目録
其の一
其の弐
其の参
其の四
其の五
其の六
其の七
其の八
其の九
其の壱拾
其の壱拾壱
其の壱拾弐
其の壱拾参
其の壱拾四
其の壱拾五
其の壱拾六
其の壱拾七
其の壱拾八
其の壱拾九
其の弐拾
其の弐拾壱
其の弐拾弐
其の弐拾参
其の弐拾四
其の弐拾五
其の弐拾六
其の弐拾七
其の弐拾八
其の弐拾九
其の参拾
其の参拾壱
其の参拾弐
其の参拾参
其の壱拾参
1994年、新潟、長岡の山本五十六記念公園にて撮影。
建物の左側にある木の茂みの中に、顔が不自然に浮いている。人が立っていたとしたら、たとえ茂みとはいえ、体の一部が写るはずだ。しかも、この茂み、細い木が一本きりだ。どう見ても顔しかない。
これは男性の顔だ。女子中学生の記念撮影に刺激され、自分も写ろうとした霊であろう。霊は往々にして自己顕示欲が強く(生きている人間も同じか)、こういった目立ちたがり屋が少なくない。悪意は全く感じられないので心配はいらない。