第一回から勝敗だけ追っかけてる電王戦。今回は連続して人間側が勝ってる。1
結果はコンピュータの反則負けだったのだけど、ここで永瀬六段が選択した「2七角不成」は、 第一回電王戦を創った米長永世棋聖が著書:われ敗れたりの中で「コンピュータ将棋の弱点2」と指摘していた欠点だった。3年も、前に。
米長永世棋聖が「一万局に一局も現れない」と挙げていた欠点を、今回で最後となる電王戦で突いて見せた永瀬六段は本当にすごい。 米長永世棋聖も、あっちから見下ろして「どうだ、将棋って面白いだろ」と言っておられるんじゃないだろうか。
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