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「Wordの友」 インストールの手順と方法
 この案内は,次期バージョンの「Wordの友12」をご利用いただく方のための案内です。
 ソフトのダウンロードから自分パソコンへのセット,活用までの道のり(手順)を,迷わずに進めるように一本道で示したものです。
Wordの友
(クリックすると,画像が拡大されます。)
(1) Wordの友の内容については,次のページをご参照ください。
  法律実務家のための文書作成ツール(Word機能拡張ソフト)の活用
(2) Wordの友をインストールする予備知識については,次のページをご覧ください。
  Wordマクロ(VBA)使用の前提条件


第1 Wordの友のダウンロード
 Vectorのソフトライブラリから「Wordの友」ソフトをダウンロードします。

1 Vector>トップ>ダウンロード>Windows>ビジネス>法律関係のページから,
「Wordの友12」を選択(クリック)し,詳細説明を読んだ上で,[ダウンロードへ]をクリックします。
Vector

2 次のダウンロードページで,[このソフトを今すぐダウンロード]をクリックします。
 すると,「開く/保存/名前を付けて保存」の選択画面が表示されるので,
[名前を付けて保存]をクリックします。

3 「名前を付けて保存」のダイアログが開いたら,ファイルの保存先を指定(確認)し,ファイル名は表示の「JCWord12_.zip」のまま,[保存]をクリックします。

4 保存先にファイルがダウンロードされているのを確認します。

 

第2 解凍手続
 ダウンロードしたファイルは,圧縮されたzipファイルですので,これを解凍(展開)します。

1 ダウンロードした「JCWord12_.zip」にマウス・ポインタを置き(反転表示),右クリック・メニューから[すべて展開]をクリックします。
Vector

2 現れた画面で,展開先を表示欄のまま(通常同一フォルダ内)とし,[展開]ボタンをクリックします。

3 「JCWord12_」のフォルダが作成され,その中に,
    「JCData」
    「JCWordAddSetUp」
    「参考」
     JCWord12_.docm
     ReadMe_JC.html
 と,3つのフォルダと2つのファイルが展開(解凍)されたことを確認します。

4 まずは,「ReadMe_JC.html」ファイルをダブルクリックして,内容をお読みください。

5 この「JCWord12_」のフォルダを,そのまま別のドライブにコピーして利用することもできます。
  フォルダ名やファイル名を変更すると,利用できなくなる場合がありますので,ご注意ください。

 

第3 セキュリティレベルの設定
 使用するWordのセキュリティ設定で,「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」に設定します。
 設定後は,一旦Wordを終了させます。

 既に設定済みの場合は,改めて行う必要はありません。

(1) Word2007の場合
  [Microsoft Office]ボタンをクリックし,[Word のオプション]→[セキュリティセンター]→[セキュリティセンターの設定]をクリック。[マクロの設定]で[警告を表示してすべてのマクロを無効にする]を選択し,[OK]ボタンをクリックします。

(2) Word2010の場合
  [ファイル]タブから[オプション]をクリック,[セキュリティ センター]→[セキュリティセンターの設定]をクリック。[マクロの設定]で,[警告を表示してすべてのマクロを無効にする(D)]を選択し,[OK]ボタンをクリックします。

 

第4 Wordの動作確認
 「Wordの友」を起動して,動作,機能を確認します。

1 「JCWord12_」のフォルダ内の「JCWord12_.docm」をダブルクリックして,起動します。

2 Wordの画面が開きます。
  最初はマクロ無効の「セキュリティ警告」の表示が出て,このままでは「Wordの友」のマクロ/VBAが機能しませんので,「コンテンツ有効化」の措置を執ります。
  次回からは,同一状況で起動する場合,この警告は表示されません。

(1) Word2007の場合
  メッセージバーに表示された[セキュリティの警告・オプション]をクリックし,次に現れる画面で[コンテンツを有効にする]を選択し,[OK]ボタンをクリックします。

(2) Word2010の場合
  メッセージバーに表示された[セキュリティの警告・コンテンツの有効化]のボタンをクリックします。

3 Word画面の右側に「Wordの友」操作パネルが表示されます。
  操作パネルが表示されない場合は,リボンの「アドイン」タブをクリックし,左端に表示されたアイコン「緑の手帳」をクリックしてください。

4 Word画面には,いろいろな文例が示してありますので,これに対し,ファイルタブから書式設定を選択実行したり,編集タブからスペース処理をしたり,均等割り付け,インデント等の操作をしたり,変換タブから数字変換,仮名変換等をしたり,パネル下部の文例庫ボタンをクリックしてデータベースの動作を確認したりするなどして,ボタン操作等をして,自分なりに実務で使えるかどうか,「Wordの友」の機能,能力を確認します。

5 「Wordの友」は,アドイン・テンプレートとして使用することを予定していますが,単体ソフトとしても使用できます。
  ただし,この場合は,「Wordの友」の各種機能は,その文書でしか発揮されません。また,そこで扱うファイルは,ファイルタブのファイルの読込,保存の操作をしなければなりません。この操作をせずに,通常のファイル保存をしますと,ファイルサイズの大きい,マクロまで保存したファイルとなりますので,注意が必要です。

 

第5 アドイン・セットアップ
  「Wordの友」をアドイン・テンプレートとしてセットして使用すると,メリットとして,第1に,マクロ(VBA)は裏方で機能し,どの文書にも機能を発揮させることができます。しかし,作成する文書ファイルにはマクロ等を保存させることがないというのが第2のメリットであり,ファイル保存は通常どおりで,保存サイズは小さくてすみます。

  「Wordの友」(JCWord12_.docm)を,テンプレート用ファイル(JCWord12_.dotm)に変換し,これをアドインとして機能するWordの所定フォルダ(StartUpフォルダ)にセットアップ(組み込み)します。

1 簡単なセットアップの方法は,次のとおりです。

(1) 「JCWord12_」のフォルダ内の「JCWordAddSetUp」フォルダ内から,「AddinSetUp3.docm」をダブルクリックします。
 「アドイン (全文書対象のテンプレート)のセットアップ」のWord画面が開きます。
WTSetup
 最初利用する場合は,「コンテンツ有効化」の措置を執ります。

(2) 「所定フォルダ(StartUp)内の確認,不要ファイルの削除操作」ボタンをクリックすれば,設置対象ファイルの有無等を確認できます。

(3) 「Wordの友」をアドインに設定する場合には,「アドイン自動セット」ボタンをクリックします。

(4) ファイル操作の画面が立ち上がり,セットするファイルとして,「JCWord12_」のフォルダ内の「JCWord12_.docm」(マクロ有効ファイル)を指定し,「開く!」を実行します。
   その結果,「.docm」ファイルは,テンプレートの「.dotm」ファイルに自動変換され,そのファイル形式で所定のフォルダ(StartUp)内にセットアップされます。

(5) このセットアップでは,同梱のデータ・ファイル(JCDataフォルダ内のもの)は,システムドライブ(通常C:\)にフォルダごと自動的にセットされるようになっています。

2 Wordをすべて終了させてから,再度起動します。

 

第6 アドイン「Wordの友」の利用
1 Wordを再起動すると,Word画面が開きます。
  リボンの「アドイン」タブをクリックすると,左端にアイコン「緑の手帳」が表示されていますので,これをクリックすると,右側に操作パネルが現れます。

2 操作パネルの表示を一時消したい場合は,パネル下部の[Cance]ボタンをクリックします。

3 再度操作パネルを起動するには,リボン「アドイン」の「緑の手帳」をクリックします。
  Word画面上でマウス右クリック・メニュー最下部から,天秤マークの「JCWord」をクリックしても,起動できます。
 
4 以後,「Wordの友」は,アドイン・テンプレートとして,Wordの背後から,プラスされた拡張機能を発揮します。

 

第7 アドイン「Wordの友」の終了
1 アドイン・テンプレートとして機能を止めたい(アドイン・ファイルを削除したい)場合は,一旦Wordをすべて終了した上で,「AddinSetUp3.docm」を起動し,「所定フォルダ(StartUp)内の確認,不要ファイルの削除操作」ボタンをクリックし,対象ファイルを指定し,マウス右クリックで「ファイル削除」をします。

2 この場合には,文例データの入った[JCData」フォルダも,手操作で削除します。
  アドインとして使用し,データファイルに蓄積したものがある場合には,他にコピーなどしてから,削除してください。

2014.01
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