Wordの友
ソフトの紹介
名 称  Wordの友  Ver 15    (ファイル名:JCWord15.docm) 
分 類 フリーソフト
製作環境  Windows10、11  Word2016以降で動作可能
特  徴
WordがWordを生む
 Wordシステムから、Word文書を、より速く、より便利に、より快適に作成 

 「Wordの友」は、Wordの画面右に操作パネルを表示させ、文書作成に役立つ多機能ボタンを集中配置したものです。

 文書作成に便利な、Wordによる文書作成、編集力、情報処理力をパワーアップできる機能が多数配置されています。
 法律文書以外のビジネス文書の作成でも、その拡張された機能を十分活かすことができます。

 ここで作成・編集するWord本体は文書作成・編集のシステムとして機能し、操作パネルのファイル保存により、新たにWord文書が作成・保存されていきます。
機  能  このソフトでは、文書作成に便利な次のような機能を備えております。
 ページ設定の簡易自動化
  オフィシャルな裁判文書用、ゼミ等のレポート用、個人控えのノート用の3種類が用意され、面倒な設定作業をすることなく、簡単に自動設定ができます。
 短文(定型句)登録
  文書作成のいろいろな場面でよく使われる短文、定型句(例文、文書パーツ)等を書式付きでWordファイルに保存し、「文例庫」に多数登録しておけば、必要な都度、これを呼び出してWord文中に自動挿入して元の書式のまま利用することができます。
  例えば、裁判所に提出する委任状、訴状、答弁書、取下書、その他各種申立書等の書式を、連続して1個のWordファイルに登録し、「文例庫」にセットしておけば、「文例庫」のリストを指定し瞬時に呼び出しができ、これに編集加工をすれば、元の書式を維持したまま提出書類を作成することができます。
 インデント、均等割り付け等の簡易化
  操作パネル上のボタンを利用すれば、画面の拡大縮小、ページ数の記入/不記入、行番号表示、箇条書き設定の有無、インデント処理、文字の均等割り付け、その修正等も、簡単に行うことができます。
  Word本来のアプリケーション機能を利用した方が、慣れていて便利な場合は、それによることもできます。
 文書の自動整形
(1) 訴状、判決書等の「当事者の表示」は、適切にインデント(字下げ)を自動設定し、氏名等は必要箇所で「均等割り付け」をし、一括して自動整形を実行します。
(2) 判決書の「本文」の表記は、公文書作成要領に準拠し、冒頭の番号順(第1、1、(1)、ア、(ア)、a、(a)の順で)に適切にインデント(ぶら下げ、字下げ)を自動設定し、一括して自動整形を実行することができます。
 文字種の変換
  本文中の漢数字は算用数字に、カタカナ文はひらがな文に、万単位付きの全角数字は計算可能な半角算用数字に、計算機からコピーした半角算用数字は全角算用数字にと、用途に応じた各種文字変換が、素早く実行できます。
 検索、置換、蛍光ペン
  複数文字列の同時検索、置換をして該当箇所は蛍光ペンで表示し、ワイルドカードを利用した検索も可能です。検索・置換リストはテキストファイルによる保存、再呼び込みが可能です。
  検索・置換の機能を利用して、当事者の名称を相互置換し、調停条項を和解条項に、又はその逆に自動変換することができます。
 カレンダー入力、日数計算
  Word右端にカレンダーを表示し、任意の年月日又はこれに時間を加えて表示したり、1週間後の年月日を記入したり、指定した期間の日数計算をし、その日付をカレンダーに表示したり、年齢計算をしたりすることなどができます。
 利息・損害金計算
  利息・損害金の計算ができます。請求の趣旨、判決主文をなぞる(範囲指定する)だけでも利息計算ができます。
  計算方法は、裁判実務で用いられている計算方法に従って、日数計算、利息・損害金計算を行います。
 数式計算
  Word上の文字列の計算式(例:「151万4360円×(1−0.6)×10.3797」)を読み取り、又は入力し、あるいは他画面からのコピー&ペーストにより、加減乗除の計算をすることもできます。
10  高速穴埋め
  宛名や年月日、金額等を記載した定型的な書式を用意しておき、「検索修正」機能を利用すれば、年月日、金額等の数字、カタカナ、英字部分のみに順次ジャンプして、該当部分だけ他の文字に置き換えて処理することもできます。
11  A4・1枚に2ページ分の縮小表示
  印刷では、紙資源の節減を考慮して、ゼミ用配布用に、A4縦2ページ分をA4横縮小表示(文字サイズは10ポイント)して、印刷ができます。
12  隠し文字の簡易利用
  隠し文字の設定、解除、印刷が簡単にでき、判決書等の原本用、記名入りの正本用の文書が指定した部数分、連続して印刷できます。
13  ネット利用の辞書検索
  ネット接続環境では、Word上の文字を範囲指定するだけで、即ネットを利用した情報検索、辞書検索が可能です。
14  起案中のアラーム
  文書起案に熱中していても、アラーム(予定時間)の設定利用により、「時間ですよ」とWordが教えてくれます。
15  裁判所外字(全角1文字の括弧()付き数字)の自動変換
  判例集などから取得した文書中に裁判所外字が使用されている場合、これを目に見える文字に自動変換できます。
16  他ソフトの起動
  必要に応じて、Wordの画面からメモ帳、Excelをすぐ起動させ、応急的なメモの作成や計算、データ整理等を行うこともできます。
基本仕様   マイクロソフトのWordが使えれば、通常のWordと同様に使用できます。
 Word本来の機能もそのまま使用できますが、基本仕様として、Word画面右方に現れる操作パネルのボタン操作で、面倒な操作、便利な方法も簡単にできるようにしています。
 操作パネルは、メニューバーの表示の「アドイン」をクリックし、現れた「手帳」マークをクリックすれば現れます。
 このソフトの基本仕様として、文書ファイルの読み込み、保存だけは、必ず操作パネルの特製ボタンを利用する必要があります。
 ファイルの読み込み、保存をWord本来のメニューに従って処理した場合、マクロ(VBAプログラム)を含んだ大きなファイルが作成され、支障が生じますので、避けてください。
使用方法  「Wordの友」の紹介    Wordによる効率的文書作成
 「Wordの友」にできること 「法律実務家のためのWordの活用術」
 (以前のバージョンに基づいたイメージ図、説明のままで、改訂されていないものもあります。)
著作権と使用  このソフトの著作権は、「実務の友」管理者MYSYS(実友)山本正名に帰属します。

 このソフトの内容は、予告なく変更する場合がありますので、「実務の友」が提供する場所から、最新のソフトをご利用ください。
 最新のファイルを利用する場合は、システムを構成するファイル全部をダウンロードしてご利用ください。
 システム構成ファイルの位置や名前を変更すると、システムが機能しなくなりますので、変更は避けてください。

 サブフォルダ「JCData」内のファイルは、自由に加除修正をすることができます。同フォルダ「JCData」内には、ご利用者作成のファイルを保存し、活用することができます。

免  責  このプログラムの使用結果によって生じたいかなる障害、損害についても、作者は一切責任を負いません。
 利用者各位の自己責任で、ご利用ください。
掲載等  ソフト紹介の掲載は自由です。
連絡先  「Wordの友」に対する感想や要望、バグのご指摘、改善意見、転載等の連絡は、管理者「実友」宛、次の[メール作成]から入り、E-Mailでご連絡ください。
     [メール作成]
履  歴 Ver. 1.0 2012/05/27 (新規)
  (略)
Ver.14.0 2022/01/17 (Word2016を基本ベースに作成し直し(互換モードを変更)、
     (1)Wordバージョンアップによる不具合を修正
     (2)「文例検索」の短文データに「文例庫」のデータを統合
     (3)ファイル保存の不具合を修正)
     (4)カレンダーの祝日修正
Ver.14.1 2022/02/12 (検索修正の機能を追加)
Ver.15  2022/12/23 (「文例庫」の不具合を修正、操作パネルを改訂(印刷関係を新設タブに移行))


(2012.05〜2023.01)