで漁協婦人部も仕事ができませんでしたが、
週が明けてからは注文を受けていた甲イカの発送や、
刺身用の甲イカの「しご」などで大忙しです
しかし今年は、大漁だった昨年に比べて甲イカの水揚げが少なく、
大きさも小さめのものが多いようです
(撮影 5/14) |
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祭りの後
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新しい櫂伝馬「祝島」は船おろしの後、東の農協の倉庫の一角を借りて置かれています
そこは新庄さんの船小屋の正面にあるため、新庄さんは船おろしの後、
何度も様子を見に行っていました
櫂伝馬には、何かにぶつかってできた傷や、櫂が擦れて削れた部分などもあり、
一度の船出でもいろいろと傷んだ部分があるようです
生まれて初めて造った櫂伝馬の様子を確かめるように、
新庄さんは何度も巻尺で寸法を計り、槌で叩いて調整していました
櫂伝馬が船出して広くなった新庄さんの船小屋は、次の船の注文を待っています
(撮影 5/8) |
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櫂伝馬、船おろし
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5月5日、やや風が強いながら快晴のもと、
櫂伝馬の船おろしが盛大にとりおこなわれました
GW中ということもあって多くの人出の中、新しく建造された櫂伝馬「祝島」は海に降ろされ、
島出身の踊り手や漕ぎ手が乗り込み、海に漕ぎ出していきました
そして島の漁師も漁船に大漁旗を立てて櫂伝馬に続きます
神舞の入船神事さながらの海上パレードが、
島の人たち、帰省客、観光客の前で披露されました
やはり櫂伝馬は青い海に浮かび人が乗った姿が、祝島で言う「せいがえぇ」というものです
(「せいがえぇ」=威勢がいい、勢いがある、格好がいい、等の意味)
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船おろしの後には餅まきもあり、帰省中の子供たちも舞台に上がり餅をまきました
船から下りた踊り手の2人は記念写真攻めで大変だったようです
今年の島のGWは帰省客が例年以上に多く、目出度く賑やかな日となりました
櫂伝馬を作った新庄さんも、
「こがいに大勢の人が集まって、賑やかじゃったじゃなーで(賑やかだったなあ)」、
そして
「(この船おろしのために)みんながいろいろせて(して)くれて、
本当にありがたいことじゃのう」
と、集まった人たちを見つめながら嬉しそうに話していました
(撮影 5/5) |
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いよいよ櫂伝馬進水式、まずは餅つき
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櫂伝馬の進水式が迫ってきました
櫂伝馬は塗装も終わり、シュロの毛で編んだカブトもつけました
船小屋の入り口も大きく開かれ、引き出されるときを待っています
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5月3日には5日の進水式でまかれる餅を搗くために、
小学校の体育館で餅つきが行われました
集まった100人以上の島の人たちに加え、当日の昼便で島に帰った人たちも参加し、
子供たちも杵と臼で白、紅、緑の3色のもちを搗きました
いよいよ5月5日は櫂伝馬の進水式の当日
今年はこれを目当ての帰省客や観光客も多く、島は例年にない賑やかさです
(撮影 5/3) |
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漁協婦人部の甲イカ初売り
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甲イカが順調に揚がりだしましたので、漁協婦人部の甲イカ販売が始まりました
(正確には「山口県漁協祝島支店の婦人部」ですが、
島では昔からこう呼んでいるので今後も漁協婦人部と表記します)
甲イカ販売の初日は、中国電力が早朝に田ノ浦で工事を強行して来た日と重なりました
漁協婦人部の女性たちもこの日はまず早朝に田ノ浦まで抗議に行き、
販売はそれから帰ってきてからになりました
また、この日は大分県の中津市から、
現地で朝市をしている漁師やその奥さんたちが視察に来られました
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ちなみに漁協婦人部が販売する甲イカは、
その日の朝、現場(集荷場)のしめたばかりのかなり新鮮なものです
甲イカは、生簀で泳いでいるところをすくい上げ、木槌(画像:右下)で叩いてしめます
そして加工場でガイガイ(イカの甲)と内臓を取り、販売します
漁協婦人部では甲イカを島の外に出ている子供や孫のところに送りたい人たちの代わりに、
箱詰めして発送するところまで請け負いますが、
これは昼の定期便が出るまでに済まさなければならないので、
この日の午前中は本当にあわただしいものになりました
(撮影 4/24、27) |
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中間育成用の生簀を海に
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これまで祝島漁協は漁業資源を守るため、
鯛やカサゴなどの稚魚を島の波止の中である程度大きくなるまで中間育成し、
外敵に襲われにくくなる大きさまで育ったものを放流してきました
今年の4月1日から山口県漁協祝島支店となりましたが、
漁業資源を自分たちの手で守っていくという姿勢に変わりはありません
4月23日の夕方には漁師が浜に集まり、
陸に揚げていた中間育成用の生簀を海におろしました
今年からは公民館沖に新しくできた波止の内側に生簀を浮かべることになったようです
参考:漁協のお仕事 |
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大時化で、定期船も欠航
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全国的に強風が吹き荒れています
祝島でも昼前から強い風が吹きつけ、
海は大時化、定期船の「いわい」も昼便が欠航となりました
気象庁:海上警報 瀬戸内海
(撮影 4/20) |
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花見盛り
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山の桜がそろそろ満開となり、花見のシーズンに突入しました
祝島の桜は、ソメイヨシノよりも山桜のほうが多く生えています
山桜は一説には100以上の亜種があると言われるほど、
それぞれ微妙に色の異なる花や葉を咲かせるため、
遠目から見た山は白や赤、ピンク、緑がかった白などさまざまな色の桜に彩られています
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前日の雨が上がり暖かい日和となった6日には多くの島の人たちが花見に出かけました
三浦湾から少し上ったところにある「木下の桜」は道沿いにあり、樹も大きく人気の場所です
6日もさっそく机に椅子、刺身やおにぎり、果ては七輪で瀬戸貝や魚を焼くなど、
準備万端でお花見を楽しむグループも
桜が多い北野や三浦では、この週末にかけてまだまだお花見が楽しめそうです
(撮影 4/6) |
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イカ巣籠漁、解禁
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甲イカを獲るイカ巣籠漁の解禁は4月1日です
イカ巣籠漁をする漁師は朝から何度も籠を船に積み込み、ポイントへ籠を沈めに行きます
沈めた籠は、一週間ほどしてから引き上げるそうです
イカ巣籠漁をする漁師の多くはタコツボ漁もしていますが、
近年は冬場のタコは不漁が多く、今年もあまり揚がりませんでした
それだけにここ最近は好調な甲イカは、今年も大漁となって欲しいものです
参考:イカ巣籠漁
(撮影 4/1) |
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