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Home>過去の日記>My-diary(04年度1学期) 

My-diary(04年度1学期)

7月

勝手に決める?(7月21日) 

夏休みが始まりましたね。今年の宿題は去年に比べて多いかも…。やっぱり授業で出来なかったところは各家庭でど~ぞってことなのでしょうか…(笑)。

 今日は前回に引き続き、PTA役員さんがあれだけ苦労しているのに「勝手に決める!(-_-;)」って言われる理由を考えていきましょう。

 正直いって、総会で決めた内容と全然違う活動を始めて、ホントに「勝手に決める!」と言われても仕方がないというPTAもあるかもしれませんが、どちらかというとこういうケースは少なくて、実際には「ちゃんとやっているのに「勝手に決める!」と言われる(>_<)」という場合が多いのかな~と思います。

 どの学校でも「PTAでこういうことをやってほしい」って思っている保護者の人は多いと思うんですよ。例えば「例の行事はもうやめよ~よ~」とか…。でも、その意見をクラスなり地域なりの代表者の人に伝えるのは「ちょっと気がひける…」って人も多いだろうな~って思います。

 まず、第一に代表者というのが給料もらわずにやってるボランティアであること。自分が何かを言い出すと、その代表者の人にいろいろと動かないといけないわけで、「負担をかけることになるかも…」と自分の意見を伝えるのは躊躇する場合があると思われます。

 おまけに「クジ」「ジャンケン」で選ばれた代表者だとすると、「あれこれと「意見」なんて持ち込まないで!こっちも忙しいんだし、好きでPTAやってるわけじゃないの!」って思っているんだろうな~と想像もつくので、ますます伝えにくいんですよね。

 他に、自分の所属するところの代表者であるけれど「信頼できない」というケースも多いのでは?まず「次の運営委員会で「○○をPTAで取り組んでほしい」って提案できないかな~」なんて伝えると、代表者が「○○さんはね、この前電話でこんなこと依頼してくるんよ~。「PTAで○○してほしい」だって~(笑)。誰がそんな意見に賛成すると思う~?…」などなどとあちこちでバラまかれるんだろうな~と思って躊躇する場合も多いのかも。

 結局のところ、一般Pは自分の意見を代表者が集まって行う運営委員会(代表委員会などと呼ばれるところも)にもって上がってもらうことができないので、不満が募る → 結局決まった内容は自分たちの思っていたことと全然違う! ⇒ 「勝手に決める!」ってなるのかな~と思いました。

 自分の意見を出せて多数決で負けたのなら、もうちょっと「仕方ないよね~」って思えるのかもしれないですよね~。

 もっと一般Pの意見が運営委員会にも届けやすく、代表者も負担が少なくて、実際に「これは絶対必要!」と多数の人が思うような活動になれば、「勝手に決める!」って意見は少しはマシになるんじゃないかな~!?

間接民主制(7月10日)

 選挙が近づいてくると選挙カーがうるさいものですが、参院選は地域が広いし、つきぐまの地域は候補者の地盤ではないようで、あまり回ってこないですね。おかげで今日も静かです(^.^)。

 しかしPTAではあれだけ立候補者がいないのに、選挙になると候補者がいっぱい!おまけに「自分を選んでください!」と演説するんですよ~(笑)。すごいな~って思いました。

 で、今日はBBSに「役員さんが勝手に決めて」みたいに言われてしまうという話があったんで、そのお話を…。

 一般Pに比べて多大なる労力を使っている役員さんに「勝手に決める」(-_-;)「好きでやってる」(>_<)などと言う輩がいっぱい(怒)!ホントこれじゃ~役員さんも浮かばれないですよね~。「やってらんないよな~!」という気持ちも大いに分かります。(-_-;)

 PTAでは、本部役員(執行部の役員というところも)さんというのがいて、専門部(保健部とか広報部とか)があって…といろんな役員さんや委員さんがいますね。

 そしてその人たちが、一般に運営委員会、代表委員会や専門部会などという会議の場で、PTAの活動について方針を決め、実際に運営をしてます。

 「物事を決める」場合、一番いいよ~というのがいつも「全員で集まって決めていく」という直接民主制でしょうか。今でもスイスの一部の村ではそうやって決めているそうです。
 すごいですよ~、村民が全員村の広場に集まり、賛成の人はこっち~\(^o^)/、反対の人はあっち~\(^-^)/と集まってその数を集計するみたいです(笑)。

 数人程度のサークルなどでもこの方法でいいですよね~。「今度合宿どこにする?」「軽井沢は?」「北海道がいいわ」と意見を出し合って、そこで最終的には多数決するのでしょう。

 ただ、この方法は人数がいればいるほど時間もかかるし場所もいる。とても大変になります。そこで近代国家はみんなの中から代表者を出して、その代表者に政治について決めてもらうという間接民主制(代議制)を導入することにしました。

 これをPTAにあてはめると、毎回全会員を集めるのは大変だから「みんなの中から代表者を10数人ほど選び、その人たちに集まってもらって決めてもらいましょう」ということです。役員さんはたいていはクラスかもしくは地区で選ぶことになってると思います。

 PTAの役員さんはたとえクジや推薦・輪番などで決めたとしても、いちおう一般会員の意思で代表を選んだわけで(クジだとあとで承認したってことでしょうか。)役員さんたちはそのクラスなり地区の代表者になります。

 なので、理論上はその代表者が決めたこと=一般会員が決めたことになるわけですね。

 「役員さんが勝手に決めた」という人も多いようですが、その役員さんを選んだのは自分たちなのだから、役員さんの会議を通じて間接的に参加しているという点を忘れてる人が多いのだろうな~と思いました。

 もちろん、その役員さんたちが決めた方針を承認するかどうかは、総会で決められることになっています。会員全員に参加資格があります。活動について異議申し立てもこの場で行うことができます。

 話を書きながらつきぐまも難しくってわからなくなってきました。最後にまとめてみましょう。

 ○ PTA会員が、クラスや地区の代表(役員・委員)を選ぶ
  (=全員の承認の上でその人に議決権を信託)
 ↓
 ○ 役員さんが活動方針を話し合い、役員の中で多数決で決定する。
  (多数決制は多数の意見に少数の意見が従うという方式です)
 ↓
 ○ 全会員に方針を総会で提示し、全会員による多数決で決定する。
  (=会員自らがその方針を承諾)
 ↓
 ○ 会員全員の総意である方針に基づき、運営が始まる。

ってことでしょうか。(公民テキストを参考に理論づけてみました。)

 今度誰かに「役員が勝手に決めた!」といわれたら、このdairyどおりに反論してみてください(笑)。

 でも、なぜ「勝手に…」と言われることが多いのか…、たぶん代表者に意見を届けるシステムがなかったり、なんとなく知らない間に代表者を決めているからでしょうか。次回のdiaryで考えていきましょう~(^.^)。

食虫植物(7月1日)

 つきぐまは実は植物を育てることがとても苦手です…。鉢植えの花もあっという間に枯れます。以前、花好きの友だちに「せっせと水をやりすぎて根腐れを起こすのではないか?」とアドバイスされたので、水やりを少し加減すると、あっという間に干からびてしまい、すべての鉢植えがサボテンになってしまいました(笑)。

 というわけで我が家はガーデニングとは縁遠い生活をしているのですが、そんなつきぐまのもとで、不思議と生き残ってるのが「モウセンゴケ」という食虫植物です。

 数年前に、つきぐまJrが「夏休みの自由研究用に食虫植物が欲しい」というので、花屋さんでモウセンゴケとハエトリ草の2種類を買ってみました。

 食虫植物の中で、たぶん一番おもしろいのがハエトリ草。虫が入ると葉っぱがペタっと閉じるものです。だいたい子どもが育てると、おもしろいのでどんどん虫を食べさせすぎて、草が弱ってしまいダメにしちゃうことが多いらしいです。(食虫植物も本来は光合成で栄養分を作り出しています。なのでどうしようもない場合以外は虫を捕食する必要はないらしいです。)

 うちも然り。子どもが遊びすぎてその年の秋には弱ってしまい、冬の寒さで枯れてしまいました…。

 モウセンゴケ君のほうは、先端にネバネバとしたトリモチがついているだけで(人間が触ってもそれほどベタベタ感はないです)、見た目には別に味も素っ気もないので、結局子どももそれほど相手にしませんでした。

 おまけに肥料もやらない、水もたんま~に遣るくらい…という植物虐待なのでは?という状態で育てているんですが、手をかけてもらえないにもかかわらず、モウセンゴケ君は元気です(笑)。
 どうやらこの子は、ズボラな人間が集まる我が家でそれなりに気楽にやってるんでしょうか(^.^)

 と、気軽に育てる植物として悪くないですけど、来るお客さんみんなに「これ何?」と聞かれるのが難点かな~。「これはモウセンゴケと言ってね…」と説明だけが、結構大変かもしれません。(その上ほとんどの人が「変わったもん育ててるのね~(・_・)」という顔をされます。)

 食虫植物で、あと有名なのがウツボカズラ。インテリアとしては悪くないんですが、これは熱帯の植物なので、高温多湿の状態でないと育てるのがとても難しいんだそう。おまけに少し高かったので、これだけは買うのをやめました…。

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6月

校閲(6月27日)

 PTAでお手紙を会員に配布する際に、何かとやっかいなのが「校閲」です(笑)。どの学校でも多くは教頭あたりが担当しているのではないでしょうか…^_^;

 うちの学校もしかり.いろいろと決まりごとがあるようです。特に他のPTA役員かとかは「広報さんはね~毎年大変みたいに聞くよ~。あれこれとチェックが入るみたいで…。」とつきぐまはえらく同情を受けております(笑)。

 というわけで、やっと1学期に発行する広報紙ができあがりました。メンバー6人で、結構和気あいあいという雰囲気の中でできたのでよかったです~\(^o^)/ 校閲の際も「漢字→ひらがな」の注意と「題名をもうちょい下げたらどうですか?」くらいのもんで��かった…(^.^)

 今回も学校の管理職と折衝をすることが多かったのですが、ものすごく感じたのは「何も言われたくない!」という強い思い!(笑)。だからひたすら小さな綻びまでをなくそうとがんばってるようです。

 でも、よくわからないのが、こんな小さな漢字を気にするくせに、『本校児童の平均身長は全国レベルよりも下で劣っている』と平気で書く神経…。つきぐまにはこっちのほうがよっぽど問題だと思うのですが(・・? 

 というわけで、あれこれうるさい決まりごとがあるPTAのお手紙類作成のお供に「小学校のPTA(文書作成編)」というページを作ってみました。とりあえず簡単な文書のひな型や「学校禁止漢字?」をさっそく掲載してみました。よろしくお願いします。m(__)m

 もし、上司や学校などに文書チェックを受ける際には、1~2ヶ所程度は「ここはこうすればどうですか?」と訂正を入れやすいように作っておくといいんだそうです。チェックする側も、あまりに完璧だと張り合いがなくて、結局のところしょ~もないことを言い出す人もいるそうですから~. 

子どもの本(6月18日)

 ときどき病院の待合室で過ごすために手ごろな本がないときは(病院はケータイが使えないのでメルで遊ぶってわけにいかないし^_^;)、子どもの本を借りて行くんですけど、子ども本って意外に泣けるってことを発見しました。

 この前もうちの子オススメ!の「ベロ出しチョンマ」を借りていったら、途中でウルウル~ときてしまって…(T_T)ものすごく焦ってしまいました…(笑)。

 他にも「ガラスのうさぎ」や「チロヌップ」はぐっときました。子どものころはあれだけ感想文を書く際に本選びに苦労したのですが、今なら感動しっぱなしで結構書けてしまうかもって思いました(^。^)。

 ほんと子どもの本は、子どもの頃に読んで感じた印象と今読んで感じる印象って全然ちがいますね。

 特に思ったのが「ハイジ」。ものすごく好きでアニメでも何回も見てるんですけど、子どものころは、とにかくロッテンマイヤーさんは悪人のように思ってたんです。ハイジのこと叱ってばかりでかわいそ~って(-_-)。

 でも今読んでみると、ハイジのやってることって学級崩壊の芽ですよね(笑)。そりゃ~インクの瓶をじゅうたんにこぼした日にゃ~、私だってブチ切れます~(`´)この年になってやっとロッテンマイヤーさんの気持ちが身にしみました(笑)。

 ちなみに子どもが「泣けるわよ~」とすすめてくれた本は確かに泣けます(T_T)。でも私が気に入ってたものは、あまりうけないですね~。「小公女」などは私はめちゃくちゃ泣けたのですが、「別に…」と言われてしまいました(-_-;)。好みの差なのか、時代の差なのか…。

実演販売(6月12日)

 この前ちょっと出かけた折に東急ハンズに行ったのですけど…。入り口でパズルゲームの実演販売をやってたんです。子どもはそういうのを目ざとく見つけますね。

 「あれやりた~い\(^o^)。やってもいい?」とまた大きな声で聞くんですね、店の人に聞こえるように…(-_-;)。(普段はぼそぼそしゃべって「何?」って聞き返されることが多いのに…。)

 しょ~がなく「少しだけね」とやらせてみたんです。買い物中にぐずぐずと言われても面倒だし…。でも後ろから見てるうちに、だんだんと「ちゃうやん、そこは…」って言いたくなってくるんですよ(笑)。「ほら~、そこは無理じゃん」って言ってると、お店の人はうまいですね「お母様もど~ぞ」とゲームを差し出されてしまいました…(^_^;

 ところが、見てる分には簡単に見えるんですが、自分でやると結構難しいんです。「あれれ~?」「むむむ…」「なんで~?」「おかしいな…」と私のほうがハマってしまった…(爆)。

 でもいつまでも居座ってやり続けるわけにもいかず、かといってそこで諦めるのも悔しくて、結局「これ1つください。」と買ってしまった…(>_<) 

 一通りの用が済んで喫茶ルームでお茶してると、ちょうど「パズルゲーム実演販売会場」が真下に見えてまして…。みんな最初は子どもがやり出して、次に親がやり出して、そのうちに「もう時間ないし買って帰ろう」とゲームはえ~らく売れていたのでありました(笑)。

 で、ゲームは家でメモと鉛筆で考えてやると結構簡単にできちゃいました。買うほどでもなかったかも^_^;実演販売は要注意です。

修学旅行(6月5日)

 この前、つきぐまJrの学校で6年生のビックイベント!「修学旅行」がありました。

 このあたりの学校の子はみんな『広島』です。といっても広島市内だけで1泊2日をつぶすことはできないために、秋吉台&広島、宮島&広島、大久野島&広島なんかのパターンも多いみたいです。

 広島までは新幹線。でもうちの学年の人数では1車両貸切ってわけにはいかないから、一緒になったビジネスマンのみなさま、ご迷惑をおかけしましたm(__)m 東海道・山陽新幹線は圧倒的にビジネス客が多いから、「子ども」の姿を見た瞬間に「ハズレ~~~(>_<)」って顔をする人多いですよね。

 気持ちは痛いほどわかります…。子どもの団体客や「おばちゃんグループ3人連れ以上が近くにいたらやっぱりうるさいもん(笑)。フツーの電車なら遠足・修学旅行のご一行様の姿が見えたら、ホームを走って車両をかえられるんだけど…^_^;。

 そして家族の旅行なら「何ぞ忘れ物があれば、現地で買えばいいや~」があるんですが、修学旅行はそうはいかないので荷物の準備段階から緊張します。前年度に行った野外活動なら、いざってときには車を飛ばしてお迎えも可能な距離だったのですが、今回は遠い。
 何ぞの折には現地に駆けつけるために新幹線の最終時刻に長距離バスの時刻まで調べてしまいました…(^_^;

 また、旅館内の見取り図を見ながら、いちいちと

 (つき)「部屋に入って一番にすることは?」  
 (Jr)「荷物を置く?」(ちがうやろっ!非常口の確認やろが…(-_-;)
 (つき)「火災の際には、手には何を持つ?」
 (Jr)「知ってるで~。水道の場所探してタオルを濡らすんやろ?」
     (手近に水道がないなら、とりあえずタオルを口に当てて逃げんかいっ!(ーー゛)) 

 とまぁ、親の心配をよそにこんな感じです(笑)。

 たった1泊2日の旅でしたが、まあまあ楽しかったようで「もみじまんじゅう」の箱を胸に抱えて帰ってきました。なにはともあれヤレヤレ~って感じです。(親のほうも緊張した~^_^;)

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5月

 師との出会い(5月29日)

 世間でよくいわれる言葉に「塾の教育で子どもがまともに育つはずがない」ってありませんか?

 基本的には塾は勉強をするところなのですが、どうも「勉強ばっかりでおかしくなる」「勉強だけ教えて人間を育てない」という考えが根底にあるのかな?(笑)

 つきぐまは、実は少なくとも小学校・中学校では「師」と呼んでもいい人物には出会えませんでした。教師に傷つけられることはあっても、学ぶもの・得るものも何もなかったわけです。

 でも、世の中捨てたものじゃありません(笑)。「師」との出会いは、塾や予備校で多くありました(^.^)塾や予備校の先生とよばれる人の多くは、学校の先生と違って、ちょっとアウトロー的なところがあるんですね。
 決して優等生の生き方ではない人も多いんですけど、ものすごく人生を謳歌してるっていうか、君たちに伝えたいことがいっぱいなんだよ~って情熱を感じるんです。

 だから、子ども(私もですが…)は彼らに彼らのひたむきに生きてきた人生に魅力を感じるんだと思う。

 今日はつきぐまが「師」に教えられた言葉をいくつか紹介します。(ほんとは、も~っとたくさんあるけれど全部を出すとネタ切れするから、また追々に…^_^;)

○ 「わらはつかむなよ…」<(`^´)>

 予備校の英語の授業でしたが、なんでそんな話になったのかな~。「人間、おぼれたときには「わらをもつかむ」といいますが…、お前ら人生で何があっても「わら」をつかんだらアカンぞ!浮くもん(=浮く物)つかめよ」と言われました。

 そのときは教室中が爆笑で終わったけれど、のちに「なんか辛いな~」って思ったときは「せやせや、「わら」はアカン。つかむときはちゃんと見極めてつかまんとアカン!」などと考えることも多々あります。

○ 「たとえ文化がちがっても…」(^_^)v

 大阪出身の先生と東京出身のその奥様の家庭内での「文化の違い」で発生するトラブルをよく教えてくれる人がいました。同じ日本なのに東と西では言葉も文化も違う。でも「かしわ」?「とりにく」?、「お造り」?「刺身」?などなど、言い方は違っても同じものを指していることも多いわけで、まぁ~文化が違う人間とも仲良く共存するためのノウハウを教えてもらいました。

 いろんな文化の人がいて、いろんな価値観がある中で、やっぱり共存していこうよ~\(^o^)/はここで学んだかもしれない…。

○ 「尻尾巻いて逃げるか、歯くいしばってがんばるか」(>_<)

 つきぐまJrの塾では、この前の実力テストは範囲がめちゃめちゃ広くって、子どもらも「うげぇ~」って感じだったのですが、先生が「お前ら、何かしんどいことがあったら尻尾巻いて逃げるんか?歯食いしばってもがんばるんかどっちや?オレは尻尾巻いて逃げるのはイヤやぞ~。歯食いしばってでもやるぞ!」と言ったらしいです。

 たぶん、この言葉は子どもの心に一生残るんじゃないかな。大人になれば尻尾巻いたほうがトクなときもあって、いつもいつも歯食いしばるわけじゃないんだけど、それでもこれから先に何か困難な事にぶつかったときには「尻尾巻くか、歯食いしばるかどっち選ぶ?」って言葉を思い出すんじゃないかな~。

 塾で「教育とは『時計仕掛けの爆弾』だ」という説明を受けたことがあります。この場合の教育とは学科の学習でなくて、「生きるための術」ということです。

 ただ、子どもに「よりよく生きるために」と生き方を教えても、たぶん人生経験が少ないために、それがどんな意味をもっているのかは今はわからないんだそうです。でも大人になったとき、つらいときや苦しいとき、道に迷ったときに「役にたつ言葉」「指標になる言葉」をもっていれば、それを道しるべに進んでいけるんじゃないか…だから今からそれを教えていきたい。

 というお話でした。

 たぶん私の「師」からもらった言葉は確かにそのときは笑って終わったけれど、心の片隅にずっと残っていて、大人になってから「ああ~、あの言葉はそういうことだったんだな~…」って気づいたわけです。

 ふだん何気に過ごしているときは何も思わないけれど、世の中なんて不条理で理不尽でどうしようもなく辛いことだっていっぱいある(-_-;)。そんなときは支えにしてるのは事実です。

 「塾の教育で子どもがまともに育つはずがない」は、そんな塾もあるのかもしれないけれど、「師」とのいい出会いをしている子もいっぱいいるんじゃないかな~。
(5月29日)

リハーサル(5月20日)

 PTAの総会を開催するためにリハーサルがありました。まぁ本番前に打ち合わせをしておくってことは悪いことじゃないとは思うんですけどね。ああいう形のものがいるのかな~って、それもわざわざ子どもにカギを持たせて留守番させてまで…って思いながら、思わず居眠ってました…(-_-)zzz

 その1 : リハーサルは朗読会!(^O^)

 リハでは、当日に読み上げる資料(資料そのものはすでに全会員に配布済み)を朗読するんです。まぁ当日カチコチに緊張するから、1回くらいは読んでおくのは悪くないですけどね。でもそれくらいならば別に集まってまで読まなくても家で練習できるんですけどね~。

 おまけに資料を棒読みするのっておもしろくないよ~。聞く立場としては、別に資料は読み上げてもらわんでも、「私、読めますから」と思ってしまうんですね。プリントを朗読しながら「ここでアドリブ入れたら、どうなるんやろな~」と考えてました。

 その2 : リハーサルはお辞儀の練習!m(__)m

 そう、リハではお辞儀の練習をするんです。それも何回も(笑)。一斉に呼吸を合わせてタイミングをとってお辞儀~m(__)m。新人研修でやりました。フツーの会釈からお詫びのお辞儀までの練習って。懐かしいですね~。

 それほど���でに一斉にを合わせたいのなら角度も合わせるべきかも。そのほうがキレイだと思うよ。総会なら30度くらいが適正?(笑)
 
 その3 : リハーサルは歩き方の練習?(・・?

 というウワサを聞いて臨んだけれど、さすがにそれはなかった…(爆)。実は最後までモデル歩きでも練習するんかとビビっていた…。

 う~ん、つきぐまとしては総会ってそんなに形が大切なのかな?って、個人的にはすごくギモンなのです。総会ってセレモニーじゃないしね~。いってみれば大きい会議だと思う。

 だから、お辞儀の練習をするヒマがあれば、やっぱりもっと「ここはこんなふうにしたらいいんじゃない?」とかを話し合ったほうが有意義だろうし、形にこだわって厳粛にするよりも、もっと大勢でざっくばらんに意見を出しあったり、質問バンバンでお話したほうがいいかな~と。
(まぁ何ぞ大きな失敗をやらかした…とかがあれば、お詫びのお辞儀の練習はいるかもしれないけど。中途半端なお辞儀は誠意がない!っておこられるから…m(__)m <(__)> 

 個人的にはお辞儀よりも、会計用語の使い方の間違いのほうがず~っと気になって仕方がありませんでした…^_^;。まぁ、人それぞれ気になるところが違うので「お辞儀が気になる!」もありだけど…。

裁判傍聴(5月14日)

 先日、裁判の傍聴に行ってきました。裁判というのはもともと公開されているもので、誰でもいつでも傍聴することができます。(といっても家裁などで扱っている非公開の事件はダメなんだそうです。)と憲法でも保障されていますが、やっぱり裁判所って敷居高いですよね。

 で、今回は地元の弁護士会というところが『憲法週間イベント』として、裁判傍聴会という「裁判傍聴+説明会」を開催してくれるというので、早速申し込んでみると当たりました(というよりも定員ガラガラらしい、いつも^_^;)。

 子ども参加も大歓迎\(^o^)/。といっても子どもが見るには「あまり相応しくないな~」事案もあるようで、弁護士会で「これならばいいですよ」というものを選択してくれることになりました。

 当日は少し早めにいって説明会です。傍聴するのが刑事事件ということで、刑事裁判の流れから事案の説明を受け、いざ法廷へ。
 いや~ニュースやドラマで見るのとまったく一緒なんですね。裁判官が少~し高いところで黒い服を着て座ってるんです。

 驚いたことは3つ。

○ 裁判が終了すると、全員が退席するんじゃなくて、裁判官はそのまま座っていて、検察官・弁護士・被告人たちが出て行って次のグループが入場してくるという、まったく流れ作業的に進んでいくこと。

○ 検察官は「コイツはこんなに悪いことした」とボロカスに言うんです。言葉が難しくって全部はわからなかったんですけど、そこまで言うたらんでも…と思うくらい。で、そんならどんだけ重い求刑にするんやろって思うと「?」という長さだったりするんです(笑)。そのあたりの加減がよくわからん(・・?

○ 結審の裁判だったのですが、判決日を決めるのって、裁判官・検察官・弁護士が手帳出して話し合うんですね。裁判官が「○日の△時でどうですか?」というと「いや~、その日は別のが…」とか「それじゃあその日の×時では?」とかって相談してました。

 なんだかその日がその人の人生を決めちゃうのに、そんな感じで決まってるんですね。(もっと厳粛に決めるのかって思ってた…^_^;)

 子どもにはなかなか難解でよくわからなかったようですが、ギモンが1つ。「裁判官って3人いないの?真ん中に1人しかいなかったよ」
 
 そう裁判はほとんどが裁判官1人で担当する単独制で、3人もいるのは非常に重大な事件(新聞でデカデカと何度も載るようなもの)。このあたりの地裁レベルでは年何回あるかないかって感じみたい。誰の目にもふれないような小さい小さい裁判がいっぱいなんだそう。。。

 うちが子連れ参加ということで、担当の弁護士さんが子どもにもわかるように説明してくれました。日本では子ども向けの司法教育が諸外国に比べて極めて遅れているらしく、「子どももぜひ参加して、司法を身近に感じてね」って感じで、とても親切だったのがありがたかったです。

 でも私の感想。裁判ってその人のディープな部分まで曝け出されるわけで、何か見てはいけないものを見てしまった気分なのが正直なところ…。

広報研修会(5月7日)

 GWはいかがでしたか?極端な年だと土日・連休・土日となって9日間の連続休暇\(^o^)/という年度もあるのですが、今年はまるまる1週間でいつもよりも短い気がしました。

 休みは多いほうがいいですけど、家族があまり(^^)をつき合わせているとだんだん(*^_^*) → ^_^; →(-_-;)となってくるので、せいぜい2~3日くらいがベストかな(笑)。

 で、連休明けには早速市P主催「広報技術研修会」というものに参加してきました。説明をしてくれるのが市Pの事務局の人なのですが、すごいですね。

 20年くらいず~っとPTAの仕事をやってるそうです。PTAって子どもが学校にいる間しか役員としては関われないんだと思っていたら、その後は市Pの事務局などずっと関われる職があるんですよ。知りませんでした^_^;

 研修会のほうは大入り満員でしたが、市Pの事務局というのが横柄で愛想悪い。まぁ企業じゃないから別にサービスを求めてるわけじゃないですけどね。でも途中で中座するという人に「途中で帰るんだって!!!」と言葉を投げつけたり、私なんかも最初から3人で申し込んでいるのに「4人でしょ?あと一人は欠席なの?」と言われてしまいました(-_-;)。(そっちが間違っているのに…)

 小学校では1年生はまだ給食も始まってないし、仕事をしている人だって連休明けから休暇は取りにくいよね。みんないろんな事情があるのに、ああいう横柄な態度をしていてはみんなの心がどんどん離れていくよね~と思いました。

 ホント小さい子どもさんを連れたお母さんもいて、ずっと子どもを抱いていたり、廊下で子どもと待っていたりなどなんだか気の毒な光景もありました。研修会場で何時間も小さい子どもさんはじっと座ってられないだろうしね。

 こういう場合に1室控え室を作って託児をしてくれたら、本当に参加しやすくなるんですけどね。

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4月

学級崩壊の条件(4月23日)

 今回もひつこく学級崩壊のハナシです(笑)。

 今週も保護者会あったんですけど、ホンマに毎日が「ドラマみたい~(^_^;)」って感じになりますね。週刊誌や本やTVのドキュメンタリーの世界でのハナシが実際に起こるんですよ~。エキサイティングな学校生活です。

 今回はパパさんも数名参加されたんですけど、彼らはすでに4月初旬に「今回の担任人事」についてと「具体的な崩壊防止策」についての説明を求めたらしくて(ついでに「崩壊原因の分析と報告について」もらしい)、その回答日が今回の保護者会となったわけです。

 でもね~、学校の答弁って国会答弁よりヒドイのなんのって(笑)。
(でも考えてみたら「国会答弁」もまともには聞いたこともなかった…(^_^;))

 わざわざ校長までが出てきたんですけど、

 ○「補助の先生を1名つけた」
  → これはまぁ1つの改善策でしょう。全然うまくいってませんけど…(爆)。

 ○「最高学年として、指導的立場を支援していく」→ 別に当たり前のことやけど。

 ○「いい思い出作りをしていく」 → 当然そうしてもらわないと…。

とか言ってたかな~。なんともお粗末な内容で…。退屈すぎて途中から聞いてません(^^ゞ。

 「で、ビジョンはわかったから具体的な施策は?」って聞くと、ないんです何も…(?_?)。ずっと「子どもたちを支援していく…。」それの繰り返しですわ。ハナシがね~、全くかみ合わんのですよ。つきぐまもブチ切れたから一発言わせてもらいました。

 フツー、ウソでも出任せでもハッタリでも、m(__)mさげながら適当な具体的施策並べますよ。あそこまでお客に言われたら…。でないと明日には取引中止されて、どえらいことになりますから(笑)。

 「担任人事」については「担任を変えることは全く考えたこともありませんでした」としゃ~しゃ~と言うてました。ホンマ学校って「キャンセルされる」ことがないから、あれでもやっていけるんですね。うらやましい世界です。

 で、結果は「もう1回宿題やり直し!!!」(爆)また保護者会するらしいです、4月中に。『保護者会を開催するたびに事態が悪化していく』のって、わかる気がしました(-_-)。

 1999年当時の文部省がまとめた「学級崩壊しやすい5つのタイプの教師像」とは、

 事例を分析したらこういう結果になったようです。うちは、おお~全部当てはまるやん。みなさんの学級では大丈夫ですか?

勧誘(4月16日)

 人を「誘う」って難しいな~って思うことがあります。自分にとっては「楽しい」ことや「大切」なことでも相手によっては「別に~」ってことも多いですから(笑)。

 おまけに好きなことは、人に伝えたくってムズムズしてるから、ついつい相手が求める以上に話をして、興味を持ち始めた人を逆に遠ざけてしまうこともありがちなんですよね。

 まぁ、酒の飲めない人にいきなりウイスキーのストレートを「おいしいから飲みなよ~」と飲ませたら、きつすぎて飲めなかった…というのとさして変わらないんでしょう(笑)。

 つきぐまは美術館に行くのが楽しみなんですけど、人には「一緒にどうですか?」とか「楽しいわよ~(^^)」とは言わないことにしてます。絵画や工芸品は興味を持たない人からすればこの上なく退屈なものだと思うんですよ(笑)。

 だから誘われるほうもたぶん迷惑だろうし、何より横で退屈そ~に居られるのも気分のいいものじゃないですしね。

 でも「絵を見るの好きなんですよ~」と自己紹介はしておくと、それとなく覚えていてくれる人も多いんです。別に絵画には興味ないよ~という人でも「駅にこんなチラシ置いてあったよ~」と展覧会のチラシをもらってきてくれたり、美術もののカレンダーを残しておいてくれたりもしてます。ホントにありがたいですね。

 「好きなんですよ~」って楽しくやっていれば、無理に「楽しいですよ!」「ぜひぜひ一緒に!」って誘わなくっても、心のどこかに気に留めていてくれる人がいます。

 「どんなのかな?」って興味をもってくれた人は声をかけてくれるようにもなります。

 会話はそこからでも全然遅くないです。突っ込んだお話はできなくても、興味を持ってくれたってことだけでもうれしいもんだし。

 PTAもたぶん同じ。門戸を広げて楽しくやっていれば、自然と人は「何やってるの~?」って来てくれるかもしれない。そしてそのときに「Welcome!」と快くお迎えをしてあげれば十分じゃないかな~なんて思ってます。

 「絶対にイヤ!」という人もいますけど、大半は「お手伝いくらいならやってもいいかな~」って思ってるみたいです。強引なセールスはかえって相手をひかせてしまいますよ。

クラス担任(4月9日)

 つきぐまJrの学校は今月6日からスタートしました。8日が始業式というところもあるので、自治体によってさまざまのようですね。ちなみに給食は来週からです。

 今回は最終学年ということで、本来は「クラス替えなし」「担任持ち上がり」が基本なのですが、うちは昨年度からとっても荒れていて(世間ではこれを学級崩壊と呼ぶが、学校では「ちょっと荒れてます」と言うらしい(笑))、どうなるんかな~と思ったら、しっかり基本に忠実に「担任持ち上がり」になりました(-_-)。

 フツー、プロジェクトに失敗した担当者は外されるよね~。失敗したままこれといった施策も打ち出せずに「善処します」を繰り返しておったら、きっと顧客から「お宅の会社は誠意がない!」と言われて「出入り禁止」になるだろうな~って思うんだけど…。

 しかし学校って勇気あるよね~。今度大問題が発生したら言い訳きかんよ~。

 おまけに最初の日から先生も「みんなもガッカリやと思ってるやろうけど…(-_-;)」と子ども相手に敵意ムキだし(・_・)。オイオイ!

 子ども曰く「フツーはなんぼそう思っていても「新年度も始まったことだし、心機一転でがんばろうね~ヽ(^。^)ノ」って言うもんちゃうか~?」やって(笑)。
 子どものほうがずっと冷静に見ているのかもしれない…。

穏便派(4月2日)

 桜の花も満開ですね。桜前線がなかなか来ないな~って思っていたら、あっという間にパパ~っと咲き出してしまいました。今年も花見するヒマもなく、毎日子どもに仕事に追われる日々です。

 この前BBSで「PTAを改革したいけれど、周囲の人間がみんな穏便派だったら改革できるの?」というお話があったので、今日はその続きを…。

 つきぐまの結論としては「時間はかかるけど変えれるだろう」とかなり楽天的に思ってます。ただし「何も言われたくない」「みんな一緒」は捨てる覚悟も必要かもしれない。

 これまでのシステムを「変える」ってすごくエネルギーがいると思うんです。エネルギーがいるってことは、つまり痛みもあるし傷つくこともあるってことです。
 大半の人は今の自分や自分の生活を守ろうとしますから、と~ぜん「ややこしいことをするなっ!」と軋轢が生まれます。「改革しよう!」ということで、穏便派から袋
叩きにあう覚悟も必要かもしれません。

 でも「穏便派」の中には、本当は「変えたいんだけど…」と思ってる「かくれ改革派」もいるんじゃないかな~。今のPTAって相当に不満をもってる人が多そうです。だから今がチャンスかも。仲間を見つけやすいかもしれません。

 「「言った」からといって変わるとは限らないけど、「言わなかった」ら何も変わらないよ」がつきぐまのモットーです。伝えるって大事です。

 最初は袋叩きかもしれません。でも伝えていると「私もそう思ってたのよ」という人と出会えるかもしれない。そのうちに「へぇ~、そういう考えもあるんだ。」と言ってくれる人と出会えるかもしれない。そこから具体的に「どうしようか」という話が生まれてくるのかもしれません。

 そうしたら一気に変えていけるんじゃないかな~。

 私もこのサイト、1人で始めました。最初は見に来てくれるの友だちだけです。「あの子は変わってると思ってたけど、やっぱり変わってた」って思われてたかもしれません。うちの親なんて「また変わったことをやらかして…」と嘆いてましたから(笑)。

 でも今ではこんなに仲間が集まってくれて、つきぐまはとってもうれしいし心強いです。

 「なんかおかしくない?」って言うの、勇気がいるのはきっと最初だけです。意外と「私もそう思ってたのよ」って仲間が隣にいるのかもしれませんよ。
 『半日村』って絵本をご存知ですか?高い山に阻まれた日照時間の少ない村のお話です。あの本を読めば勇気がでてくるかもしれないですよ。

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