★ドーム越しの天の川
天の川は美しい星空のバロメーター。あなたの町から見えていますか? 星空を見るだけでなく、過剰な光り(光害)についても考えてみてください。
空の歩き方INDEX
天体写真との違い
☆  天文台の望遠鏡で 
 
 小さな天体(月面の地形・惑星・球状星団・惑星状星雲など)には、どうしても接眼レンズを交換して倍率を変えられる望遠鏡が必要になります。それらをうまく観るには、次のことを憶えておいてください。 月のクレ−タ−や地形は欠け際が圧倒的美しさですから、月が欠けている半月の頃に(満月は眩しいだけでガッカリするかも?)。逆に星を観るなら月のない晩に。新聞の気象欄や旧暦を参考に月齢を確かめてください。惑星は常に見える位置が変わっています。たとえば2006年の土星は春の星空で輝いていて春が観望シーズンです。これらは天文年鑑などで調べることができます。
 望遠鏡の覗き方で見え方も違ってきます。上手に覗いてください。基本は変わりません。頭がぐらつかないスタンスをとりできるだけ楽な姿勢で(鹿角平天文台の場合、見る位置によっては望遠鏡などに軽く触れて保持した方が安定するときも)。また星雲などの光芒は天体写真の様に見は見えません。過度の期待は禁物です。これらのボ−ッとした星雲は視線をずらして(そらし目など)見ると、淡い部分まで見えてきます。メガネの人はかけたままで覗いてください(裸眼でもピントが合いますが、異なった視力の方と覗くので)。ピンボケ(星が点に見えない。ワッカ状に見えるなど。惑星などは像が二重に見えるなど)の場合は解説員に聞いてください(その他質問なども気楽に声をかけてね。わかる範囲で答えたいと思います)。初心者向きではありませんが、片目をつぶって覗くより両目で覗いたほうが疲れません。慣れてきたら両目を開け目の片方は手で覆い、もう片方の目でのぞいて見てください。そうやって何回か望遠鏡をのぞいていると、星を見慣れた目になり以前は見えなかったものまで見えるようになりますよ。
 鹿角平天文台の定員は10名程度です。中は土禁なので寒い季節は厚手の靴下・スリッパを忘れずに! 足元の防寒は忘れがちです(寒いと星を見る気が削がれます)。天文ドーム内の照明は、観望時は星を見やすように暗くします。暗くてもライトなどは点けないでくださいね。それに狭いので、望遠鏡を動かす時は頭上とド−ム(動きます。危ないので壁によりかからない様に)に注意してください。解説員の説明や注意は良く聞いてくださいね。また接眼レンズ(覗くところのレンズ)を指でつつかないでください! なぜか接眼レンズを指でつつきたくなる方がいるようです。レンズに脂がついて見づらくなります。場合によってはレンズに傷がつきます。なお飲酒しての天体観望はどうしても視力が落ち星がよく見えませんので、控えたほうがよいと思われます。また酔い具合によっては観望をお断わりする事もありますのでご了承ください。


 天文台で観る天体は肉眼で確認できるものも少なくありません。野外の星空観望でぜひ捜し出して見てください。肉眼で見つけた時は感動ものですよ! 望遠鏡がたぐりよせた宇宙の姿と自分の目だけで見つめる宇宙に驚かずにはいられないことでしょう。